2015年09月03日
KC映画祭り、夏のホラー特集その4
ちょいす!
メタリックグリーンマニアのイギー・オブ・ザ・デッドです。
仕事の帰りにいつも寄るコンビニ。
バイトが自分のクルマを堂々と店の前…お客さん専用駐車場に駐車するのはどうかと思うんだ。裏の隅っこに停めればいいのに。
確かに夜勤でお客さんも少ないのだろうけども。
ちなみにBMWの3シリーズっぽいヤツ。
目立たないトコに駐車しててイタズラされた事でもあったのかな。
愛車を心配しての事なら仕方無い。
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■KC映画祭り・夏のホラー特集 その4
『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』(2007年)を観たーよ。
この作品もジョージ・A・ロメロ監督の作品らしい。
…が!
最初に言ってしまうと、こういう映画、大嫌いっすわ。
”こういう映画”とは、今更ゾンビ映画の事を指しているワケでは無く「POV」の事です。
「ポイント・オブ・ビュー」(POV)という、1人称視点で撮影された映像で、ドキュメンタリータッチで、あたかも「本当にあった事」のように作る手法のひとつっすね。
知る限りでは「POV」の走りは『ブレアビッチプロジェクト』だと認識してるんですけど、どうなんでしょうか。
低予算で製作出来るから当れば大儲け!…って感じで、大ヒットした『ブレアビッチプロジェクト』に続いて、いろんなPOV映画が作られたようですが。
まーーー白々しい。
リアリティなんか追求してもリアリティなんか出ないんだから、
普通に撮影しなさいよって思っちゃう。
映像作品として作り物としてきっちり作りなさいよって思っちゃう。
すべての「POV」作品を観たワケじゃないけど、
ドキュメンタリータッチな映像にしたいって思惑と、
映画として「ココはどうしても見せたい」的な、
なんかどっち付かずの中途半端な映像になっちゃってるじゃない。
この『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』はそんなPOVのゾンビ映画。
ゾンビ映画自体がそこまで好きってワケじゃ無いのに、
その上に大嫌いな「POV」ですよ奥さん。
たぶん、終始しかめっ面で映画を観ていたと思う。
もう冒頭から突っ込み所満載だし。
別に、普通の映画で普通に撮影していればなんの文句も無いのに、
「POV」ってなるだけで突っ込み所が次から次へと溢れてくる。
突っ込み疲れるわ。
「なにを撮ってるの?」
「なんで撮影してるの?」
「こんな時に撮影なんてやめて!」
もうこういうやり取りいいから。
飽きたから。
「やばいカメラのバッテリーが切れる!シット!」
シットじゃねーよ。
白々しいんだよ。
んで、ワリと序盤から限界を感じたのか、
「他にカメラがあったーよ」みたいな感じで、
カメラがもう一機追加されてるし。
よかったねーーいろんなシーンが同時に撮れてよかったねーーー。
前を歩く友人を撮影中に、
カメラの後ろからゾンビさんがフレームイン。
撮影者を華麗にスルーしてフレーム内に収まってる友人をしっかり後ろから襲うゾンビさん、どんなけ空気読めるんだよ。
友人がゾンビに襲われてても全く助けようとせずにしっかりカメラで撮影。
そうですよねーーー撮影しないと映画になりませんもんねーーー。
ジョージ・A・ロメロ監督だからなのかよく分からんけど、
メッセージ性があるのはよくわかりますよ。
そのなんか…情報化社会の…なんかアレでしょ?
んで最後の最後に、
「これはネットで見つけた映像だ」と、
ゾンビを吊るし上げて猟銃で撃つ人間の映像とともに、
「我々に救う価値があるのだろうか」的な。
また結局、人間って残酷よね的なメッセージのアレでしょ?
ストーリーが特別いいワケでも無く。
「POV」で徹底的にリアリティを追求したワケでも無く。
ものすげー中途半端な作品でした。
「POV」が好きな人なら…また評価が変わったかもしれんけど。
個人的にはアレでした。
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カワイイ子も居ませんでした…っと。
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Posted at
2015/09/03 03:20:39
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