無菜のブログ一覧

クルマのなら、バックウインドウのことだけど・・・
https://www.amazon.co.jp/world-stage-恐怖ホラー-リアウィンドウ-ハイビーム対策/dp/B06Y4DQMKP　　　　　こんなのあったね。


ヒッチコックの映画。「裏窓」Rear Window、1954年のアメリカ映画を見た。
事故で足を負傷し自宅から出られないプロカメラマンが、正面に見えるアパートで起きた殺人事件を追うサスペンス。
ジェームズ・ステュアートが足の骨折でギブス巻いて、車椅子に座っている主人公役。
グレース・ケリーがその恋人。




いまどき、プライバシーガラスで室内は見えないようにしてるはずだから、これは昔の映画ならではのシテュエーションで、悪く言えば「覗き趣味」が殺人事件を想起させるという物語なんだが、。

面白くて、コーヒー飲みながら、ラストまで見ていてトイレを我慢してしまったくらい。

ジェームズ・ステュアートの眼の演技がよかった。グレース・ケリーがその恋人役で、じつに美しい。高貴な美しさ。



犯人役のレイモンド・バーが、このあと、車椅子の「鬼警部アイアンサイド Ironside 」を演じるとは、因縁か？

目撃される怪しい小道具・・・包丁、のこぎり、紐で縛った大型トランク。これでバラバラ殺人事件のあったことを匂わせる。
カゴで子犬を昇降させるシーン、花壇の植え込みに何か埋めたのではないかと疑い、それを掘り返すシーン、結婚指輪、ハンドバッグ、長距離電話がキーとして描写するなど、怪しい雰囲気。

ラストで窓から落とされるシーンは「めまい」を髣髴とさせる。

子犬を墜落させて殺した犯人は誰か？犯人役のレイモンド・バーなら、なぜそんなことをしたのか。

最後まで、実際犯人（レイモンド・バー）が妻殺しをしたのか、よくわからなかった。疑わしいだけ。※

主人公がギプスの足がかゆいので、孫の手で掻くシーンや、一件落着して、片足だったギプスが両足になってたなんて、ユーモア、笑えるオチなんだけど。


※｢裏窓｣のラストについて＜ヤフー知恵袋＞
「殺人･死体損壊の犯人は､ﾚｲﾓﾝﾄﾞ･バーだったのか!?について､ﾒﾃﾞィｱ等で考え違いが散見されます
ﾚｲﾓﾝﾄﾞ･バー扮する男は真犯人である疑いが濃厚であるが､それが確実であるとは断定出来ない｡｣
これが適切な結論です｡