バカじゃないの (-。-;)
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あ、最初に書いておきますが、私は天邪鬼な人間で、人が「良い」と言ったことは基本的に反対する人なので、そういうのに嫌悪感を持つ方は、このブログは読まないでください。ご気分に関する苦情は受け付けません。
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今日の地元新聞を読んで知ったのですが、松山市は、『いい、加減。まつやま』というキャッチフレーズを作っていて、それにふさわしいロゴマークを3種類の中から投票(主にインターネット投票)で選んでもらおうとしているそうです。
松山市がキャッチフレーズを作ろうとしていた・作っていたなんて、初耳でした。もちろん、私が知らないだけなのかもしれませんが、新聞やニュースはこまめに見ていたつもりなんですけれどね。まあ、キョーミが無いので、見落としていたのかもしれません(笑) こんな事を書くと、「ホームページで募集していました。」とか、ドヤ顔で言ってくるんでしょうけれどね… それか、“ワークショップ”とかいう、胡散臭い集まりで作ったのでしょうかね。どちらでもいいですけれど…
『いい、加減』って、なんやねん。
「いい加減」とは、“仕事を最後までやり遂げずに途中で投げ出すさま。投げやり。おざなり。無責任。(大辞泉)”という意味。
そりゃ、私はいい加減な人間なんで、そう呼ばれてもしかたが無いですけれど、『いい、加減。まつやま』と言われると、「松山市民はいい加減なヤツばかり」と言われているみたいで、正直、いい気分ではありません。
もちろん、松山市もバカじゃありませんから、「のんびり豊かな生活を楽しめるという意味を込めて」と注釈を付けてきています(新聞より)。(※『いい加減』には、“程よい程度。手ごろ。適当。(同上)”という意味もあります。)
だから、“バカ”だって言うんですよ 凸(-。-メ)
なにかい?おまえさんはたちは、キャッチフレーズを言った後に「のんびり豊かな生活を楽しめるという意味を込めているんですよ。」と毎回言い足すのかい?キャッチフレーズを書いた物の片隅に虫眼鏡でしか見えないような大きさで、そう書くのかい?そんな“注釈”を付けないといけないようなキャッチフレーズが良いと思ったのかい?
まだ、書いてある分には救われます。良くない意味の「いい加減」は「いい」と「加減」が繋がりますが、キャッチフレーズのは、「いい」と「加減」の間に句読点(、)を入れているので、まだ、良い意味の「いい、加減」と理解できなくもない。
でも、これを言葉にすると、余程はっきりと「いい」と「加減」の間に間(ま)をとらないと、悪い意味の「いい加減」に聞こえてしまう。んなことぁ、これを作った関係者にしかできない芸当。その他大勢は、『「いいかげん、まつやま」なんだって~』『へ~そうなんだ~。いいかげんなんだ~。おっけー』てな感じになる事は、ローラに会わなくてもわかる。
このニュースを聞いて真っ先に思い出したのが、『試される大地。北海道。』
1998年に、北海道庁が、北海道のイメージアップ・キャンペーンのフレーズとして公募して選んだもの。
このキャッチフレーズを聞いた時、「北海道って、冬は大変だし、炭鉱も衰退して、大きな産業も無いし。『今、我々(北海道民)は試されている。ここで踏ん張り、頑張ろう』なんてキャンペーンをするなんて、余程切羽詰っているんだなぁ。」と心配したものでした。その後、このキャッチフレーズに賛否があるとのニュースの中で、初めて、そうじゃなくて、前向きなフレーズだったんだと知りました。(北海道民さん、ごめんなさい。)
今回の、この松山市のキャッチフレーズも、そのうち、賛否論が巻き起こってくるような気がしますし、もしかしたら、今流行の『炎上マーケティング』を狙っているのか?とさえも思える程、私には理解できないフレーズです (^_^;
あ、それと、候補Cのマーク。どう見ても「スマイリーフェイス」なんですけれど… あれ、著作物なんですけれど、もちろんそんヘンはクリアされているのでしょうね…
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Posted at
2013/02/15 22:53:29