内装パネルリアルカーボン化 その1
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
DIYで挑戦したリアルカーボン化の工程をUPしたいと思います。
カーボン化するセンターコンソール部分のシフトパネルとドリンクホルダーを取り外したところからスタートです。
手順やノウハウは「くますけ@GRB」さんの施工例を参考にさせて頂き、基礎知識などはネットでググりまくりました。(笑)
2
まずは下地処理。
カーボンクロスを貼る下地が明るい色だと、クロスの編み目から透けてしまうようなので、
足付け兼ねて、シフトパネルのシルバー部分を耐水ペーパー#180~300で削り取り、ペーパーでは削り切れない細かいところや溝の部分などは、つや消し黒のラッカスプレーで塗りつぶしました。
ドリンクホルダーの方は、元々真っ黒なので、ペーパー掛けのみとしました。
3
カーボンクロスを切り出します。今回、綾織のクロスを1m×1.5m購入しました。
(今回使う部材は纏めて(有)サンライトさんの通販サイトで購入しました)
クロスの編み目がとても綺麗ですが、繊維が細く、切ったそばからほつれ始めるので、
マスキングテープを貼った上からカッターでカットします。
パネルのツメ部分など、カーボンを貼らない部分はマスキングします。
4
カーボンクロスを貼り付けるため、専用の接着剤である「ラミネートプライマー」を調合します。
主剤に硬化剤を2~4%混ぜてかき混ぜます。
この後も含めて2液を混合する作業では、紙コップと割り箸が大活躍でした。
ちなみに、この手の液剤は臭いがハンパないです。
塗料のような接着剤のような・・・。
室内では無理な感じだったので、ベランダで作業しました。
5
ラミネートプライマーを硬化剤と調合すると色が変わり、硬化が始まります。
はじめは粘度が弱めでサラサラなのでその間に刷毛でパネルに塗り付け、数分経ってベタベタし始めたぐらいでカーボンクロスを貼り付けます。
クロスを貼って引っ張ると編み目が崩れてよれたりするので、位置合わせは一発勝負です。
パネルの中央から外側に向かって貼り付けるのがいいと思います。
あと、作業にはゴム手袋が必須です。
クロスを貼り付けているうちに端っこのクロスがほつれて手にまとわり付いてもじゃもじゃになります。。。
ゴム手袋なら捨ててまた新しい手袋をはめればいいので楽です。
私はエステーの「天然ゴム極薄手使いきり手袋(100枚入り)」を使いました。
いわゆる、手術のドクターがはめるようなピチピチの薄い手袋です。
ラミネートプライマーは硬化するとかなりの接着力なので、厚塗りは不要です。多いと貼ったクロスの繊維からプライマーが染み出て表面もベタベタになり、作業性が悪くなります・・・。
6
ベタベタもじゃもじゃと格闘していたので、クロスを貼っている最中は写真を撮る余裕がありませんでした(汗)
クロスを密着させるために、プロの領域ではそれ専用の機材とかもあるみたいですが、
DIYでできる範囲として、布団圧縮袋で真空パックしました。
家の掃除機フルパワーでしつこく吸ってると「バキッ」と音がして圧縮袋のバルブを壊し、1枚無駄にしました。。。
ほどほどにした方がよさそうです。。。
真空パックすると、見るからにクロスがパネルに密着していい感じになりました。
シフトパネルのブーツ部分は内側にクロスを巻き込ませるため、
×の形に切れ込みを入れました。
7
真空パックのまま3日ほど放置し、取り出すと見事に固まってました。
続きはその2で。
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