今日は、伊那サーキット最終日ですね。
私は用事があって伊那へいけないので、先日のクラブマンミーティングが走りおさめでした。
親しんだサーキットがなくなるというのは、非常に寂しいです。
今日いける方は、後悔のないように楽しんできてくださいね!!!
私の伊那サーキットでの思い出を書きます。
自己満足ですが、自分への気持ちの整理もかねて。
そして、明日からは気持ちを切り替えて、新しい交流の場を探したいと思います!
---------------キリトリ------------------------
思い返せば、私が伊那サーキットへ初めていったのは、
2006年の10月でした。
2005年の夏に初めてのマイカー(マーチ1号機)を買ったので、運転し始めて1年後ですね。
最初はお山で車を運転して楽しんでいましたが、仲間内で「お山は危ないからサーキットへ行こう」という話になって、探して見つけたのが伊那サーキットだったと思います。
当時は、先生もおらず、サーキットの攻略法も知らず、車も皆ノーマルだったので、手探り状態走っていました。
走行後は「ペリカン」という喫茶店で、「あ~でもない、こ~でもない」と、みんなでご飯食べながら走りについて考えるというのが、いつものパターンで、その走行後の話し合いが最高に楽しかったのを覚えています。
私は貧乏学生でしたので、車は中古のコンフォートタイヤとノーマルサスで、料金の安い平日に学校を
サボって自主休学して、1日券で150周ほど走りこむということを繰り返していました。
当時の私のベストは、ドライで57秒前後。アルトワークスの友達と一緒に走るとタイムはいつも私が最下位でした。仲間内で54秒台がでると「神様」扱いされるという「井の中の蛙」状態でしたが、自分達でコースの攻略を考えるという楽しさがありました。
車も人間もレベルが低かったので、新しい仲間を誘っても参加しやすかったり、実際走るとだいたい私が最下位なので、新しい方もタイム的に寂しい思いをしないで帰れるという良い雰囲気がありました。
今思うとこのころのが一番楽しかったように感じます。よく走り込んでいました。
このころから、みんなでサーキットを走ろうというオフ会を私が主催で年に1度開いていました。合計5回開催しました。
個人的には2008年ごろのヶローさん登場が印象的でした。
「車は高いパーツを付けないとタイムがでないのかなぁ~」と当時思っていた私に、「ノーマルの流用チューンとドライバーの腕があれば、51秒台が出る!」というのは、まさに衝撃で、私にとって希望の星となりました。
(だから、伊那サー最速戦オフ2009のヶローセルボ51秒台突入は私にとって伝説です!)
ヶローさんと会ってから、「車はパーツじゃなくて、腕なんだ」ということを知り、
ヶローさん指導のもと、練習して、1.0Lに車高調・ネオバで54秒9。1.3Lに車高調・ネオバで52秒7が出たときは最高に嬉しかったです。(デフは勿論オープンでサス・タイヤ以外ノーマルでした。)
あとは、リアが流れる雨が大好きで、まさるさんを車を横に向けながら、追いかけたときが大変楽しかったです。たしかあの日に、自己最高周回数199周と、ウエットベスト56秒
8を記録したと思います。
そして、2010年に結婚。2011年に娘が産まれて、私自身サーキットから距離を置くようになりました。かつての仲間も就職や結婚、車の買い替えなどで、サーキット走行が難しくなり、実質、みんなでサーキットからの「卒業」という形になりました。
2006年11月20日 第壱回
伊那サー最速戦オフ2006
優勝 ムサシさん@アルトワークス(4WD) (ウエット)
2007年11月11日 第弐回
伊那サー最速戦オフ2007
優勝 よしきさん@アルトワークス(4WD) (ウエット)
2008年11月21日 第参回
伊那サー最速戦オフ2008
優勝 ムサシさん@アルトワークス(FF) (ドライ)
2009年11月7日 第四回
伊那サー最速戦オフ2009
優勝 rino☆さん@レガシィツーリングワゴン(4WD Sタイヤ) (ドライ)
& ヶローセルボ51秒台突入の伝説の発生日
2010年11月20日 第五回
伊那サー最速戦オフ2010
優勝 rino☆さん@レガシィツーリングワゴン(4WD Rタイヤ) (ドライ)
おまけ:
参加手引き
たかさんと交流するようになったのは、2010年の「エンジョイスクール」からだったと思います。最初はたかさんに、ラジアルのランキング作れだの、レースじゃないイベントをやれだの、生意気なことばかり言ってケンカばかりしていた気がします。
その中で生まれた、2010年の「エンジョイスクール」は私にとって貴重な出会いの場でした。
パスターさんとか、coaraさんとか、ワイルダーさんとか、今まで知り合えなかったランキング上位の方からレベルの高い指導を頂く事ができ、もっと深いスポーツ走行の世界を知ることが出来ました。
私にとってかけがえのない体験でした。モータースポーツってすごく面白い!と改めて感じました。ただ、残念だったのは、このとき既にサーキットへ行きにくい家庭事情になっていてあまり交流がもてなかったことです。出会いがもう3年早ければ!!(涙
この「エンジョイスクール」以降は、私は子育て生活でした。
子育てのため、ボク伊那の管理人として、みんなのブログを見るのが中心となり、代わりにまさるさんが、伊那サーキットを走りこみ!走りこみ!みるみるうちにステップアップしていきました。(まさるさん。あんたはすごいよ!)
だから、伊那サーキットのイベントに、私はあまり参加していません。
たかさん、ごめんちゃいw
ただ、たかさんがイベントを始めてから、伊那サーキット全体がとてもいい雰囲気に変わってきて楽しそうになってきたのは感じていました。
(負けず嫌い号選手権とか最高ですよね!!!)
なので、「私もいつかは子育てをひと段落させてサーキット復帰するぞ!」と、夢見て過ごしていました。
そして、今後の方向性も「皆タイムばかり狙い始めてヒートアップしてきて、初心者の方が入りにくい状況になりつつある気がするから、私はマーチでタイムは狙わずに、なるべくノーマルの車で、リア流しながら楽しく走ってみせて『車ってこんなに楽しんだよ!』って、初めてきたひとにタイム以外の走る楽しみを伝えていくようなユーザーを目指そう」と決めていました。
すると、今回の閉鎖告知。
非常に残念でたまりません。
ただ、幸運だったのは、その前に、ローグリップ+Fドリ仕様で何回か走れたこと。そして、まさきむさん達に会えたこと。これは幸運だったと思い感謝しています。
神様ありがとう!!
「車は馬力があっても速く走れない!全体のバランスが大切だ!そして、運転技術も!」
と、サーキットで学んだことは、気づけば会社での社内設備開発の際の、私の設計思想の基礎になっていたりと、意外と役立っているサーキット体験(笑
これで伊那サーキットは無くなってしまうけど、そこで学んだこと、知り合った人たちは無くならないので、今後にどうやって繋げていこうかと今は考えています。
そして、マーチは激安+激遅+Fドリ仕様のままで、いけるところまで行きたいです。
伊那サーキットよ。今までありがとう!
「ボク達は伊那サーキットを卒業します!!(`・ω・´) 」
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うまく書けないけど、書いたからすこしスッキリした。
さてと、次はどこのサーキットへいこうかね?パスターさん!