先日のバトルカップ。フリー走行の1本目を良い感じで走って、自己ベストの48秒6から吸排気系を交換してきて手応えがあったので、「48秒フラットくらい出たかなぁ。48秒切っちゃうと上のクラス(T2)に昇格しちゃうから不味いなぁ。」などと少し天狗になりながら、タイム表示のモニターを見ると…49秒6!ベストから1秒も落ちています。朝の1本目でタイヤの空気も膨張しやすく、2キロで走り始めたのが2.5キロくらいにまで上がっていたので、「それでグリップが落ちていたのかな」と思い直し、空気を2キロに落として2本目のフリー走行に臨みましたが、タイムアップならず… 「なんで?ねぇ、なんで?」と頭の中が「?????」となり、タイムアタックでは、更に50秒フラットまで落ちて、窓も落ちました(笑)
ブーストもしっかり掛かっていたし、加速力もノーマルの時と比べたら各段に良くなっていたし、ブレーキングからターンインまでも特にアンダーが出る感じは無く違和感無く走っていました。
なのに、タイムが出ていない…タイムが出ない理由がわからない…
失意の中、ショップに寄り、社長にしこたま文句を言い(迷惑)、帰り際に社長が「車載映像を撮っているんだったら、区間タイムを測ってみたら?」と言われたので、落ち込んだままストップウォッチ片手に何度か撮影した(された)車載映像を繰り返し見ていると、ある事に気が付きました。
最終コーナーのクリップを過ぎてアクセルを入れるとこら辺から1コーナーのブレーキからターンインを始めるまでの区間のタイムは同じなのですが、M字コーナの3個目左コーナーのクリップを過ぎてアクセルを入れるとこら辺からコークスクリューのブレーキからターンインを始めるまでの区間のタイムは0.5秒遅いんです。
この事に気が付いて、走っている時の事を思い起こすと、確かに、2速でブレーキして、ターンインして、アクセル入れても、加速しないなぁとは感じていました。(本人は「丁寧なアクセルワーク」をしていると思っていましたけれど・爆)
上の画像は、過去映像の最終コーナーの立ち上がりです。ちょうどクリップからアクセルを入れると、(イメージ的には)このゼブラゾーンの切れ目辺りでブーストがマックスになり、テールスライドしながら立ち上がっていたのですが、今回は、画像の車の位置辺りからパワーが掛かるような感じでした。
私の場合、最終コーナーを2速40km/hくらいで回っていますが、この時のエンジン回転数は2,500回転くらいです。(計算値) 以前(前置きインタークーラーのみ)の時は、3,000回転くらいからブーストが掛かり始めていましたが、今(パワーフロー+フロントパイプ+フジツボマフラー)は3,500回転くらいから掛かり始めます。計算値ですが、2速3,000回転で50km/h、3,500回転では60km/hになります。
結局、ブーストが掛かり始める回転数が500回転高くなった為に、高回転まで回り切らないM字からコークスクリューまで(もっと言うと、2コーナーから最終コーナーまで)のタイムが落ちて、メインストレートは、ブーストが掛かるまではタイムが落ちているけれど高回転の時間が長いので、低回転で落ちたタイムが高回転の伸びで帳消しされている…という事なのかなと思います。
吸排気系の交換なので、低速でもたつくかなぁと覚悟はしていました。街乗りでは気になりませんでしたが、こうもハッキリ結果が出ると、「なんだかなぁ」という感じです (-。-;
テールスライドもちーっともしないので、走っていても全然面白くないッス (ぉぃ
Posted at 2013/06/14 23:04:52 | |
トラックバック(0) |
サーキット・クルマ | クルマ