2012年11月22日
英国発の父親向けライフスタイル雑誌で、「日本唯一の“イクメン”雑誌」を謳う「FQ JAPAN」編集部は、20代~50代夫婦430名を対象に、自分たちの暮らしに「ちょうどいい」モノやコトについて調査した。
本調査では質問項目の1つとして、マイカーについて「ちょうどいい」と思う車種サイズを聞いている。その結果によると、夫と妻共に、ミニバン・プチバンの支持率が高かった。なお、ここでいうミニバンとは、「スライドドアで3列シートを持つ7~8人乗りの車(日産『エルグランド』、トヨタ『アルファード』など)」で、プチバンとは「スライドドアや室内の広さといった「ミニバン」の要素を持つコンパクトカーで、2列シートの5人乗りの車(トヨタ『ポルテ』『スペイド』、スズキ『ソリオ』など)」。
男女別で回答に傾向の違いが出ており、夫の第1位はより大きなサイズの「ミニバン」(25.1%)だったのに対し、妻の第1位は「プチバン」(20.5%)だった。この回答結果から、妻は燃費や運転のしやすさなどを考慮して、コンパクトな「プチバン」を支持する傾向があることが見てとれる。
さらに年代別に見てみると、20代は「プチバン」、30代・40代は「ミニバン」、50代では「セダン」を好む傾向にあることもわかった。
Posted at 2013/01/04 19:25:07 |
プチバン | クルマ
2012年11月08日
トヨタ自動車の『アクア』が乗用車車名別ランキングで『プリウス』を初めて抜いた10月。軽自動車を含めると、“プリウス超え”を実現した車両がもう一車種ある。
ホンダ『N BOX』だ。10月の軽四輪車通称名別新車販売台数で1万8203台。
スズキ『ワゴンR』とのデッドヒートを制し軽自動車首位を獲得した。10月の新車乗用車販売台数を含めると、登録車首位のアクア2万4192台に次ぐ販売台数となった。
軽自動車サイズ、あるいはそれより一回り程度大きいサイズで背高スタイルのスライドドアを持つモデルは、いわゆる「プチバン」と呼ばれ、N BOXはプチバンの代表格。2012年の軽自動車市場、国内自動車市場の新風となり、いまもなお市場を賑わす存在だ。
好調なアクアの存在に押されがちではあるが、プチバンの一角を担うトヨタ『スペイド』は10月の新車乗用車販売台数で6180台、5位に食い込んだ。
兄弟車の『ポルテ』は11位で3648台。スペイド、ポルテ兄弟合計で1万台に迫る販売台数を維持しており、プチバンはいよいよ国内市場で市民権を得たと言える。
アクアに代表される「低燃費」、N BOX、ポルテ、スペイドらプチバンの「利便性」が車両購入の選択基準として重視されていることは明確で、改めて自動車は「移動の道具」として存在を強めていることがわかる。
2012年は『86』『BRZ』の登場によるスポーツ性の訴求、『CX-5』をはじめとするクリーンディーゼル、先進技術の価値、といったトピックが少なからず存在したが、販売台数を見渡すと、多くの自動車ユーザーが自動車を道具として活用するなかで、自動車側がそのニーズに適応している様が確認できる。
Posted at 2013/01/04 19:42:23 |
ホンダ | クルマ