マンガです。
引きこもりだったオンナのコが、生まれ変わるために旅に出るオハナシです。
まったく知らなかったんですが、「俺はまだ本気出してないだけ」の作者さんの新作だとのコトで、ちょっと興味を持ったのでした。
8月27日発売でした。
14年間の引きこもり生活に別れを告げ、彼女は突然 旅に出た。
小銭と薬だけを握りしめ、本当の自分を見つけるためにー。
っと、オビにあらすじがあります。
コレ、不思議なマンガでした。
「俺はまだ本気出してないだけ」も、読んだコトはなくて、実写映画化版を見ただけで、作者さんのコトはまったく知らなかったんですが、まあ、不思議なマンガでした。
味わい深い絵で、主人公のオンナのコが旅をするんですが、お金もなく、泊まるトコも決まってないのに、その土地土地で、イイヒトに助けられてナンとか旅を続けていく~って感じのハナシが淡々と描かれていったと思ったら、???って感じのラストで混乱しました。
で、巻末に作者さんの対談が収録されていて、ソレを読んで、ああ、そゆコトだったのか~って理解できました。
そう理解したうえで読み直すと、なかなかに切ないハナシです。
が、じぶんがニブチンだからマンガ本編を読んだだけではハナシが理解できなかったのかもしれませんけど、世にニブチンはじぶん以外にもいると思うので、そう考えると、巻末の対談を読まないと、ハナシが理解できないってのはいかがなモノか?っと、ちょっと思っちゃいました。
まあ、大多数のニブチンじゃないヒトは、マンガ本編を読んで、切ないハナシだ~ってわかるんでしょうけど。
あくまでじぶんの個人的な感想なので、この作者さんのファンのヒトとかが気を悪くされないように願います。
で、この作者さんのファンのヒトならば、きっと楽しめるマンガだと思います。
あと、この表紙を見て、ココロに引っかかるモノがあるヒトも、巻末の対談まで読むコト込みで、楽しめるマンガだと思います。
Posted at 2014/09/05 21:21:29 | |
トラックバック(0) |
本 | 趣味