スマホホルダーを自作してみた。
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
今までタブレットを持っていたためあまりスマホには興味が無く頑なにガラケーを使い続けてましたがある事情によりスマホに買い換える事になりました。
急な話だったので最新のスマホには疎かったのですが頑丈な物が欲しかったので京セラのtorqueG02を選びました。
やはりガラケーに比べて大きいのは勿論バッテリーの減りも早い。幸い車で行動する事が多いので電源には困りませんが充電中に置いておく場所がないのが気になりました。今まではシガーソケット横のポケット(MTのみ)にピッタリ収まっていたのですが。
そこで色々店を回りスマホ用のホルダーを物色したのですがどうも自分的にピンとくるものがありません。市販の物は汎用性があるかわりに調整部分などの余計なギミックが多いですし今回自分が買ったスマホは他のモデルよりも大きくてゴツいのでどうも収まりが悪い。そもそも自分はそういう市販の便利アイテムをゴチャゴチャ付けるのはあまり好みではありません。ここはどこかで妥協せざるを得ないかな、と思ったのが自作するに至った動機です。
2
まず必要な機能としては縦の状態でスムーズに抜き差しが出来て走行中もガタつかず充電しながら置けること。
まず自分のスマホは真四角ではないのがポイントで下の部分を曲面に合わせる必要があります。
自作すると言っても所詮素人なので大掛かりな加工とかできるわけでもありません。
とりあえず素人でも加工が容易な0.5ミリのアルミ板を使って現物合わせでとりあえず形にしてみました。
とりあえず必要なものは満たしてはいますがこれをそのまま使うにはあまりにもチンケ。
とはいえアルミ板を使ってこれ以上マトモなものを作れる自信はとてもありません。なので大体のイメージは出来たとポジティブに捉えて別の方法を探るとします。
3
とりあえずホムセンの資材コーナーで色々物色してまずアクリル板が目に付きました。
とはいえアクリル板を綺麗に曲げるのはアルミを曲げるよりも難しいそうです。そして見つけたアクリルの細いパイプを見て「これだ!」と閃きました。そして必要と思われる材料と道具を買って家に帰るなりそのまま作業開始。
アクリル板とパイプを切って加工して部品を作っていきます。現物合わせでおおまかに寸法を決めていったので設計図もスケッチも無くかなりの突貫作業になりました。
4
とりあえずプロトタイプの完成。一部ビスの位置が対称ではないのはスマホのサイドのボタンに干渉しないためですがちょっとバランスが悪いです。
とはいえとりあえずこのまま使える状態にはなったので方向性は間違ってなかったと思います。
どっちにしてもネスタとR2で2個必要なのでこれを踏まえて最終版を製作する事にします。
5
プロトタイプの完成から間髪入れずに作業開始。
寸法はほぼそのままで細部を若干修正。
最終版なのでさっきよりも丁寧に仕上げていきます。
6
そして完成。自分のスマホ専用に作ったのでキツすぎず緩すぎずピッタリ収まるものが出来上がりました。あと最後に残されているのは車への固定方法です。
7
最近見かけるマグネットで固定するタイプのスマホホルダー。
これをホルダー背面に装着するのが一番手っ取り早い方法です。
…ここでこれをスマホに直接つければいいじゃないかと突っ込まれそうですがそれをやるにはスマホの背面に鉄板を貼り付けないといけないのでボツ。スマホカバーの裏側に鉄板を貼り付けてからカバーを装着する裏ワザもあるようですがただでさえゴツい自分のスマホがさらにゴツくなるのでそれもボツ。
車への装着ですが本来は両面テープでの取り付けですがこの場所は曲面なので両面テープが付かないのでパネルに穴を開けて直接ビス留めという荒技をつかいました。
8
このマグネットホルダーには円盤状の鉄板が付属してますが小さいので自作ホルダーの背面には大きめの鉄板を貼り付けて取り付けの自由度を高めてみました。これで邪魔にならない位置に動かせますしホルダー自体が上下左右に動くので好きな角度にセットできます。
走行中に落っこちてしまう事は今のところありません。ただショックで下向きになることがあるのでホルダー背面下部にゴムを付ける予定です。
ふとした思いつきから勢いで一気に作ってしまいましたが一応のカタチにすることが出来ました。
市販品があるのに敢えて自作というのは正直自己満足でしかないですが思い描いたものを自分の手でカタチにするという行程そのものがDIY派(?)には重要な事だと思います。
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