2015年09月02日
ちょいす!
メタリックグリーンマニアのイギーです。
■KC映画祭り・夏のホラー特集 その3
『ランド・オブ・ザ・デッド』(2005年)を観たーよ。
すべてのゾンビ映画の元となった『ゾンビ』(1978年)のジョージ・A・ロメロ監督が再び撮影したゾンビ映画らしい。
『ゾンビ』はYouTubeでちょっとだけ観た。
古い作品だから著作権とかもう大丈夫なのかなと思ったけど、まだ30数年じゃアレですよね。
なんか、近未来風な世界観に「マッドマックス」のようなヒャッハー!な人達がたくさん登場する。
「北斗の拳」にゾンビが登場するような感じ?
川に囲まれた島にフェンスを張り、その内側がゾンビから護られた街になっており、富裕層は高層ビルに住み、貧民層はスラムに住むって感じのアレ。
その、富裕層と貧民層とゾンビが三つ巴というかなんというか。
なんらかのメッセージ性が色濃く出ているゾンビ映画って感じ。
どういうワケか、自我を持つゾンビが登場する。
ゾンビ達を率いるボス的なゾンビが居たり、
トランペットをブーブー吹いてるゾンビも居たり。
別に、ゾンビにリアリティを求めちゃいないけど、
これはどういうコトなのだろう、と思ってしまう。
ゾンビになって「食欲」という欲求しか残ってないのなら、
なぜゾンビ同士で食べないのかもよく分からんし。
そういう細かい事は気にしないのがゾンビ映画の楽しみ方なのだろうけど。
ゾンビに自我があるコトで、
ヒャッハー!な人間達にゾンビが惨殺されまくる光景に、
ボス的なゾンビが怒りの感情を露にするワケですが。
この辺に、人間は残酷な生き物である的な事を描きたかったのかしら。
富裕層のボスと、それに反逆する元部下達のイザコザに紛れて、
ゾンビ達が街になだれ込み、さー大変って感じになるワケですが。
最終的に、ゾンビ達は自我のあるボスゾンビに率いられ街の外へ帰っていく。
そのゾンビを撃ち殺そうかとなった時に、
「やめておこう。彼らも俺達と同じ、行き場を探して彷徨っているんだ」的な。
そしてエンディング。
ゾンビを一方的な「悪」として描かないゾンビ映画。
この流れは、後のゾンビ作品にちょっとだけ影響を与えたようだ。
面白かったかと言われれば…可も無く不可も無くって感じでした。
個人的に。
花火を打ち上げるとゾンビが花火に釘付けになって動きが止まるって設定は面白いと思ったし、ラストにその花火が効果的に使われているのはウマいなと思った。
ゾンビ映画好きの人やロメロ監督のファンの人なら、
また違った見方で観る作品なのかしら。
————————
なんか、ココで映画に登場したカワイイ女優さんを紹介する感じになってるけど、今作は残念ながら「あらカワイイ」となる登場人物は居なかった気がする。
あえて言うなら、野球のユニホームを来てるゾンビが可愛かったかも。ゾンビが可愛いって…。
ゾンビ映画の見過ぎかしら。
調べたら画像がありましたので拝借。
ジェニファー・バクスターさんというらしい。
他にもいろんな作品に出演しているようですよ!
Posted at 2015/09/02 03:14:33 |
トラックバック(0) |
KC映画祭り | 日記