皆様、いかがお過ごしでしょうか?
私の貴重な超大型(9連休)夏休みも終わり、しっかり現実に復帰しております。
休み中、子供達が
「風立ちぬ」が見たい!との事なので一緒に映画を見てきました。
「風立ちぬ」はモデルグラフィックス(模型雑誌)に連載されており、模型マニアでもある私は連載を楽しみにしていた一人なのです。
漫画と言っても宮崎監督の趣味における飛行機解説が殆どなので、映画がどのようなストーリー展開するか?興味がありました。
さて、映画の内容は・・。
次男の感想 「全然 わからない~」
長男は「・・・泣けた・・・」との事。
漫画を事前に熟読していた私は 「エンジニア魂に感銘(涙)・・・・ 頑張ろう!」
いい映画でした・・・。
そんな事で、
長男が
「堀越二郎について もっと知りたい!」と、珍しくオヤジのハートを貫く言葉を発してくれたので、
所沢航空発祥記念館へ行って来ました。
ここでは”生誕110周年記念企画展
「堀越二郎の生涯」”が開催されているのです。
しかも、
特別展「日本の航空技術100年」にて 世界で唯一飛行可能な零式艦上戦闘機五二型がアメリカより来ているのです。
堀越二郎の特別展示会場は沢山の人がいました。
当時の貴重な資料が沢山展示されております。
零戦の会場は特別室になっていました。
私はミリタリーマニアでも武器オタクでもありませんが、
「ものづくり」に携わる人間として、この零戦を作った人たちの強い意志を感じられずには居られません。
当時携わった沢山の方々の思いが込められていると思うと、不思議な高揚感に包まれます。
クルマもそうですが、工業製品は生産者の「思い」の結晶のような気がしてならないのです。
それが、武器なのか道具なのかは別としても・・・「いいもの」をつくりたいのはエンジニア魂に変わりは無いんだと・・。
当時の図面も沢山展示してあります。
手書きの図面は「 美しい」の一言。レイアウト,寸法配置,品目枠まで手抜きがありませんでした。
昔のエンジニアは本当に凄いです。
(CADで適当な図面を書いている最近の若者に、見せてやりたい!)←オヤジ発言。
こちらは当時のエンジン。
一式陸攻の火星。
飛燕の液冷エンジン。
鋳造技術も去ることなから、十分な工作機械が無かった当時は精度確保に相当苦労されたのでしょう。
これだけの物を短期間で量産した技術に勢いを感じます。
ついつい私が感動してしまい、子供達はいつの間にか展示室へ。
一般展示室は子供にも解り易く展示されており、とてもいい記念館です。
のんびりしていたら「蛍の光」が流れてしまいました。
早々に退散です。
公園内には航空機も展示してあったり、もう一度のんびり訪れたい所でした。
駐車場では、炎天下の中 私達を待っていてくれたC6が1台だけ残されていました。
このクルマにも作った人の「思い」を感じる事が出来る貴重な工業製品です。
そんなところが、気に入っています。
長男よ、少しは勉強になったかな?
どのように感じたのか気になります。
でも、次回はもっとファミリー志向にしないと・・・反省です。
Posted at 2013/08/07 23:51:29 | |
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