先日 Z4Mのフロントに履かせた”ATRスポーツ”
(AW ATR SPORT IR6688)
激安タイヤの通販大手 AUTOWAYが ATRに特注して生産させているタイヤでして
その価格の安さとグリップは定評のあるタイヤです。
とは言え この”ATRスポーツ”
プロの評価はおおむね高いのですが
ネットで見る一般ユーザーの評価はあまり高くない記事が多い。
RE11の約1/6の価格につられたFisherが そのインプレを語ります。
サイズは225/40-19 Z4Mのフロントに装着しました。
冷間の空気圧は2.2Kg
テストは いつもの山坂道のドライ路面 気温22~24℃
グリップ:タイヤに熱が入るまでは少しプアーな感じでブロックが小さいのでスキール音も派手ですが
熱が入ると かなりのグリップ力。
さすがにRE11には及ばないんだけど かなりレベル高いです。
横のグリップは十分だけど縦のグリップがもう少し欲しい
熱が入った状態とそうでないときのグリップ差が大きくて、
22~24℃の気温でも少しがんばって熱を入れないとグリップ力が立ち上がってきません。
一般ユーザーの評価が低いのは熱を入れきれない状態の話かもしれません。
熱の入った状態のタイヤ表面はネオバみたいにネチャネチャとべた付きます。
寿命はかなり短そうな気がします。
熱が入るとスキール音がガクッと低い音にかわります。
剛性感:アジアンは剛性がイマイチなやつが多いですが、
”ATRスポーツ”はRE11と比べて遜色無いと思います。
ノイズ:路面が少しでも悪いとかなりうるさいです。
ステアフィール:剛性感は十分なんだけどブロックが小さくてネチャツキ系のグリップだからなのか?
RE11が乾いたキレの良いステアフィールなのに対し
”ATRスポーツ”はしっとりとした感じで、
若干ステア角も大きめになってしまう感じです。
ステアの気持ち良さに関してはRE11がかなり上な感じです。
総論:事前に予想してたよりもグリップも剛性もレベルの高いタイヤでした。
気になるのは 熱入れた状態で走るとかなり寿命の短そうなこと。
これに関しては 現時点ではあくまで”僕の主観”なので
実際にどれくらいで交換になったか?を 交換時にレポートします。
Posted at 2014/07/23 22:54:16 | |
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