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かじはら(父)のブログ一覧

2012年11月13日 イイね!

「熱かった頃」のヘタクソな走り(笑)

「熱かった頃」のヘタクソな走り(笑)自宅で仕事をするようになってかれこれ1年。

独立したのは今から7年近く前になるのですが、5年ほどは事務所を借りて仕事をしてたので通勤という行為がありました。

最後の2年ほどは家の近所の熱帯魚屋さんの2Fに借りていたので自転車で2~3分程度だったのだが、その前は岡山市の中心部の西古松や今の辺りに借りていたので車で30分ほどかけて通勤してました。

なくなってみるといかに通勤という時間を無駄にしていたのかを痛感することがある。

その代わり、用事を作って積極的に外にでないと人に合わないことがあるので、仕事に熱中してたりすると「気がついてみたら夜だった」ってこともパソコン中心の仕事をしてたら結構あります。

僕の仕事は、セールスレターのコピーライティングやブログの作成、主にウェブマーケティング関係の本の著作と販売、メルマガの著作と発行などなのですが、以前は地元の人などのマーケティング(集客)代行みたいなこともしてたが、最近はウェブだけで完結する仕事の方が遥かにラクなので、そちらばかりをしています。


その前は、某大手電器産業で主にビデオなどの電子基板の製造ラインのマシンオペレーターとメンテナンスを担当してたのですが、今回紹介する15年ほど前は、その工場に勤めていた頃のお話ですね。



この当時は、3交替制の仕事をしていたので、よくこの場所には深夜の仕事が終わってから、ひとりでブラリとやってきて、広場で走り込みをして帰っていた最初の頃でした。

この場所自体は、この動画のさらに数年前から遊ばせてもらっていたので、この場所を知る者としてはかなりの古株になってしまいましたね。

この動画はSJ30のハーフメタルドアで前後オープンデフ。

当時からもちろん、ジムニーもLSDやロックライトのようなデフロックが存在していましたが、私の知る限りそれらを使っているのは主流派ではなく、この車のように前後オープンか、リアに効きの弱いLSDなどを入れる程度で遊ぶユーザーが多かった時代でしたね。





今見ても、誰が誰かさっぱり分からないかもしれないので簡単にご説明しますと、まずコレはうちの長男。つまり、今は僕の車であそんでいる かじはらJr.。



手に持っているのは例のムーミンちゃんで、このように山に連れて来ることが多かったのですが、その時必ずこのムーミンを持っていたので、「ムーミン谷」という名前が付くことになりました。

(当時、ムーミン谷の住人というほどそこによく通ってきてた人もいましたね)


V字溝の奥でレスキュー用に待機している車が僕の車で、今は屑鉄と呼ばれている「アレ」です。




こちらは、当時の僕の同僚のY君ですが、彼こそが僕をクロカンに引っ張り込んだ張本人(笑)。

この時はランクル80ではなく、ツギハギした前後オープンのSJ30Vで遊んでいますね。

これに限らず、当時、自分の身の回りにいたSJ30使いの多くは前後オープンで遊んでいましたが、前後オープンだとその人の”腕”が違いとしてすぐわかります。

この斜面はボディ側面が接触し易いので、ついタイヤを斜面に押し付けるように右に切ったり、その反対におおきく左に切って、タイヤの手前側を斜面に当ててボディと斜面を離すようにタイヤをブン回す傾向が強いのですが、

それでは谷側のタイヤの抵抗が大きくなりすぎてしまうので、前進出来ないことの方が多いです。

(本来、ステアリングは中立にさせておく状態が一番トラクションが稼げる)


そこで、転がり抵抗が極力少なく、しかもタイヤを壁に軽くこするような微妙なステアリング操作や、デフの機能を殺すアクセル操作、タイヤの回し始めを「ジワッ」と回しグリップをかせぐアクセル操作、タイヤの回転数をわざと落としてトラクションをギリギリ稼ぐようなアクセル操作などが上手くないとこういう地形では全く前進できないわけです。

今見ても、彼はそういう点ではセンスがある走りが出来たので、この動画ではオープンのSJ30やJA11の中で唯一完走してますネ。

当時、僕より彼の方が数段上手かったというのはこの動画を見ても明らかでした。





この当時、僕が最もよく一緒に走っていた車がこの車で、今はほとんど見かけることがなくなったBJ70V。乗っているのはS村さんで通称「ヒモパン」さん。

この当時、33吋のBFグッドリッチを彼は履いていたのですが、微妙なサイズのタイヤ(ジープサービスなどより若干大きい)ということもあったり、このタイヤ、珍しく15インチホイルなので、タイヤの空気室の体積が大きいということもあって、かなり柔軟で、不思議とよく走るタイヤでしたね。

彼は今ではほとんど走りませんが、当時は結構熱い走りを見せてくれてました。





こちらも当時、もっとも一番よくつるんでいたキリスト様@HZJ77V。

このときは32インチのスワンパーを履いていたってこともあり、トラクション的には結構余裕のある走りを見せてくれてます。

この当時はまだシングルウインチで、フロントに載っているのはM8000じゃないのかな?

それにしても、皆、ボディの綺麗なこと!(笑)

この当時は、僕とS村さん、キリスト様の3台でよくあちこち攻めに行ってました。

皆、クロカンを始めて5年くらいのころなので一番、走るのが楽しかったころじゃないのかな。




今は亡き、「モンスター」こと、O川さんのBJ74V。

彼はなかなかオチャメな方で、このときもエスケープと称して魅せ場を作ってくださってました(笑)。

それにしても、よく見たら、僕がクッションロープを使ってますね。





助手席に奥さんとJr.を乗せてモーグルを攻めている僕。

今、タイヤのブロック1つ分くらいを出し入れするような攻め方をしているのからすると考えられないくらい雑なライン選びをしています(恥)。

今ならおそらく4~5回のライン補正でスルッとクローリングで抜けれる程度の溝ですねぇ。(やれやれ)

まあ、へたくそな時期もあったということでご勘弁ください(^^;



■「昔は良かった」とは言わないのだが・・・


今、あの「熱かった頃」の走りを見直してみると、いろいろ思うことがあります。


これはランクルやジープ、ジムニーなどすべての車において言えることだったのですが、ランクル70や80の場合は優秀な前後デフロックは標準で装備されていた車は当時からあったのですが、

ジープやジムニーなどはまだ優秀なデフロックやLSDなどがあまり普及していない時期で、今のように装着率がほぼ100%に近いような状況というのはちょっと考えられない感じですね。


ジムニーのことはよくわからないのですが、今、前後オープンで僕の身の回りで現役で走っているジープというと、ジープ○本@クラックマンの変態ジープくらいしかないので非常に寂しい感じです。

ランクル70なども「純正改」程度の微妙な改造しか施してない車がまだバリバリに走り回っていましたし、現にさきほどの動画でも映っていたS村さんのBJ70Vもこの頃はまだオープンじゃなかったのかな?

また、僕のベージュのボディの提供元になってくれたBJ70も前後オープンだったのですが抜群に腕がある男が駆っていたので、苦戦させられることが多かったですね。

これについてはまた詳しくレポートしたいと思うのですが、僕は「デフロック等のデフのデバイスはうまくなりたいのであれば、無い状態で走りこみをした方がいい」と思うことが多いのです。

今の僕の車もリアデフロックが壊れてますが、修理予定がないのは、Jr.の腕を磨くのが優先なので、デフロックなんて「要らない」からです。


これはもちろんそれぞれの方によって主義主張やこだわりがある話なので、非難しているってわけじゃないのはご了承ください。


ただ、この頃みたいに足回りの改造にしてもまだ稚拙なものが多かった頃というのは、「改造に頼る前にまず腕だ!」という風潮がかなり強く、クロカンの先輩たちや、他クラブの同系車種に乗る人などでもビックリするほどうまい人が多かったと思います。

逆にそういう時代だったからこそ、腕を磨いて競うんだって人も多かったですし、一緒に走る人がオープンや前後リーフがほとんど純正だったのにやたらと強いなどという、ある意味での良い環境が整っていたので、自分も「少しでもうまくなろう!」と思えたんじゃないかと思うのです。
Posted at 2012/11/13 10:27:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | 走行記録 | クルマ

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