最近、バイクやクルマでよく“散歩”をするようになったのですが、やっぱり“山派”なものでどうしても適度なワインディングが続く山道を走ってしまうんですよね。でも、いくら田舎な愛媛とはいえ狭い土地ですから走れる道は限られています。愛媛の山道は、基本、1車線ですからねー
そこで、今日は趣向を変えて、愛媛県が日本に誇る「日本一長くて細い佐田岬半島」へ行ってみる事にしました。
佐田岬半島へは、日本で一番海に近“かった”駅で映画やポスターにも多数撮られているJR下灘駅のすぐ下を走る海岸線の国道378号の通称「夕やけ小やけライン」を走り、八幡浜市保内町から国道197号に入ります。
今日も、いつものように国道378号に入り、海岸線に出る前の小さい峠道を駆け上がっていると、この道を走るたびに気になっていた脇道を探索したくなり、急遽左折。交差点の左側は集落が見えたことと、交差点に「三秋の大池」の看板が出ていたこともあり、二車線に舗装された右側へ突入。すぐのJRの高架下(今地図で確認)を抜けると集落でした(笑)
とりあえず道なりに走ってみると、
行き止まりだったり、
行き止まりになりそうだったりで、数回Uターンを繰り返した後に、「三秋の大池」に到着。
記念碑からは眺望は全くありません(苦笑)でしたが、遊歩道らしき道を少し歩いていくとビックリ。
想像を超える大きな池がありました。30年近くこのすぐ横の国道378号を走っていましたが、全く知りませんでした。という事で、『1日1観』(散歩1日につき1か所は観光する)も達成できたので、あとはひたすら佐田岬を目指して走ります。が、国道378号に戻るときに大型トレーラーの後ろについてしまいました。
まあ、お仕事なんですからしかたがありません。しばらくついて走っていましたが、まあまあペースが遅かった(苦笑)ので「退屈だなぁ」と思っていると、ふと旧道に入ってみたくなりました。今でこそ国道378号は快適な2車線道路ですが、ほんの30年前までは1車線の離合もままならない“酷道”だったんですよね。子供の頃に親戚宅へ行くのに通っていましたが、“離合渋滞”があちらこちらであった記憶があります。今でも画像のように生活道路として使われている個所もありますが、廃道寸前のところもあったりと、記憶を呼び起こしながら通ってみました。
佐田岬へ行くのに、実は乗り気ではない(苦笑)理由に、「ルートが、海岸線の国道378号と佐田岬頂上線の国道197号で行って、その道で帰ってくるしかない」というのがあります。まあ、昼から出掛けるからであって、もっと早くに家を出れば良いだけの話しなんですけれど…で、長浜町に着いたときに、「同じ道を帰るのはつまらないよなぁ…そういえば、
先週通り損ねた“出石寺”への道を通ってみよう」と思い、急遽、国道378号に平行する(と言っていいのか?)県道28号に入りました。二桁県道ですが、まあ、四国の県道ですからねぇ…と思っていたのですが、意外や意外、快適な二車線のワインディングでした(^-^)v ブラインドコーナーを抜けると農作業の軽トラが止まっている…だろう運転しながら走りましたけれどね(笑)
て、だろう運転をしながら走っていると、アメリカ国旗が目に留まりました。なんかの慰霊碑なんだおうなぁとは思いましたが、とてもきれいに手入れをされていて、大切に供養されていることがわかります。(朝鮮戦争時に米軍機が墜落したとのこと。在日米海軍司令官や、
最近遺族が訪れたようです。)
快適な県道28号でしたが、さすがに頂上付近の数キロは“離合不可”でしたけれど。出石寺って、お遍路さんが来るお寺ですよね。“遍路バス”来たらどうするんだろ。と、車で来なかった事に安堵しつつ、せっかくなので出石寺に上がってみました。
この先にある、
この階段を上るのかと思うと、帰ろうかと思いましたが、
上ってみると、疲れもすっ飛ぶ絶景でした。
出石寺から保内町に抜ける側は、おそらくこちら側の道路が先に整備されたんだろうなぁて感じの、道幅が狭めの少し荒れた感じの道でした。
そして、保内町に抜けたのが16時半。もう帰るしかありません(爆) いつもの国道378号を淡々と帰ってきました。
保内町のいつものコンビニで休憩中。
結局、やっぱり、佐田岬までは行けませんでしたが、観光や探索ができたので良しとしましょう (^-^)
Posted at 2016/05/17 00:26:44 | |
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