レパチャレのブログ一覧

最終日は、午後から名古屋で用事があったので、朝ご飯食べたら出発しなければなりません。

結局何のために熊野に来たのか、当初の目的はほとんど達成されませんでしたが、代わりに大きなものを得た気がします。

最後に川の露天風呂である、「仙人風呂」に入ろうとしたら、熱くて入れません！
川から湧き出ている温泉が、夜のうちに煮立っていたようです。(^^;
川から水を引いて温泉を薄めるパイプがあるのですが、水が入る勢いが弱いのか、重機が出動し、川に入って水を引き込む堤防を作っています。

朝ご飯を食べてから再度向かうも、それでもまだ湯が冷めずに時間切れ。
残念ながら最後に露天風呂は入れませんでした。。。

仕方がないので、旅館の内風呂で外で待ってて冷えた体を温め、旅館の女将さんが作ってくれた弁当をいただいて、いざ名古屋へ出発！

高速までは順調でしたが、東名阪で事故が頻発。
東名阪だけで３カ所で事故ってて渋滞。特に鈴鹿と四日市の間がひどく渋滞していたので、「よりによって・・・」と少し焦りながら、鈴鹿で降り、四日市まで下道を通り、また高速に乗って、なんとか約束の時間ぎりぎりで名古屋までたどり着きました。

熊野をでて、名古屋駅前までばっちり４時間かかりました。(^^;

名古屋で用事を済ませ、名古屋高速代をケチったらひどい大渋滞。
おかげで桶狭間の古戦場近くを国道１号で通り、また感慨にふけりながら、近くの出光でガソリンを満タンにし、いざ家路へ！

近くのインターから高速に乗り、浜松のSAでウナギを食べて、深夜割引で家に着いたのは夜１１時半でした。。。

総走行距離１，４００km！
トリップメーターは一周してました。（爆）

でも、たまには長距離ドライブもいいもんですね。
仕事はあまりできませんでしたが、かなり心のリフレッシュはできました。

宗教とかにはあまり興味がなかったのですが、日本書紀からつづく古代からの日本の歴史に思いを巡らせながら、実際に現場に行って体験してみると、いろいろと得るものはあります。

遠かったし、行くのは大変でしたが、世界遺産に登録されているだけあり、未だに昔の面影が残っていて、時空がつながっているかのような錯覚に陥る熊野には行く価値ありです！

結局、着いた当日の夜に少しミーティングをしただけで、当初の目的を変更して金曜日はガッツリ熊野古道を歩くことに。

朝９時前に出発し、湯の峰温泉の駐車場に車をおき、湯の峰温泉からの赤木越えルートをたどり、中辺路から熊野大社に至り、大日越えで湯の峰温泉に至る一周ルートをあることにしました。
写真にある地図の真ん中あたりの大きく点線で示された円状のルートです。

熊野古道を結構甘く見てました。。。
赤木越えは、中辺路から湯の峰温泉に至る枝道みたいなもので、細く高低差の険しい道です。当然古代から残る道なので、舗装なんかされていません。
なんだかんだで約２０kmは歩いたでしょうか。昼食はとりましたが、歩き始めて湯の峰に帰ってくるまでに７時間かかりました。。。

最後、大日越えをしているときに、あとから来たおじさんにさくっと抜かれました。
聞くと、高野山から2日かけて古道を歩いてきたとか。
四国から来た人で、お遍路制覇して、熊野参りをしているとのこと。
あっという間に見えなくなったので、ビビリました。(^^;

疲れて足がパンパンに張っていたので、湯の峰温泉につかり、疲れた体をほぐして宿のある川湯温泉に戻りました。

川湯温泉は、その名の通り、川からお湯が湧き出ています。
河原には無料の露天風呂があり、混浴で入れます。
外は寒いのですが、湯冷めしない温泉としても有名らしく、確かに風呂までは寒いのですが、帰りはポカポカでそうでもないです。

夕食前にひと風呂浴びて、夕食後にも星空を見ながらゆっくりと浸かる。
最高のひとときでした。

結局この日も疲れて、ほとんどミーティングできずに酒飲んで寝てしまいました。。。

伊勢からは下道でナビの示すまま、気ままにドライブです。

途中、海沿いを走り、とってもきれいな景色を見ながら気持ちよくドライブ。
ただ、国道なのに、「すれちがえねぇよ！」という細い道も通り、ドキドキしながら進みました。

結局、熊野本宮大社の駐車場についたのは午後２時過ぎ。

ちょうど友人が熊野古道を歩いてきて、熊野大社の鳥居の前に来た所にばったり出くわし、あまりのタイミングの良さにお互い驚きながら、熊野本宮大社ではなく、大斎原（おおゆのはら）と言う所を目指しました。

実は明治時代に熊野本宮大社は大洪水で流され、今の高台に移築されています。
大斎原は元々本宮があった旧大社跡なんですね。
地元の人は、大斎原のほうがオーラがあると言っていました。

大斎原には裏門に大鳥居があります。かなり巨大。（写真）
これが視界に入って見上げたとき、体中がシビレました。
昔の人は、ここに何かが見えたのでしょうか。
感受性の高い子供であれば、２度や３度は天空に龍を見るのだそうです。
やっぱり来てよかったと思った瞬間でした。

大斎原でお参りをし、今の本宮大社でもお参りをし、翌日は熊野古道を友人が案内してくれることになったので、その日は近くの日本最古の温泉とも言われる「湯の峰温泉」に行きました。
熊野御幸でも、必ず天皇家はこの湯に立ち寄ったのだそうです。

ちなみに、熊野一帯は世界遺産に登録されており、この湯の峰温泉は世界遺産で唯一登録されている温泉だそうです。

日本最古の温泉は最高でした。(^^;

その後、宿泊地である川湯温泉に向かいます。

もう１週間も前のことですが、記録のためにアップします。

先週の木／金と有休を取って、和歌山県の熊野に行ってきました。
友人が「２週間、熊野の山こもって、いろいろとビジネスのネタを練るので、どこかのタイミングで来てくれ」と言うので、「ま、こんなことでもないと行かないか」と軽い気持ちで誘いを受け行ってきました。

本人の泊まっている旅館の場所だけ教えてもらっただけなので、後は全部自己手配。(^^;
ただ、熊野は陸の孤島だけあって、交通の便がめちゃくちゃ悪い。

悩んだあげく、車（タホ）で行くことにしました。
となれば、道中は気楽なもので、水曜の夜に出発し、ETC半額を使って朝伊勢神宮に寄り、その後熊野を目指すことに決定。

夜９時過ぎに五反田で打ち合わせが終わり、ナビに目的地を設定して所要時間を見てメゲる。

７時間半！

ちなみに、全部下道で行ったら、１１時間半と出たので、即却下。
途中のSAで休み休み行きましたが、結局伊勢神宮についたのは朝４時でした。(^^;

伊勢神宮の駐車場で一休みして、朝お参りをし、９時に伊勢を出発！
せっかくなので、ちんたら下道で行くことにしました。
写真は伊勢神宮です。

一度は「お伊勢参り」したいと思っていたので、かなりうれしかったです。
先日、鉄腕DASHで「３０００歩でお伊勢参りにできるか！？」と言うのを思い出し、鳥居を見て感慨にふけっていました。(^^;
調べてみたら、最近だと思っていたら、６月２９日の放送でした。。。
http://www.ntv.co.jp/dash/index_oa.html

行ってみて気づいたのですが、もっと前もっていろいろ調べておけば良かったです。
一人で行ったので、よくわからず。(^^;

近くの観光客にまぎれて、ガイドさんの話に聞き耳たててかなり不審者でした。（笑）

平日にも関わらず、いろいろな県の神社庁の一行がゾロゾロとお参りに来て、混んでいました。
さすが皇室ゆかりの地ですね。
平成２５年には、「式年遷宮」という２０年に一度の社殿の建て替えのためのお引っ越しらしく、いろいろな所が改装中で、ちょっと残念でした。

５年後にまた来てみたいですね。

この後は初日の熊野です。

もう昨日になってしまいますが、昼ご飯を同僚と食べ、店を出たときに、「ドカーン！！」と工事現場で使う大きな鋼鉄の鉄板が落っこちたような音がしました。

トラックが荷崩れでも起こして、落っことしたのかと辺りを見回したのですが、特にそんな様子もなく、そのまま小雨が降ってきたので、会社に向かって歩いていきました。

すると、焦げ臭い匂いがしてきたので、「だれだよ～こんな所でたき火して・・・」なんて思いながら帰り、会社についてしばらくしたら、サイレンがけたたましくなって、会社の周りが大騒ぎ。
空にはヘリコプターがたくさん飛んでいて、サイレンの数が半端ない感じで、鳴り響き、窓から見たら、青山通りを挟んでビルの向こう側から黒い煙がもうもうと上がっています。

まさにご飯食べていた所の真裏のあたりから！！

ネットのニュースを見て、初めてどえらいことが起きているのがわかりました！

僕が聞いたあの音は、まさに爆発音だったようです！
僕があのたき火だと思ったニオイは、まさに火事で焼けこげていたニオイだったようです！！！

しばらくしたら、会社のフロアも、ゴムが焼けたような臭いが充満してきて、一番現場よりの会議室はかなり臭ってました。。。
そういうときに限って、その会議室で打ち合わせ。。。

おかげで喉が痛くなって、少し気持ち悪くなってしまいました。(T_T)

でも、まさに昼ご飯のときはニアミスだった訳で、一歩間違えたら巻き込まれていたかもしれないと思うと、ちょっとゾッとしました。

つくづく、「人生って紙一重だなぁ」なんて思ったりしてました。

今回の火事でお二人の方がなくなられたようです。
心から哀悼の意を表します。