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３６５ミッションの続きです。
過去に前オーナーがシフトリンケージをヒットしたことがあるのか、シフトロットからのオイル漏れが止まりませんでした。

ケースのシール部分が変形し、シャフトも曲がっておりました。
オーナーは加工屋さんなのでここはお任せして、ケースの機械加工とオイルレスメタルの製作、シフトロットの製作をやってもらいました。
シール類も規格品では対応できなかったので純正のリップシールと、フェルトシール、ダストブーツを購入しました。

ヨーロッパのＭＴの部品が集まってきたので組み立て開始です。
通常の？デフケースの蓋の部分とリングギヤが一体の構造となっています。
サイドベアリングを交換しますが､片方は規格ですがもう片方は品番的には同じなのですが外径同じで内径が2ｍｍ大きい特殊なベアリングです。
リングギヤ側につくほうは標準の内径35なのですがデフケース側は内径37で特殊です。
圧入される部分が鍛えられた炭素鋼と鋳鉄で必要な肉厚が変わってきてこんな設計になったのでしょうかね。

先週収めたスピードスターがサスペンションのセッティング変更と､何かガソリンくさいので見てくれとのこと。
とりあえずオープンにして試乗するとだんだん臭ってきました。
工場に戻って確認すると､タンク回りがくさい。フェンダーになにかしみがある
タンクキャップフードを開けるとありました原因が！
キャップが斜めに一山しか入ってません､でもキャップロックはされてます。
たのむよスタンドの方！

同僚が見ていた車両ですが、ものすごくガラガラいってる車の点検です。
がなりやばそうな音です。

タイベルのカバーを開けるとアルミ切りこがどっさり出てきました。
タイベルで回すＷ/Ｐがベアリングがいかれて軸がグラングランしながら
ケースを削ってまわってます、いつロック又はもげてもおかしくない状態でもしそうなればバルブがついてエンジン終了です。

タイベルは8万キロで交換現在10万約2万キロ走行ですが、そのときすべての回転部分を交換しておけば2度でまにならなかったんですけどね。
最初にやったお店のことはわかりませんが、8万キロでやるならきっと交換を勧めると思うのですが予算の都合でベルト&テンショナーしかやれなかったんでしょうね

現存していることだけでもびっくりしたのですが、レストアされて一般公開されるようです、ぜひ関東にも遠征してきてほしいです。