モンキー不具合発生(組み立て②)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
2
シリンダにあったカーボンも除去しています。
爪にかかるような傷もなくまだ使えそうです。
そのまま組みます。
3
今回問題のあったカムテンショナー周り。
カムチャーンスプロケットが削れまくっていたので切粉がいっぱいエンジン内に入っていました。
「カムチェーンスプロケット」は新品に変えています。
切粉によってカムチェーンがキンク気味だったので交換が必要。せっかくなので「強化チェーン」に転装しました。デイトナ製ですがおそらく品番から江沼チヱン製でしょう。見えなくなるけど金色です。
今回はカムテンショナーのアームがパックリ折れました。
今回の不具合の元凶です。
でも、せっかく破損したのでこの部分も強化版に変えています。肉厚が厚いのでこの先さすがに折れないでしょう…。
ちなみに…。
12Vモンキーは油圧による自動でカムチェーンのテンションがかかるようになっています。
武川の組み付けマニュアルにもあまり詳しく記載がないし、今まで自動テンションなんであまり気を使って組んだことがなかった…。
じっくり見て機構を確認して見ました。
下部にスチールのボールが入っていてワンウェイでオイルが流れることで位置を保持してその油圧でカムチェーンにテンションをかけているみたい。
この機構だとカムチェーンを組み終わったらプッシュロッド内に少量のオイルを入れてある程度テンションをかけた方が良いですな…。
あまり意識していなかったけどモンキーエンジン組み付けでは常識みたい。
4
タペット調整をして大方の作業は完了。
5
全て組み上がり完成。
このエンジンの仕様は…。
ヘッドは武川Super Head 4Valve+R。
シリンダは武川スカットボアアップキット106cc。
クランクはホンダ純正 CD70用。
クラッチは武川スペシャルクラッチ。
ミッションは武川TAF 5速ミッション。
オイルポンプは武川ビレットスーパーオイルポンプ。
そんなつもりじゃなかったけど、ほとんど武川のコンプリートエンジンです。
アクセントでデイトナでも入れればよかったと後悔しています。
6
ついでにキャブの清掃も実施。
ヨシムラのYD-MJN28です。
106ccにφ28は大きいかと思いましたが案外調整レスで走ってくれます。
マルチプルジェットノズルってのが優秀な気がする…。
7
組み終わって天気も気候も良いし。
慣らしを兼ねて走ってきました。
オイル漏れもなく問題なさそうです。
元に戻った感じ…。
組んだ後はどうしても鉄粉が出やすので安めのオイルを入れて早めに交換してやります。
8
この自作メーターの油温が外気温と同じ値を示していたことで異常が発覚しています。
大きな異音もなかったしメーター値がなかったら十分に油圧が上がらずヘッド周りで焼き付けとか起こっていたでしょう。
付けててよかった…♪
ゆっくり走って油温もしっかり上がってきています。油圧もかかっているようです。
バイクの健康管理をしっかり行わなきゃエンジンをバラすという手間になることを肝に銘じました。
でも…久しぶりの全バラすごく楽しかった〜w
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