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イイね!
2014年08月03日

岡山国際サーキット

暑い、暑い、暑い~~!!
にもかかわらず、朝起きたら空調機が不調です。
数年前から不調なのですが、ごまかしながら使っています。

今日はしばらくガマンしていましたが、暑さでどうにもならなくなってきたので、昨年発見した”エアコン洗浄スプレーをセンサに吹き付けると復活する”という技で今回もごまかしました。

さて、今日のお題ですが、岡山国際サーキットです。
mistbahnさんが岡山国際サーキットを走行されたというブログがあっていたので、以前の日光サーキットのシミュレーション条件を用いてシミュレーションしてみました。

まずは、岡山国際サーキットのコーナ名をおぼえなければなりません。
コース図はこちらから入手してください。

次は僕の手持ちのデータで走行ラインの作成と合わせ込みを行います。
クルマはスリックタイヤのFD2シビックです。

合わせ込みの結果
赤がシミュレーションで青が実測です。


岡山国際は高低差影響が大きいので、今回はグラフにロガーのhight(標高)を緑の線で表示しています。(岡山国際のコース図に記載してあるものと比較してもそこそこ合ってます)

アトウッド~ヘアピンの直線部に差がある原因は、コースが上りになっていることだということがわかります。

コーナの最小半径は、実測ではなく推奨値を使いました。


推奨値の計算表の中にS字係数という意味深な言葉がでてくるのですが、このS字係数は、文字通りS字状のコーナでの半径減少量計算で使います。
過去の実測データから、S字の場合は半径減少をしない場合が多いので、入り口だけなら半径減少を半分にして、入り口と出口の両方の場合は半径減少量を0にします。

しかしながら、S字の事例が少ないのでいまいちまだよくわかっておらず、今回はヘアピン~リバルバのリボルバだけに適用しました。

そこそこ実測とシミュレーションが合ったので、ビートでシミュレーションしました。
ラップタイムは2分11秒14です。
赤がシミュレーションで青がmistbahnさんの実測です。


岡山は全体的にコーナにバンク角がついているので横Gは前回の1.0Gから1.1Gにしています。
また、前回と同じ条件では直線加速部がいまいち合わないので、出力補正係数を0.75から0.7に変更しています。

しかし、アトウッド~ヘアピンの直線加速がまるっきり合いません。
そこで、コースの勾配を考慮した計算に修正しました。

修正方法は、重力加速度×勾配をエンジン出力による加速度から引くだけです。

たとえば、5m進んで0.1m上るような勾配の場合は
9.806×0.1/(5^2+0.1^2)^0.5=0.196(m/sec2)を引きます。

この修正を行った計算でシミュレーションした結果がこちらです。
ラップタイムは2分12秒43です。


アトウッド~ヘアピンの上り区間はおおよそ合いました。
その代わり、ウィリアムズ~アトウッドの下り区間が合わなくなりました。
しかし、ウィリアムズコーナの速度を見ると、ここの差が直線に影響しているだけなので、シミュレーション結果としては問題なさそうです。

同様にFD2シビックでも勾配を考慮してシミュレーションしました。


全体的に合うようになりました。
ホブス~マイクナイトがいまいち合わないのですが、原因不明です。


シミュレーションもそこそこうまくできていると思うので、mistbahnさんの走行データとの比較をしてみましょう。

まずはコーナ中の最低速度を比較します。

ファースト、ウィリアムズ、リボルバの3つの差が大きいのでここの原因を確認しましょう。
ちなみにマイクナイトも差が大きいのですが、マイクナイトはビートの場合、タイヤの限界で決まるコーナリング速度よりも実際に到達できる速度の方が低いので、その分だけ横Gが低くなっています。

コーナ中の最低速度は、最小旋回半径と最大横Gの2つのみで決まるのでこの2つを確認します。

最小旋回半径


ファーストはややシミュレーションより旋回半径が小さくなっています。
ウィリアムズはほぼ同じ。
リボルバはシミュレーションより少し大きいです。

最大横G
参考にFD2の実測も載せました。


ファーストはやや最大横Gが小さいです。
ウィリアムズは最大横Gが0.85Gしかでておらず、シミュレーションの1.1Gと比較すると大幅に低いです。
リボルバは0.75Gしか出ていません。
ついでにその次のパイパも0.85Gです。

路面的横Gが出にくいのかと言うと、FD2の実測結果を見てわかるように、ウィリアムズもリボルバもパイパも他のコーナと同等の横Gが出ているので路面の問題は考えにくいです。

横Gの低い3つのコーナの共通点を考えます。
1、直角コーナ
2、手前の減速区間が短い

特にウィリアムズとリボルバは、シミュレーション見るとわかるように、強い減速が不要です。
アクセルをパーシャルか、ややアクセルオフにして、とりゃあ~ってハンドル切れば曲がれるはずです。
しかし、減速をしてから曲がっているためにその分だけ横Gが減少していると考えられます。

減速しないと荷重移動がないので、その分曲がりずらいとは思うのですが、ビートの場合は僕の推奨値は無視して、コーナで取れる最大の先回半径で曲がった方が、最大Gも高くなって速く走れると思われます。


その他のコーナではアトウッドが気になります。
FD2のシミュレーションと実測の比較を見ると、実測の方が10km/h程度最低速度が高くなっています。
この原因は、アトウッドのバンク角が大きいためだと考えられ、横Gは1.4Gも出ています。
他のコーナは1.25G前後ですから、12%も高い横Gが発生しています。

しかし、mistbahnさんの実測を見ると、アトウッドの横Gが1.05Gと他と比べて高くありません。
恐らく1.15~1.2Gは出るはずです。

ヘアピンも同様なのですが、恐らく自分の中で横Gの最大を決めてしまい、それ以上の横Gが発生するような速度で走っていないだけだと思うので、もっと速度を上げる必要があると思います。

それと、前回の日光でも書いたのですが、減速Gが低すぎるのが気になります。
今回のシミュレーションも0.63Gを最大減速Gとしていますが、明らかに低いです。

走行データを見ると、減速開始からほぼ最大減速Gが発生できていて運転に問題は見られないのですが、0.63Gではどうにもならないので、まずは減速Gが低い問題について対策が必要と思われます。

ということで、岡山国際のシミュレーションでした。
残る国内の大きいサーキットはSUGOとオートポリスだけになりました。
そのうち取り組みたいと思います。


追記
S耐のAMG SLS GT3もシミュレーションしてみました。
条件は富士、もてぎと同じです。


シミュレーションのラップタイム:1分32秒70
2013年のS耐予選タイム   :1分31秒087

ということで、そこそこ合ってることが確認できました。
ブログ一覧 | サーキットシミュレーション | 日記
Posted at 2014/08/03 19:07:20

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この記事へのコメント

2014年8月4日 2:13
岡国分析にコメント頂けないなあ・・・と思ってたら、コメントよりずっと手間のかかることをして頂いてたんですね。

すごく勉強になります。ありがとうございます。

そして、タツゥさんの分析結果が、講師の方のコメントや、ブログのコメント欄でのみん友さんのアドバイスをきちんと裏付ける形になっていることがスゴいなあ・・・と。


1コーナー:
おそらく、ステアリングの切り始めが遅いのがマズいんだろうなあ、と思います。(事前の脳内シミュレーションでは早く切るつもりで居たのですが・・・)
毎回、ストレートエンドの直線区間でのヒール・アンド・トゥに集中している間に切り遅れが生じ、結果として、舵角を大きくする必要があのでボトムスピードは下げないといけないし・・・だと思います。

2コーナー:
講師の方が「軽自動車のレースならアクセル全開では?」と言われていたことがモロに・・・ですね。
アクセル全開にするにはかなりラインを工夫する必要がありますが、それでも2枠目の30分間でもコツはつかめてきたので、次回走行する機会があれば、全開は無理だとしてもアクセルオフの時間は短縮できると思います!

アトウッド:
これも進入の減速と切り遅れは1コーナーと同じで、分析ブログに書いたとおりです。
ギア比的にも少し難しいです(4速だと坂を登れないので3速に落としてますが、3速だと進入時に減速し過ぎます)。
登坂がかなりキツいので、特に真夏ということもあり、本当に遅かったです。

リボルバー:
自分ではかなり「イケてる」と思ってただけに残念ですが、コメント欄でひろあき!さんに「アクセルオフだけでイケるのでは?」とコメント頂いてたのが、シミュレーションでも裏付けされた印象です。
リボルバーや、パイパーでは、進入前にクルマの向きを作って、比較的直線的に攻略しているつもりですが、横Gに関しては、それが横G低下の原因になっている・・・という考え方はできますか?

ダブルヘアピン(レッドマン、ホッブス):
ここに対してはあまり言及がナイようですが、個人的に走ってた所感とデータログを見た所感では、この区間がサイテーだったので、もし何かアドバイスがあればお願い致します。

マイクナイト:
ここは「これ以上どうしようもナイ」と思えるぐらい全開で駆け抜けていたんですが、それでもシミュレーションよりボトムスピード低いですね。
ダブルヘアピンからの脱出速度が速くなれば、自ずと底上げされるんでしょうね。
私のブログでも書いてますが、ダブルヘアピン出口からマイクナイト入口までの間の、3→4速のシフトアップのポイントが、春の午前と較べて、あからさまに後(=加速しない)状況でしたので。

==

今回も、素晴らしい分析、誠にありがとうございました!
コメントへの返答
2014年8月4日 23:44
1コーナ
旋回半径が少し小さいだけなので、走行ラインの見直しで改善すると思います。

2コーナ
ここの問題は、横Gが低いことにあります。
そして、最大の問題は、ドライバーが横Gが低いという認識をあまり持っていないことです。

横Gを高くするための方法は二つ
1、速度はそのままで旋回半径を小さくする
2、旋回半径はそのままで速度を上げる

普通は、このどちらかを行って横Gが高くなるようにするのですが、それが行われていないことが問題だと思います。
この問題については後述します。

リボルバー
”進入前にクルマの向きを作って”
具体的になにをしたのかが大事です。
ドライバーにできることは、減速することと、ハンドルを切ることだけなので、リボルバでは減速しすぎたことが横Gが低くなった原因です。

ダブルヘアピンはロガーデータとシミュレーションとの比較のどちらの観点からもそんなに問題は見られません。

もし、ダブルヘアピンがイケていないとすると、その他のコーナは全くイケてません。
なので、その他のコーナの改善が先です。

マイクナイトは全く問題なしです。
シミュレーションでも路面の勾配を考慮しているものの、ハンドルを切ったときの走行抵抗なども正しくシミュレーションできているわけではないので、問題なしです。
2014年8月4日 2:25
ところで、シミュレーションにおける最大横Gは、一律値となっているようですが、タイヤで決まってくる数値でしょうか?

上のコメントのリボルバーとご質問とカブるんですが、コーナーの進入角によって異なるものではなく、結局、タイヤの摩擦円の最大からすると、ボトムスピードで一律の最大横Gを引き出している=タイヤの性能を使いきれている・・・・という考え方でしょうか?
コメントへの返答
2014年8月5日 0:20
最大横Gは以下の要素で大体決まります。
1、路面(の凹凸)
2、路面のバンク角
3、タイヤ
4、空力

コーナの進入角の影響はほとんど受けないと考えていいと思います。

>ボトムスピードで一律の最大横Gを引き出している=タイヤの性能を使いきれている・・・・という考え方でしょうか

その通りです。
ただし、コーナにバンクがついているとその影響を受けるので、必ずしも一律なわけではありません。

ところで、
車載映像を見る限り、ほとんどのコーナでスキール音が聞こえてきません。
ハンドル操作を見ても修正舵があてられることもありません。

それと、1G出るタイヤで0.8Gしか出ていないと、運転していてわかるものです。

次回からはタイヤが滑るまで(スキール音が鳴るまで)速度を上げるように走ると一律で高い横Gが出せるようになると思います。

それと、減速Gが低い=フロントタイヤのグリップが低いと考えられるのですが、フロントタイヤのグリップが低いと、ハンドルを切っただけではクルマが曲がりません。
荷重移動をする=減速をするなので、ハンドルを切っただけで曲がらないクルマは速く走れません。

フロントタイヤのグリップ向上策が必要と思います。
2014年8月5日 8:02
詳細なご回答、誠にありがとうございます。

> そして、最大の問題は、ドライバーが横Gが低いという認識をあまり持っていないことです。

前回の日光でタツゥさんに解析頂くまで、GPSログを分析していても、加減速Gには着目しても、横Gに関しては全く見ていなかったんですよね。
今回の岡山からは、自分の分析にも横Gが前回よりイケてるか、1Gを超えているか?など着目するようになりましたが、それでもご指摘頂き、まだその捉え方としては不十分だったと感じています。


> ”進入前にクルマの向きを作って”
> 具体的になにをしたのかが大事です。

より手前で短いブレーキングを行い、ステアリングの切り遅れを無くして、リボルバー~パイパーをひとつの複合コーナーとして捉え、リボルバーのクリップ部分でのステアリング舵角を減らした・・・という感じでしょうか。

http://minkara.carview.co.jp/userid/242406/blog/33684196/

↑緑=今回、桃=昨年の違い。

ボトムスピードとしては飛躍的に上がっているのですが、確かに横Gは低いですよね。
ここは、すり鉢状の下り坂なので、実際に走ると結構怖いポイントなんですが、フロントの軽いビートでは、フロントのグリップを得やすいポイントとも考えられるので、次回走る機会があれば、ノンブレーキにチャレンジしてみたいです。


スキール音に関しては確かに出ていませんね。

ハンドル操作でフロントタイヤをもっと積極的に酷使・・・・は日光でも頂いたアドバイスで、今回の岡山では昨春と違ってアンダーステアもオーバーステアも多少出した(ダブルヘアピンの2つ目の立ち上がりではかなりの頻度で。あとタイヤがタレると1コーナー)んですが、ベストラップの動画ではタイヤ結構キテるのに、それがありません。
スキール音という点では皆無なので、まだまだタイヤは使いきれてないんですね。


> 減速Gが低い=フロントタイヤのグリップが低い

> フロントタイヤのグリップ向上策が必要と思います。

ビートはフロントが軽いため、ブレーキングでフロントが簡単にロックするので、今まで苦労してきました。

リアを軽量化(カーボントランク、リチウムイオンバッテリー、コンプレッサー撤去)、減衰調整・・・など。フェンダー内補強でかなりブレーキング時にフロント荷重を稼げるようになり安心感が増したので、今回はこれでも、今までよりも、まだシッカリとブレーキ踏んでる方なんですが、それでも、元々のトラウマもあり、まだまだセーブしてます。
(澤圭太選手が踏力40kgの体重計での確かめ方をブログアップされてましたが、たぶん私は20kgも使えてません)

自分のビビリミッター解除と、フロントの更なるグリップ向上は今後の継続テーマですね。
コメントへの返答
2014年8月6日 9:21
ロガーデータでもっても大事な確認項目は速度ですが、コーナ中の最低速度は横Gと旋回半径で決まるので、速度だけに注目するだけでなく、横Gと旋回半径の確認が大事です。

横Gの見方を次回のブログに書くことにしたので見てみてください。

>リボルバーのクリップ部分でのステアリング舵角を減らした

これもあとでブログに書きたいのですが、ステアリング舵角は気にしないほうがいいと思います。

気にすべきは、車体滑り角(≒後輪スリップアングル)です。
車体滑り角が大きい=テールスライド状態なのですが、この状態は横Gが大きいです。

今回の場合、ステアリング舵角は小さいけど横Gも小さいということは、車体滑り角が小さいということなので、これを改善しなくてはなりません。

スキール音は溝ありタイヤで爆音マフラーでなければ、聞こえてくるのが普通です。

スキール音がしない=タイヤが滑っていない=後輪スリップアングル小さい=横G小さい

>ビートはフロントが軽いため、ブレーキングでフロントが簡単にロックする

これ、おかしいと思いませんか?
NSXもMR-2もポルシェ911も後ろにエンジンを積んでいるクルマは全部フロント軽いです。

でも後ろが重いクルマの方がブレーキはよく効くとされています。

だからビートだって普通のFR車よりも減速Gが高くなくてはおかしいのです。
高くなくても同等でなければ、何かがおかしいです。

こういうのは、きちんと減速Gが高く出ている他のビートの仕様をパクるのがもっとも確実なので、とにかくパクりましょう!
2014年8月6日 10:19
連コメすみません。

ビートのフロントが軽くてロックするのは、ビート乗りの共通の悩みですよ。
MR2で走ってる方に訊いても同じこと言われます。
911 GT3の方もなんか言われてましたね。。

ビートに乗り始めた頃、ストリートではブレーキング時にリアタイヤがシッカリ仕事していることにスゴく感動してましたが、サーキットでは逆にフロントロックに悩まされることになりました。

フロントにバラスト積んでる方も結構いらっしゃいます(MR2もそう聞いてます)が、私はできればそれは避けたいので、リアの軽量化を一生懸命しておりましたが、

「フェンダー内補強とサイドバーで、ピッチング方向の剛性UPすると、ブレーキング時のフロントのグリップが確保できる」

とアドバイス頂いて、試してみたところ効果てきめんでした。
フェンダー内補強は1万円台のポン付けパーツなので、コスパ最高でした。

後はブレーキパッドの前後バランスと適正温度ですね。

ここまでのアップデートで、タイヤやブレーキが冷えてなければ、フロントのロックからは縁遠くなった(実際、岡国では一度もロックしなかった)ので、私自身のビビリミッターが支配的ですね。。。
コメントへの返答
2014年8月6日 22:43
僕もビートをサーキットで走らせたことあって、あまりにもすぐロックしたのでびっくりしました。

ただ、ロックした原因は横Gから推測される減速Gよりも遥かに低い減速Gでロックしてしまったからなので、問題は発生可能な最大減速Gが低すぎることだと思いました。

僕の知る範囲では、みん友のGrageK氏のMR-Sがミッドシップですが、横G:減速G比率は、1.05G:0.9Gです。

さらに、みん友のkazu XX氏のエリーゼは1.1G:1.1Gでむしろ減速G比率が高いです。

どちらも前後重量配分は40:60程度でビートよりもフロントの重量配分が低いにも関わらず、減速G比率は一般的な値以上になっています。

なので、”フロントが軽いから”という理由は他車を見る限り当てはまりません。

正しくは、軽いフロント軸f重に対し、適切な設定がなされていないことが原因と考えるべきだと思います。

今の仕様を見ると、バネレートは前4kgf/mm、後6kgf/mmで重量配分から考えると問題なさそうです。

あとはフロントのサスストロークが足りてるかどうかが気になります。

それと、ビートのブレーキ前後バランスは前寄りのようなので、後ろが先にロックするくらいの仕様に一度してから、少し前寄りにするのが良いと思います。

プロフィール

サーキットで車を速く走らせるために必要なこととはなにか?を研究するのが趣味です。 日光、TC1000、茂原、を毎年走行してます。 2010年まではもてぎで開...
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