過日「何シテル?」でお伝えし、事件として捜査することになったため削除した当て逃げ事件ですが、被疑者を逮捕、現在取調中との報告を昨日(6月19日)姫路警察署交通第二課から受けたため、今後の捜査に影響はないと判断したこと、また私も近日(6月29日)目撃者としての供述調書を取られることに成り出向く予定なので、備忘録として記しておく必要があることからアップしました。
ただし、私自身も記憶が曖昧になっているところもあり、他の関係者の方の記憶、証言とは異なる場合もあります。
事件は6月6日20時12分頃のことです。
私はその時現場近くの公園にいたのですが、「ボカーン!」という衝突音が聞こえ、程なくしてホンダバモスがかなりのスピードで走り去って行きました。
おそらく、60km/hぐらい出ていたのではと思います。
左ヘッドライトが消え、樹脂(アンダーカバー?)を引きずりながら走り去ったので、尋常じゃないと判断した私は状況を把握しないまま110番。
その時、この曲が頭をよぎりましたw
(BGMのみです。画像、動画はありません。)
とりあえず、状況を確認しつつ指令のポリさんとやりとりしながら音のした方へ向かっていましたが、その途中道路のど真ん中にこんなものが裏返って落ちていたのを見つけました。
これを見つけた時点では、まだ全ての状況が把握できずにいたため一度電話を切りましたが、直後周りを見渡すと少し離れたところにトヨタヴィッツがハザードを点灯させ停まっていました。
「証拠物件」を手にヴィッツに近づいてみると、ご覧のような状態でした。
中では30歳ぐらいの女性が電話していたので声を掛けましたが、「何が起こったのか分からないです。」とのこと。
しかし、この人も110番していたようで、指令のポリさんから「被害者の方からも今通報を受けています。警察官をそちらに向かわせていますのでしばらくお待ちくださいね。」という回答があったので電話を切り、被害者に車を安全な場所へ移動した上で保険会社にも連絡するよう促し、ポリさんの到着を待つことにしました。
私は用があったため、少しの間その場を離れていましたが、戻ってみるとスズキアルトが傍らに停まっており、60代ぐらいの女性と30代半ばくらいの女性が被害者の傍らにいました。
60代ぐらいの女性は被害者の母親で連絡を受けて来たらしく、また30代半ばぐらいの女性は子供二人を近所の実家へ送り届ける途中、バモスの後ろにいて追突、逃走の一部始終を目撃していたそうで、子供二人を送り届けたあと心配になって戻ってきたとのことでした。
目撃者の話によると、信号待ちで停まっていたヴィッツの右リアにバモスが左フロントから追突、すぐさまバックして脇道へ逃走したそうですが、子供を実家へ送り届けて戻ってくる際、現場から約200mほど離れたところでバモスを乗り捨て、女と子供二人が逃げていくのを目撃したとのことでした。
ちょうどその話を聞いていたところ、被害者が体の痛みも含めた体調不良を訴えたため、母親が119番通報し救急車の出動を要請。
並行して私が前述の件を110番通報していると、事件発生から30分経った20時45分頃ようやくポリさんが一人到着。
目撃者と二人で状況を説明していると救急車も到着、前後してポリさんもさらに三人到着しました。
その後、被害者の親戚の男性が駆けつけてくれたり、目撃者が乗っていた車を所有する板金塗装屋の人が通りかかって声を掛けてきたりというのはありましたが(目撃者も車をぶつけられ修理中だったらしい)、あとは事務的に物事が進み、私と目撃者はその場で事情聴取、ポリさんのうち二人は乗り捨てられたバモスへ向かい、被害者も数キロ離れた病院へ搬送されていきました。
実況見分も行うことになりましたが、それまで時間があったため目撃者は子供を迎えに(同乗していたため「子供達からも状況を聞かせて欲しい」とお願いがあった模様)、私はバモスを見に行きました。
残念ながら、事件として捜査する可能性があったため(この時点では正式決定ではない)、バモスの写真は撮らせてもらえませんでしたが、左フロントが大破しヘッドライトがぶら下がっていました。
また、今回の事件とは無関係でしたが、右リアも大きくぶつけた跡があり、錆も出ていました。
「逃げんとその場で110番したら、"事件"と違うて"事故"で済んだのになぁ……」というのが、私と二人のポリさんの本音でした。
再び事件現場に戻ると、程なくして事故係が到着、実況見分が始まりました。
バモスのバンパーとヴィッツを検証、目撃者(子供達も含む)や私を交えての場所、時間の確認などを行いましたが、一段落付いたのは22時を回っていました。
ここまでが事件当日の流れです。
それにしても、実況見分をするポリさんというのは、周り(他のポリさん)に余計な口を出させない雰囲気を持ち合わせているものです。
バモスのバンパーとヴィッツを検証している時は、みんなが押し黙っていました。
翌日(6月7日)、被害者の母親からバモスのナンバーについて問い合わせがあり、その際被害者のケガの具合を尋ねましたが、むち打ちの症状を訴えているものの診てくれる専門の医師が搬送された病院におらず、そこで紹介された病院も専門の医師の診察が週明け(6月10日)とのことでした。
あと、事件として捜査するため、診断書の提出を求められているとのことでした。
また、姫路警察署交通第二課からも当時の状況を再確認するための問い合わせがありました。
その後進展がなかったのか、何の連絡もありませんでしたが、昨日(6月19日)冒頭に記したとおり姫路警察署交通第二課から連絡があり、胸をなで下ろしている次第です。
来週土曜日(6月29日)の予定ですが、目撃者としての供述証書を取るとのことですので、出向いてきます。
予定通り6月29日に出向いてきました。その後のことも含め、こちらのブログをご覧ください。
事故を起こしても、逃げれば事件になります。
そして、意外と誰かがどこかで見ているものです。
逃げ得は許してはなりませんし許されません。
私も今回のことを教訓に肝に銘じたいと思います。
ブログ一覧 |
事故など | クルマ
Posted at
2013/06/20 13:10:51