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イイね!
2006年04月10日

やっと乗れた三菱「i」!

やっとこさ三菱「i」に試乗する事が出来、気が向いたので久々に感想を書いてみる事にしよう。

僕は元々試乗車に乗せて貰うのが大好物な人間で、学生時代~独身の間はよくディーラー巡りをしたものだったが、結婚して子供が産まれると車を購入する時以外はめっきり試乗車に触れることが少なくなって最新の車事情には疎い人間になってしまってた。

ところが、そんな中でも最近の車の中では珍しくとっても気になる車が何かと話題になるメーカーの三菱から最新軽自動車「i」と言う車が発表されて「どうしても乗りたい!」と思っていた。
それは軽のミッドシップで目新しさがあると言う事もさる事ながら、全くの新規開発で、しかも相当なコストを要したであろうプロダクツをよく世に送り出したという興味が大きかったから。
比較的最近ではホンダのZという車がミッドシップレイアウトを採用して話題を集めたかと思うが、あれは商業的には大失敗と言え、車そのものの出来も今ひとつだったような記憶がある。(ユーザーの方には申し訳ありません。)
同じ括りでミッドシップとは言えど、今回の三菱「i」のそれはホンダのZとは全く異なるエンジニアリングで、出てきた車を見て「これは真剣勝負で世に出た車だ!」という思いがした。

前置きが長くなったが、そろそろ触れた感想を書きましょうか(笑)
今回、三菱のディーラーには家族みんなで訪れた訳だが、普段はディーラーに車を見に行くなんて退屈がる嫁子をたまたま新聞広告で「大感謝際!もれなくプレゼントがもらえる!!」という見出しをハケーン!して「物を貰いに行ってみよう!」と言う言葉で騙して行ったのだった(笑)
まあ僕にはプレゼントなんてどうでもよく到着してすぐお目当ての「i」へ。

まずスタイリングは「いいんじゃなぁ~い!」。個性感ある近未来的で、しかし同じ未来チックなデザインのS社のRナントカと言う車よりは外して無い感じ。(またまたユーザーの方、スミマセン!)
ハナにエンジンという塊が無いおかげで短いハナからワンモーションフォルムが描かれ「ちょっと他に無い軽自動車」を上手く演出してると思う。
サイドから見るデザインはとにかくホイールベースが長い!そして弧を描いてルーフが後ろへ落ちてる感じに一見感じるが、それはリアドアのオープニングラインが下がってきている為で、ルーフ自体は結構頑張って後ろまで引いてる絶妙なデザインだと思う。そのおかげで後席は十分とは言えないまでも乗れなくは無いスペースを確保出来たんだろう。
フロントカウルをめくってみると、当然のようにそこにはエンジンは見つけられないのだが、それ故骨格を拝見出来ました。
軽自動車の骨格としては随分と太く立派な縦貫材が見え、衝突安全対策もさる事ながら「しっかり奢ったシャシーでいい感じだな!」と生意気にもディーラーマンに言ってしまったのだが、その一言はとっても喜んでいたようだった(笑)
リッターカークラスにでも新型車を出すんでしょうかね?
次にリアハッチを開けエンジンカバーをめくってもらうとしっかりエンジンが存在していた。リアにエンジンを持ってきたおかげで当然、荷室の床は高くスペース的にも犠牲になってしまってる訳だが「それにしてもよくこのスペースにエンジンと足回りを詰め込んだものだな。」と関心してしまった。

で、中に乗り込んでみると大きなフロントウィンドウがあり、前方視界は良い。かなりラウンドしてフロントウィンドウ~ルーフへとつながってきてるので、座高の高い僕には額周りの開放感はもう一つだったが、従来までの三菱車よりは随分マトモ。僕のドライビングポジションの好みからすればもう少し膝を折って踵を下ろして座りたいのだけど、このデザインではこんなもんかなぁ。
インパネ周りは今ひとつ類型的で外観のインパクトから期待するものでは無かったのが惜しい。ATのセレクターレバーも「少々長さが足りないかな?」という印象を受けた。
あと残念なのがシート。これは全くダメ。悪い空間では無いので、シートさえマトモであれば良かったなぁ、と。
背中から腰、腿周りまでサポートが全く良くない。
後席の居住性はこの車では第一には考えてないんでしょう?シートバックが寝過ぎ。これではアゴが上がってしまう。もう少し起こした状態が望ましい。でもそうすると僕の座高ではせっかくギリギリまで後ろまで伸ばしたルーフでもかなりキツイ(笑)
それとお尻から下の収まりがイマイチ。腰の落ち着きが無く、足を置く角度も馴染めず残念!やはり後席は乗れなくは無いというレベルに感じたな。

さて、そろそろ用意して貰った試乗車にジュニアシートを着けて走ってみよう!

まずは当然、ごくゆっくりと走り出す。試乗車とは言えそれほど暖機状態では無かったのと、ドライバーの僕自身がこの車には慣れて無い為、当然の儀式(笑)
そこでまずピンと来たのが「エンジンいいじゃん!」
過度なピックアップなど皆無で、しかもしっかりスターティングからトルク感がある。決して軽くは無い車体(乗車人数も含め)をサラっと引っ張る。
暫く流れに乗って慣れて来たので少々踏み込みつつチェックモードへ。
先ほどより踏み込むとスターティングからついて来たトルクがターボによってより一層厚みを増してくる。しかしそれ以上踏み込んでも過剰な程のブーストは無い(少なくともうちのムーヴとは全くキャラの異なるセットだね)。それと相まって軽自動車では類を見ないと感じるタイトなAT。結構右足を駆動がリニアな感じでドライブしやすい。3気筒特有のビートはあるがトルクの出方は及第点。軽のターボエンジンでは他に右に出るエンジンは思い当たらない。いやむしろ日本のターボエンジンの中でも相当良い感じじゃないですか?
これが以前、友人に乗せてもらったランエボを作った三菱のエンジンですよ!いつの代のエボかはここでは割愛させて頂きますが(ユーザーもいらっしゃる事と思うのでスミマセン)、あの時のエボの印象と言ったら思わず閉口してしまったんですよ。
あの三菱がねー…。良い意味で裏切られました。
可変バルタイにも助けられて久々に本当に関心した1機でしたね。

エンジンの好印象はこの辺にして、他の感想も。
まずしっかりとしたボディがあってナンボですね。本当にしっかりとしてます。この程度の車重ではビクともしない感じ。
足関係の乗り味は、長いホイールベースからか落ち着いた印象でいわゆる軽自動車っぽくない。(うちのムーヴっぽくない。)
ハナの軽さから来る妙なピッチングも感じられなくてイイ。(同上。笑)
フロントの蛇に頼って曲がるのとはちょっと感覚が違いヨーの出方が慣れない気がしますが、全体的に落ち着きはらっていて誰が乗ってもクレームは出ないと思われます。
逆にミッドシップレイアウトと聞くと一般的には「シャープなハンドリング!鋭い回頭性!!」などと言う固定概念とは無縁の性格。
さすがにフロントに重量物が無い軽さはしっかり感じ取れるのだが、そもそもこれだけリアに重心が偏った車で蛇に対してスパスパ向きを変えられると言うのはおかしいと思うんです。
この車のディメンションからくるハンドリング特性とキャラクターに対して要求されるハンドリングは一致していると思います。
この車はスポーツカーとして出されたミッドシップでは無い。
あくまで日常の足プラスα的な要素を提案したちょっとだけ優雅さを演出した軽自動車とでも言うんでしょうか?(文章表現力が無いのって辛いですねぇ…)。
そういう点からして当然、老若男女、ドライビングスキルの高くない層もターゲットな訳でその為、良く言えば落ち着いた、悪く言えば緩慢な動きで大正解だと思います。
こう書いてしまうと全く面白味の無い車と思われそうですが、決してそうは思いません。グリップ限界より2歩程度手前でエンジンのトルクを乗せながら走り抜けるのはこの車の醍醐味じゃないでしょうか?軽いフロントにしっかりリアが追従して駆け抜けるなんて面白いはず。
スポーツカーと呼ばれる様な車にランデブー状態で食いついて行く「i」!
これが面白く無いはずが無い!(笑)
でも、そんな状況下でも絶対リアから破状してはいけない。
その為のセッティングであり、タイヤサイズでしょう。
個人的には前後で異なるサイズのタイヤをライフサイクルコストを抑えたい軽自動車に採用するのは本来は反対です。この車にしか採用されないようなサイズであったとして(そうかどうかは僕の知識ではわかりませんが)、しかも前後でサイズが異なっていてはアフターマーケットでも割高に売られるはず。まして僕の住む雪国においてはスタッドレスタイヤも用意しなければならず、軽視し難い項目ではあります。
しかし、この車においては絶対フロントからグリップ限界を迎えるように躾けなければならないので、これで正解でしょう。
これだけのサイズ差を持ってしても雪国のミラーバーン下ではリアが出ないとは言えない。
そこで話は少し逸れるけどリアの破状した動きを収束させる意味でもこの車は4WDをお勧めしたい。(現に試乗させて頂いた車は4WDだったのだが、残念ながら北海道とは言えど低μ路では無い時期になってまして…。)
このスタビリティの高さに4WDが加われば抜群のオールラウンダービークル(何か表現が変な気もするけど…)じゃないでしょうか?


しかし、唯一残念なのはパワステ!
この車も最近の流行の例に漏れず電動、いわゆるEPSを採用してるんだけど、とにかく違和感がある。
これもまあ我がムーヴと比べると雲泥の差がある程マシなのだが、センターからの切り始めの所に妙な壁があって蛇が引っかかった感じがある。
その上路面とタイヤからくるのとは異なる人工的な反力のような制御が入ってるのではないか?
これらがとっても違和感として伝わって来てしまう。
せっかくハナが軽くて蛇が軽いはずなのにこれでは余計に目立って感じてしまうのが残念でならない。
燃費を改善すべく各社採用してるEPSだが、それなら電動油圧のパワステを採用してしっかりとチューニングして欲しいものです。
それにちょっと拡幅してトレッドを広げたボディに200~300cc程度大きなNAエンジンで出来れば4気筒がイイ(エンジンルームに収められるかどうかは僕の知識では分かりませんが。)
660ccのままNAではいくら低速に振ったとしてもこの車重では少々カッタルイでしょうからね…などと欲と期待も込められる関心した稀にみるプロダクツでした。
その上、試乗こそしなかったがアウトランダーにも座る事が出来、その空間の出来の良さにも関心しました。ただ内装色が暗すぎるのがいただけないが…(映りこみの問題はあるでしょうが「是非とも明るい内装色を選びたい!」と日本のメーカーには強く言いたいですね。)

とまあ最近の三菱車はやっと良い物が出てきましたね。
嬉しいかぎりです。
とっても眠くなったので、この辺で勘弁しときましょうか(爆)
ブログ一覧 | クルマ
Posted at 2006/04/11 03:34:54

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この記事へのコメント

2006/04/11 20:06:34
このクルマにはブッタマゲだったね。
そうか、外乱にちょっと弱いか?と感じたのはEPSの影響もありみたいですな。
個人的に・・・わざわざ軽枠にしなくても1~1,3L位のエンジンで普通車クラスとした方が良かったんじゃないか?と思ったりもするんだけどどうだろう?

あまりターゲット年齢層が広いとは思わないけど、いいクルマだと思いますね。
コメントへの返答
2006/04/12 09:23:40
毎度どーも。久々に長々と書き綴ったがやっぱり付き合ってくれましたねぇ(笑)

わざわざ軽枠にしなくても…という意見、全くもってそう思うよ。
ただ、これを立ち上げた時はまだダイクラと提携状態にあっただろうから、その辺のやりとりがどうだったかは俺にはわからんねぇ。
でもあの骨格なら軽の枠を超えた次なる一手、二手があるんじゃないかな?
これだけで終わらせたらもったいないし、コスト的にも回収は難しいのでは?
久々に唸らせられた関心したプロダクツでした(嬉)
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