目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
画面が映りましたが、ガイドのラインがかなり左に寄っています。
それと画面が曲がっています。本当は床に置いた木材が真後ろにあるはずです。これをナビで調整できないかと思ってみんカラの情報を調べました。
2
3
既に一度設定されているので、舵角などは再設定不要。しかし、カメラ光軸調整をいじっても矯正が上手く出来ません。
どうやらこの設定はカメラの光軸をナビに合わせるのでは無く、ナビのガイド線をカメラの光軸に合わせるもののようです。
4
不満に思いながらテスト的に駐車場に止めてみるとなにやら違和感が。そう、左右反転した状態だったのです。カメラの白い配線を切断すると直りました。白い配線がアースに落ちているとフロントカメラ、切断するとリアカメラになるようです。
5
光軸はカメラの金具を物理的に曲げて調整する事が出来ました。木の棒は車体の後ろ1mで車体後面と並行なので、調整もバッチリです。
ガイドのラインが左に寄っている?実は旧カメラでも寄っていたことが、後で昔の写真をみてわかりました。これで良いみたいです。
6
ただ、家族の希望としては、バンパーが写るくらい下を向けて欲しいそうです。バックするときに距離感がつかめるからです。
それにはカメラをもっと下に向けなければ鳴りません。金具の曲げ方を工夫する必要がありそうです。
7
最後に、
このカメラはCMOSセンサーと違って夜にも強く高画質とうたわれています。
https://item.rakuten.co.jp/gbt-dko/24309/
でも、実はCMOSセンサーです。部品の説明書に書いてあります。
http://www.ovt.com/sensors/OV9760
スペックが1.6Mピクセル(1484x1116画素)なので高画質を期待したのですが、ナビがそもそもワンセグ限定なくらい画質が低いので、カメラを変更しても特に綺麗にはなりませんでした。それならば、旧カメラをパーツやオークションで購入して置き換えた方が楽だったかも知れません。
でも純正の旧カメラのコネクタ位置はリアドア内には無くて、屋根の中までずっと配線が延びていましたから、新品と交換するときもコネクタを見つけて置き換えるには苦労したことでしょう。
逆にこのカメラで交換の原理をつかんだので、次は夜に強いCCDカメラを導入し、配線も簡略化しようなどと展望が開けました。
そういうところが自作の利点です。
8
なおゴム糊は、ユタカメイク社の液体ゴムを使いました。
https://www.monotaro.com/g/00214113/
溶剤の揮発が少なく何年も使えることと、工具をドボンとつけてゴム被膜を貼らせることが出来るのでひとつあると便利です。ただ、乾燥時間が遅く、夏で24時間、冬で48-72時間です。今回ヒートガンで乾燥を早めたつもりが表面しか乾いていなくてペロッと取れてしまいました。時間をかけて乾燥させたいと思います。
使用の前にはシリコンオフスプレーで油分を落としました。作業中はレンズにビニールテープを貼って傷を防ぎました。
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