ユーザー車検 その1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
【概要と基本的注意事項】
ユーザー車検は、費用が安く済む反面、車両の整備と安全性の確保は自分自身でしっかりと行う必要があると思います。整備が不十分で事故を起こしたりすると大変ですから・・・
なので、不安な場合は、整備工場やディーラーに任せしましょう。
ということを理解した上で挑戦する方へ、ユーザー車検の取り方の概略をレポートしてみますね。
なお、愛知運輸支局(名古屋市中川区)でのケースなので、他の検査場では事情が異なるかもしれないので参考程度にしてください。
(あくまでも自己責任でお願いします。)
継続車検は、全国どこの検査場で受けてもOKです。
(ナンバーが名古屋だからと言って、名古屋で受ける必要はありません)
また、車検が切れる1ヶ月前から受検可能なので、不合格になることも想定して日数に余裕を持って受けましょう。
まずは、予約です。
https://www.reserve.naltec.go.jp/
このページから予約できます。
新規の方は、まずアカウント登録が必要です。
本日を含む14日(開庁日のみ)先までの予約が可能なようです。
(新車じゃないなら、)「継続検査」を選択します。
時間は、下記の①~④のいずれかを選択します。
① 9:00~10:15
②10:30~12:00
③13:00~14:15
④14:30~16:00
車検全般に関することは、ここです。
https://www.jidoushatouroku-portal.mlit.go.jp/jidousha/kensatoroku/
非公式ながらも、ここはすごく丁寧に書いてあって参考になるかと・・・
http://1nari.com/shaken1_1.html
愛知陸運支局(名古屋)限定の情報はココ!
https://wwwtb.mlit.go.jp/chubu/aichi/
予約完了後、予約内容が書かれた紙を印刷し、検査当日必ず持って行きましょう。(スマホとかで当日、予約内容が書かれたメールを見られるならそれでも可です。)
2
【必要なもの】
必要な書類は、事前に用意して持って行くものと、当日検査場で書き込むものがあります。
なお、当日でなくても、事前にもらっておいて書き込んでから持って行ってもOKです。
事前に用意するもの:
①今持っている自動車検査証(車検証のことね)と、念のため、自動車検査証記録事項(A4の書類)も
②自動車納税証明書(2年分、紛失してしまった場合は、付いているナンバーの都道府県の都税・県税事務所や、運輸支局場内の自動車税事務所で再発行してもらう必要があります)
③今持っている自賠責保険証書
(2年分)
当日もらえばいいもの:
⑤自動車検査票(継続)
⑥継続検査申請書
⑦自動車重量税納付書
⑧点検整備記録簿(コピー代10円)
⑤~⑦は、車検場の窓口横でタダで配布されています。(以前は、35円でした。)⑧は事前に自分で作って持っていっても可ですし、その場で見本を10円でコピーしても可です(名古屋の場合、コピー機の横に見本が置いてあります)。
⑨次の2年間の自賠責保険
それから、現金(7万円ぐらい?)も当日忘れずに。
3
【事前準備】
整備していくべき項目は左図(⑧点検整備記録簿)を参考にするといいと思います。
特に検査場でチェックされるのは、灯火類(ヘッドランプ、テールランプ、ウィンカー、バックライト)とウインドウウォッシャー、ホーン、各ウィンドウの違法なステッカー類です。
これ以外にも、見るべき所はあると思いますが省略します。WEBで「ユーザー車検」で検索すれば、たくさん関連ページが出てくると思うので、そちらも参考にしてください。
それから、当日は、ホイールキャップを外して行きましょう。
また、FDはOKですが、ハイビームが分かれているヘッドライトの車(例えばHR-Vなど)は、検査場でロービーム(HR-Vの場合は、大きい目の方)を紙か何かで隠す必要があります。検査はハイビームで行うので、ロービームを隠しておかないと光軸がちゃんと検出できず必ず不合格になります。
↑これは古い車の場合で、最近の車はロービームで検査するように変更になりました。
洗車は特にしなくてもいいのですが、あまりにも汚れているなら、した方が良いです。検査官も人間なので、第一印象とか心象というのが大事ですから。汚い車は、ちゃんと整備してないと思われるかもしれませんよ。
4
【自賠責加入と予備検査】
ということで、検査場に1時間前に到着しました。
慣れていても、保険に入ったり書類を書いたりしてると30~40分ぐらい経ってしまうので、慣れてない人は受付開始時間の1時間前ぐらいには着いておいた方がいいと思います。
到着したら、窓口ではなく、まずは検査場横のテスター屋に向かいます。
何をするかというと、自賠責保険の支払いと予備検査です。
どちらも必ずしもテスター屋でやる必要はなく、自賠責は事前にディーラー等で加入しても可ですし、予備検査も、一発で本検査に合格する自信があれば受けなくても可です。また、一発で合格しなくても、NG食らったらその箇所をテスター屋に直してもらってそこだけ再検査を受けてもOKです。そうすれば予備検査代はケチることが可能です。
でも、私が受けた日は最終ラウンドで予約していたし、結構混んでたので、光軸だけ合わせてもらうことにしました(FDはリトラなのでずれやすい)。 光軸を合わせてもらうと成り行き上、そのままスリップテスタを通るので、結果をタダでチラ見して問題ないことも確認(^-^)v
自賠責保険で22470円。(2011年は24950円、2023年は17650円でした。)
光軸合わせで1500~2500円ぐらいだと思います(テスター屋によって値段は違います)。
合わせてもらったら、リトラを開けたまま検査ラインに向かいました。
5
【書類購入】
次に、愛知運輸支局の窓口へ向かいます。
まずは、ユーザー車検受付窓口横で継続検査の用紙一式を集めます(棚に無造作に置いてあります)
⑧は、自分でコピーする必要があるかもしれません(愛知陸運支局は、別棟のコピー機でコピーする必要があります)。
そうすると、⑤~⑧の用紙が揃います。
6
【重量税と検査費用の支払い】
次に、15番窓口に左図のような紙を出して、
重量税(車種によって値段違う)と検査代(毎年値段が変わるかも)を支払うと、代わりに印紙をもらえます。これは、先に買った書類に貼り付けるものです。
(重量税の金額は車種によって全然違うので、必ず自分で確認してください。)
FDだとこの値段ですが、車両重量によって税金額は変わります。また、5ナンバーは検査代も100円安いはずです。
7
【預託証明印】
少し前まで、リサイクル券の確認がありましたが、最近からなくなったようです。
なので、リサイクル券の提示は必要なくなりました。
ちなみに、リサイクル券ってこういうのですよ。
8
ということで・・・
“その2”では、揃える書類とその書き方をレポします。
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