マンガです。
京都の若手職人が多く住む長屋を舞台にした「路地恋花」の続編の2巻です。
10月6日発売でした。
長屋に住む靴職人の 椿。
椿 のトコロでバイトしていた就活中の学生 北条くん が就職せずに 椿 に弟子入りすると言い出し、諦めさせるためにとりあえず靴を1足作るコトに。
結局 椿 のトコロに入り浸る 北条くん。
ソコに 椿 の元カレ 内田 の娘、女子高生の 梓 が新しい靴の製作依頼に来る。
靴作りのためにしょっちゅう来る 梓 と 北条 は、いろんな思いから反発しあうが~っみたいなハナシです。
椿 に近づきたい? 北条 とじぶんのせいで父親と 椿 が別れたコトを後悔している 梓、ですね。
チョット恋バナとは違いますけど面白い流れになってきました。
で、靴作りのコトもけっこう細かく描かれていて、職人さんマンガとしてもアッサリと楽しめます。
他にも球体関節人形作家と駆け出し脚本家の彼女のハナシとか、パティシエと作家の恋とか描かれつつ、椿 の靴がファッションショーで使われるハナシやらで盛り上がってます。
椿 のハナシに絞ってるのかと思いきや、いろんな職人のオハナシも出てきました。
モトモト群像劇の体だったので、違和感はないですが。
でも、メインはやっぱり 椿 で、その恋やシゴトがどうなるのか~って感じですね。
この作者さんの絵柄もなかなかに独特で、目力のない目なんですね。
で、アッサリめでイヤミのない絵柄で淡々とハナシが進んでいくのが読んでいて心地イイ、みたいな。
京都の職人長屋独特の空気感をゼツミョウに出してるな~って感じでしょうか。
まあ、実際の京都のそゆトコは知らないんですが。
そう思わせる内容ではあります。
絵柄もハナシも魅力的なのは間違いないトコですので、興味のあるヒトはぜひ~っとオススメしたい作品です。
Posted at 2017/10/09 21:51:26 | |
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