セパレートスピーカー交換(ツイーター編)
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純正のフロントスピーカーもセパレートですが、ツイーターとウーハーの各コードは単純に二分岐されていて、ドアのウーハー周りにクロスオーバーネットワークがなく、ツイーターユニットにローカットフィルターが組み込まれている感じです。
このため、ドアにネットワークを付けると、新たに車体側に配線を通さなければなりません。
ネットワークをナビからの出力直後に付け、ウーハー出力はそのまま純正配線に戻して、ツイーターへはネットワークからの出力を直結するのが吉と考えました。
ナビからは車体の20ピンコネクタにつながっているので、両端とも20ピンの直結コードを加工して、フロントスピーカー出力の間にネットワーク回路を挿入することにしました。
この直結コードを使うと、車体やナビのコードを傷つけることなく、作業も部屋の中で行えます。
スバル用20ピンの直結コードはほとんど見かけませんが、日産用と同じ端子なので代用できます(写真右)。
ピン配置はいずれもアルパインのホームページで確認できます(インプレッサGJ/GP用で確認)。
真ん中が加工後。
フロントスピーカー線をカットして、汎用のロック式2極コネクタを付けています。
バッ直配線もするので、常時電源線も加工。
左は入力とウーハー出力端子を加工したネットワークユニット。
設置したときにカタカタ言わないよう、滑り止めシートで覆っています。
2
ナビを取り外したところ。
小さいダンボール箱などを用意すると、外したナビを固定できて便利です。
左奥に見えているのが純正の20ピンコネクタ。
ここに手順1の加工コードを挿入します。
ロック式コネクタに加工してあるので、スピーカー配線も楽々。
まちがわないよう、左右で色を変え、テプラで作ったネームプレートも貼ってあります。
ネットワークユニット自身はナビの下、エアコンダイヤルの奥あたりにそのまま置きます。
3
右が純正、左がカロッツェリアTS-C1710Aのツイーター。
いつもの20×2mmのアルミプレートでステーを自作して、せっかくの角度調整機能が生かせるようにしました。
ただ、ダッシュボードがほとんど傾いてないのと、車体側のカバーの厚みで、あまり前方を向くように調整してもカバーで遮られてしまいます。
このツイーターは高音がきついくらいに出るので、一番上向きの位置にして、フロントガラスと平行になるくらいにしておくのがよさそうです。
ステーは鍔の部分を少し斜めに曲げて、スピーカーがさらに上を向くようにしています。
ツイーターは左右の向きも調整できるので、ドライバー優先とかにもできます。
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車に取り付けたところ。
高さはカバーにあたるギリギリ手前の位置まで持ち上げてあります(手順3のツイーター下部のゴム材で微調整)。
今回の作業で主要な配線は完了したので、ドアのウーハーについては端子形状の整合のみです。
ネットワークユニットの取り付け位置や雨対策に悩むこともなくなり、デッドニング作業に専念できそうです。
ブラケットの一部が車体に少し干渉するらしいので、そちらも対策予定です。
5
<2013.6.1>
左右とも、ルームミラーの方を向くように調整しました。
上下方向も少し下向きになりました。
写真はミラー位置から撮った助手席側です。
カバーにさえぎられるだろとう思って、あまり角度を付けていませんでしたが、調整後は音のこもりが少なくなりました。
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