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ヘッドフォンステレオのイヤフォンと、車のＦＭトランスミッターの配線が長かったので束ねていたのですが、それでも服やシフトレバーに引っ掛かったりして邪魔でした。

当初コード長が短いものを探したのですが、この手の商品は大は小を兼ねるという考えからか、若干コードが長めの物が多く市販されているように思います。


だましだまし使っていましたが、いよいよ邪魔を感じたので重い腰を上げて切って短縮しました。


いずれもコードを細くするため絶縁被膜（エナメル線みたいな感じ）を施した銅線がそのまま裸で１本のコード内に収められていました。＋極と‐極の銅線が同じ空間に詰められているのは違和感がありますが、昔ウォークマンのヘッドホンのコード修理をした時にも同じような構造でしたので、微弱電圧なら何十年も前からある手法なのかもしれません。

また繰り返しの屈曲による断線を防ぐため、細い繊維も織り込まれています。この繊維があると銅線の屈曲が緩和されるのでしょう。

接触不良を防ぐため絶縁被膜部はハンダ付けの前にカッターで擦って削りました。
繊維は取り除くのが困難なので、ハンダ付けの時間を長めにして焼いてしまいました。

こんな時に熱収縮チューブは便利です。



いずれも短くすることが出来ました。テストの結果も良好です（今のところは）。
このＦＭトランスミッターは下流側にスマフォの充電線も付いているのですが、
その線は加工するには複雑すぎるので、加工を断念して束ねました。