TVの国からキラキラ
といえばgaspard0125が中1のときの松本伊代の名曲ですが、これを作詞した糸井重里氏がその後、さつきとメイのお父さんの声を演じ、更に上場企業の社長になるとは。。
最近はジャカルタに月1ペース。コーポレートレートで割引されるのでそれなりに良いホテルに泊まり、
ルーフトップには夜景の綺麗なバーなんかもあるので夜風が気持ち良くて良い。夜景がキラキラ綺麗、という話ではなく、インドネシアで仕事をしていると現地の人たちが連発する言葉が、
「キラキラ」
=だいたい
=大雑把に言うと
=アバウトに言うと
=たぶんこれくらい
という意味。
言葉通り、タクシー頼んでも時間通りに来るとは限らないし、会議やミーティングなんかも普通に遅れて始まることが多い。けど、皆さん気にしない。「気にしても仕方のないことは気にしないようにしている」とはアインシュタインは言っていないと思うけど。
日本人が日本人の常識で考えると「時は金なり」だからイライラするけど、どだい日本ではない。従ってイライラしても仕方ないと。
今やそのインドネシアの現地工場で超精密高性能マシンであるCBR250RRもYZF-R25も作れるのだからそれでも全く問題ないのかも。というか日本のバイクメーカーがひたすら凄い気が。
バンコクも月1ペースでだけど、こちらで常に耳にする言葉はみなさまお馴染みの
「マイペンライ」
=ノープロブレム (大したことないよ)
=ドンマイ(きにすんなよ)
=ケ・セラ・セラ(なるようになるさ)
を合わせような魔法の言葉。
コーポレートレートで格安で予約しているとはいえ、一応、名の通った老舗ホテルのそれなりの部屋。平米数もウチのマンションとあまり変わらないwくらい。
ウェルカムフルーツはリンゴとオレンジかブドウ、それにキウイとかバナナ、と決まっているのに、バナナ2本だけ置いてある。。。
俺はサルか。
合宿所みたいな、使いようのない横長の洗面台。風呂とトイレは遥か彼方。これが豪華ということなのだろう。別にいいや。
と仕事に仕事メシに疲れているのでベッドに倒れこむようにウトウトしていたらやたら寒い。二台のエアコンの温度見たらどちらも22度!に設定されてるので、28度に直す。もとい、と寝直したらやはり激寒。もう一度、エアコン温度見たらまた両方とも22度になっている。何度28度にしても10秒経つと22度になる「仕様」になっている。しかも22度と表示してあるだけで、体感的には17度くらいだぞコレ。
なんじゃこりゃあああ!
夜中に松田優作でも叫ぶであろうハプニング。
切ると南国ゆえに暑い。入れると22度。究極の選択。レセプションに電話して係に来てもらう。
「エアコン効かないのですか?」
「違う、効きすぎるから直して」
「ていうか、よく効いてますよ」
「だから22度は効き過ぎだから28度にしてよ」
係も何度も目の前で28度に設定するが、22度に戻ることを再現。
「他の部屋にかえますか?」
「そうしてよ」
荷造りして、同じフロアの別の空室に移動。
全く同じ仕様の部屋。係がそのまま帰ろうとするので引き留めるgaspard0125。
待て、いまやってみるから、とエアコンチェック。やはり。。。
「この部屋も同じでダメだ。他にかえてくれ」
係はレセプションに電話して相談。
「いま確認したらこのフロアは最近全部同じリノベーション工事してるから、全部同じだと思うので他のフロアにご案内します」
それ最初に聞くやつや。。。
南国は暑いので、オフィスでもレストランでもほてるでも、クルマでも、
「キンキンに冷えていることがおもてなし」
なので、キンキンに冷えていれば、
「マイペンライ」
文化の違い。
トゥインゴその他の新型車の意欲的な投入、そして大サービスの戦略的な価格設定、キャンペーンにより、国産車からルノーに乗り換える、あるいはドイツ車からルノーに乗り換える人が足元で明らかに増えている。それゆえの30うん年振りのプジョー抜きも。
そんな、最近初めてフランス車、というかルノーオーナーになられた方にこの言葉を送りたい。
「TGVの国からキラキラ」
いまでこそフランス旅行は全部クルマだけど、最初の頃はTGV、乗りました。初めて乗ったのはパリからリヨンだったかな?
日本の新幹線と同じようなものと思っていたら全然違う。日本だと、この列車はあと5分ほどで京都に到着します、ときて、京都です、京都です、ときて、京都に到着しましたお忘れ物なきよう、ととにかく乗り過ごさないように連呼してくれる。これは地下鉄でも山手線でも同じ。
日本のおもてなし。
TGVでは?
アナウンス、あったかも。そういうレベル。駅間は新幹線同様ウン百キロある。乗り過ごしたら大変だから目を皿のようにしてホームの駅名確認してた記憶が。
最近はメトロも全自動ドアらしいけど、ついこの間まではレバー倒さないとドアさえ開かなかった。何でも人任せにはせず、自分で自分のしたいようにやりたい国民性。それゆえルノーやプジョーはもちろん、メルセデスもBMWも街ゆくクルマはだいたいMT。
そんな国で作られたクルマ。
メガーヌ2RSのエアコンパネル。
適温が26度だとして、26度に設定しておいたらどんな真夏日でも急速冷房して26度になったら自動的に快適温度を維持、、、出来ると???
出来るワケがない。
乗り込む時は設定20度以下にして、内気循環にして、ガンガン冷やし、冷えたら自分で目盛りコントロールしていくのが吉。自分が快適な温度は自分が一番知っているのだから、一度単位で好きに調整すれば?ちなみに表示温度はあくまで目安ね。
そういう機械だと思って操作すると、
不思議と何の不満も感じない。表示温度はアテにならないけど、上押せばあったかくなるし、下押せば冷える。好みで割と細かく調整可能。
ちなみにトゥイン号もベースの機械の仕組みは同じw
だから最初は最低温度でガンガン冷やして、あとは細かく調整すればいい。
安心して下さい。
冷えてます。
しかし、一度単位のボタン操作ではなく、ダイヤル操作になり、かつ、無段階ではなくノッチがついてて、そのノッチの目盛りが細かくない、かなり大雑把=かなりキラキラのため、細かい「ステアリング修正」が要ります。さらに、
アイドリングストップ
という確変要素付き。
南国で、
エアコンはキンキンに冷えてればいい、
のと同じように
フランスでは、
冷えればよい
のでしょうがw
Posted at 2017/10/08 21:08:40 | |
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Twingo | 日記