オーディオ載せ替え その①
快調に動いていた純正120Wスカイサウンドコンポがいきなり壊れたのは先月の話。
ラジオを聞いていたら、いきなりカセットを強制排出する動きを見せて。
テープ(厳密にはカセットテープ型外部信号入力ユニット)が排出されず、エラー。
でもまたテープを排出しようとして、エラー。
ずーっとこのループで、電源オンオフの操作すら受け付けません。
そのままにしていたらピッピピッピエラー音が五月蠅いんで。
オーディオ用のヒューズを抜いてみたところ。
シガーソケットまで通電しなくなってしまい、スマホの充電が出来なくなったんで、それは不便と。
壊れてしまった純正スカイサウンドコンポを修理するか、今時のカーステに載せ替えるか。
若干迷って、修理代よりも今時のカーステの方が安いってのと。
今更、カセットラジオ機能しかない純正を修理するってのもアレだし。
載せ替えてみることにしました。
純正の車体との無駄な一体感、好きだったんですけどねぇ。
道具だから時代に合わせて便利な物に進化させるのは仕方がないって事で。
当初は、ラジオとアンプ、それにUSBなりAUXなどの外部入力端子があればいいや、と。
それで検索してみたら、パイオニアの一番安いモデルで4000円ほど(実売価格)。
安っ!。
で、調べていくと、そのシリーズの上位機種が7000円ほど。
どうせ、1度交換したら暫くは使い続けるもんですから。
数千円の違いなら、上位機種が欲しくなるってのが人情ってもんで。
更に調べていたら、USB入力に加えてブルートゥース(以下BT)接続対応なワンランク上のシリーズのお値段が9000円ほど。
で、そのBT対応シリーズの最上位機種が11000円。
ほら、型番が300/500/700とあったらば。
700が欲しくなっちゃうのが正しい日本人ですから(そうか?)。
そんな訳で、4000円なら絶対に修理代より安いはずだった新カーステ。
なんでか11000円のMVH-790ってな中途半端なグレード機種に決定。
どうせなら、CD内蔵型の物にしても良かったんですが。
そんなこと言ってたらCD&USBのみ→CD&USB&BTと、キリが無くなって。
どえりゃぁ高い買い物になってしまうし。
CDとかの物理ドライブは、車の振動で簡単に壊れちゃいそうですしね。
ここいら辺が落としどころかと。
あ、あと、7インチ液晶&DVDユニットが2万円チョロリってな中華製も気になったんですが。
人柱になるにはリスクが高すぎるってか。
爆発したらアレなんで、素直にパイオニア製品にとどめておきました。
そんな感じで、製品を決めたら即購入。
ネットでMVH-790と、ホンダ車接続用オーディオハーネスをポチってみました。
数日後届いた商品は。
オーディオハーネスが、自分の車の物とは違うと一目で判る別形状(20ピン規格)でした。
うん。
ホンダ車用のハーネスは数種類あって、ちゃんと調べて注文するべきなのに。
適当に注文してみたら、見事に間違ってました、と。
ごふん。
店頭販売価格より2~300円安い通販で購入しようとしたため。
400円の返品送料自腹負担になってしまい、ナッカリンコ。
まぁ、どっからどう見ても自業自得状態なんで仕方がないんですが。
その後、みん友仲間の羅漢さんにお知恵を借りて。
16ピン規格で間違いないと判ったんで。
も1度ネット通販を利用しても良かったんですが、イマイチハーネス規格に自信がなかったのと。
お盆休みの関係で配送が遅れそうだったんで。
近場のカー用品店で現物確認して購入しときました。
部品が揃ったんで、即取り付け。
まずは、コンソールの加工。
金ノコで現物合せ的にゴリゴリ不要部位を切断して。
お次は、オーディオフレームをリューターで切断。
ボディー強度に影響がないと判っていても。
フレーム、と名付く物を切断するのはなんだかアレな感じです。
あ、ここの切断も、適当な現物合せで行った為。
切断部位が足りず、2度手間でもう一回切断しないといけなくなったのはここだけの秘密です。
で、切断に夢中になってて作業写メを撮り忘れてるのも秘密です。
その後、汎用ステーで適当にネジ止め。
ハーネスを繋いで、一丁上がり!。
思ってたより簡単でした。
コンソールの加工とか、とりあえず取り付けただけ状態なんで、今から仕上げていかないといけないんですけどねー。
で、さっそく音を出してみたら。
にょ。
これは。
音が軽いっすよ。
オープンカーだし、スピーカーは純正だし。
カーステなんでそこまで音に拘ってるつもりはないんですが。
でも、音が軽すぎ。
まぁ、これはラウドネス機能だったりイコライザ機能で調整できるでしょう。
と、思ってたんですが。
低音を強調すると、低音が強調されすぎて。
別付けの体感型ウーファー、ビートソニックとの相性もアレで、音割れしちゃうわけですよ。
よよよ。
まだいろいろな調整を試してる段階なんで、上手いセッテイングが見つかると良いなぁ(希望的願望)。
で、お次の不満点は。
ラジオの感度が微妙。
純正と同じくらいですかね。
性能より見た目重視で、S2000アンテナ(S2000はアンテナブースター回路が組み込まれてるけど、そんな物付いてないんで受信感度が微妙なアンテナ)に換装していることもあり、純正カーステの時からラジオ受信度はアレだったんですが。
今時の高性能ラジオなら、そんな環境でもしっかり受信してくれるんジャマイカ、と思ってたんですけど。
そんなことありまへんでした。
雨が降ってたら、広島FMの受信も怪しくノイズが混ざっちゃうわけで。
なんだかなぁ。
で、まだまだ不満点は続きます。
液晶やボタンの照明が明るすぎ。
これも、明るさ調整機能があるんですが。
車側のライトスイッチ(ACC)に連動していないんで。
明るくすると夜間に明るすぎて、暗くすると昼間に暗すぎる、と。
そんな使い勝手が悪い液晶でした。
ハーネスの問題かな、とも思ったんですが。
カーステの説明書に、一切ACCとの連動が記載されていないんで、たぶんカーステの仕様かと。
んで、更に。
純正オーディオで便利だった「AVC」ことオートボリュームコントロール機能がないのが、無くなって初めて判るAVC機能のありがたさってか。
かっ飛ばしてる時の車内騒音に合わせてボリュームを上げてると、止まったときに五月蠅すぎ。
止まってるときに音量を合わせていたら、かっ飛ばしたときに物足りず。
車内が賑やかなMRオープンカーゆえ、結構不便だったりします。
更に、この機種一番の売りであるBT接続。
さっそくスマホを登録してみたんですが。
ポン付けした状態では、1曲で2回ほど音飛びが発生しました。
装着前にネットでの評価を見て判っていたことなんですが。
実経験として体感してみたら、なんだかなーって感じです。
ネット評価のとおり、内部ソフトをアップデートしたら音飛びの発生はなくなった(微妙な音詰まりはあるような?)んですけど。
売ってる状態では使い物にならない状態で、不具合を客に直させる家電製品てなんなんでしょう?。
ってか、僕はたまたまアップデートに必要なUSBメモリを持ってて、アップデートファイルをDLする環境がありましたけど。
それらを持ってない人は、不具合を抱えたまま製品を使い続けろと?。
欠陥品を販売しておいて、直すのはお客様任せ。
なかなか酷い姿勢だと思います。
そりゃ、オーディオ事業から撤退する羽目にもなりますよね。
はへ。
あ、このカーステで一番理解出来ないものが。
液晶部分(ヘッドユニット?)が簡単に着脱できる「デタッチ機能」です。
ボタンプッシュで簡単に取り外せることが、どう盗難抑制に繋がるか判りません。
普通の車だと、駐めとくときに取り外してグローブボックスの中にでも保管しとけって事なんですかね?。
それ、凄く面倒くさそうですし。
グローブボックスにキーロックが付いていないビートでは(ってか、ビートのグローブボックスには入らないサイズです(苦笑))。
取り外したヘッドユニットをわざわざリアトランクにでも入れとくか、持ち歩かないと意味がないわけで。
そりゃかなりマンドクセーって感じでしょう。
そんな機能いりませんよ。
オープンカーでは、意味ナシオってか、盗難抑制ではなく盗難推進機能にしかなってないような。
そんな簡単に盗まれるヘッドユニットを付けたまま、オープンでは気軽に駐めとけませんからね。
実際、カー用品店の店頭デモ機でも。
デタッチ機能を利用してのヘッドユニット盗難を恐れているのか、分離できないようにワイヤーロックがかけられてます。
店頭でも盗難に遭うのを恐れるような機能をなんの為に付けているのか、理解に苦しみますです。
はひ。
その2に続きます(予定)。