お正月はいかがお過ごしでしょうか?
私は特に遠出もせずに実家でグ~タラしております。例年、そんな感じですが、去年は勤続10年のご褒美休暇をもらったので、かなりアクティブな年末年始を過ごしておりました。
以前、氷河の写真を見て以来、何としても行きたかった南米パタゴニア。去年の年末年始は、地球の裏側・パタゴニアをウロウロしていました。
パタゴニアとは、南米大陸の南緯40度より南の地域で、国はアルゼンチンとチリが含まれます。たくさんの雄大な景色を見ることができたので、長いですがよかったらご覧ください。
成田を離陸して、ワシントンDC経由で約30時間後にブエノスアイレスに到着。翌日、ブエノスアイレスから、飛行機でアルゼンチン最南端の町ウシュアイア経由で5時間、エル・カラファテに飛んで、さらにバスで3時間、エル・チャルテンという村に着きました。
ここには、クライマー憧れのフィッツ・ロイ(標高3405 m)という山があります。
フィッツ・ロイに行くトレッキングルートはいくつかありますが、初心者向けのカプリ湖(片道約2時間)を目指しました。しかし・・・ フィッツ・ロイは雲に隠れて姿を見せてくれませんでした・・・
仕方ないので、宿に飾ってあった写真の写真を・・・
この山は、アウトドアブランド・パタゴニアのロゴマークのモチーフになった山として知られており、「世界一かっこいい山」とも言われています。
フィッツ・ロイは見える日のほうが少ないのですが、旅のスタートは残念な結果に・・・
エル・カラファテに戻って、数日間滞在して観光の拠点にしました。
国境を越えて、チリのパイネ国立公園を訪れたときのこと。
草をくわえるお兄ちゃんに遭遇。
「Are you 岩鬼?」
彼が野球をしたら打球音は、
グワァラゴワガキーンでしょう!!
次は、今回のハイライト。世界遺産のロス・グラシアレス国立公園を訪れました。訳すと氷河国立公園。南極、グリーンランドに次ぐ規模の氷河があります。
中でも、有名なペリト・モレノ氷河です。
氷河の幅は約5 km、高さは約60 m。手前に小さく人が写っています。
Canon EOS 60D + Canon EF-S 10-22 mm F3.5-4.5 USM
露出時間:1/250 s, F値:16.0, ISO:100, 焦点距離:10 mm
青く輝く氷河がとてもきれいで、はるばる地球の裏側までやって来た甲斐がありました☆
ところで、メガーヌRSの白いボディーカラーの名前は、「ブラン・グラシエ(氷河の白)」ですが、これがまさにブラン・グラシエですね!
このペリト・モレノ氷河は有数の動きが活発な氷河として知られており、1日で約2 m前進するそうです。
そのため、頻繁に氷河の先端が崩落します。
高さ数十mの氷塊が落下するため、ものすごい水しぶきと轟音が響きます。
ペリト・モレノ氷河ではアイゼンを着けて、氷河の上を歩くことができる「氷河トレッキング」を楽しめます。
青く光る氷の裂け目を間近に見ることができます。
ガイドが地面を指差して、「この下が日本だね」って言っていました。
アルゼンチン人も裏側に日本があるって知っているんですね。
氷河トレッキングのラストは、氷河の氷入りのウィスキーです。
期待どおりのきれいな景色を見せてくれたパタゴニアの氷河ですが、氷河の後退が確認されています。
温室効果ガスによる温暖化が原因と言われていますが、この景色を今後も楽しみたいものです。
エル・カラファテからブエノスアイレスに戻る前夜、現地で会った日本人旅行者と食べた、「パリージャ(肉の盛り合わせ)」です。
アルゼンチン人は世界一肉を食べるらしく、滞在中はステーキを食べまくりました☆
大自然のパタゴニアから、うってかわって都会のブエノスアイレスへ。南米のパリと言われるブエノスアイレス。ヨーロッパ的な街並みが広がっています。(パリには行ったことがないので、パリっぽいかは分かりません・・・)
アルゼンチンと言えば、アルゼンチンタンゴ!ということで、タンゴショーを見に行きました。
ブエノスアイレス市内には、タンゲリアという食事をしながらタンゴショーが見られるお店がたくさんあります。宿泊先のフロントでお願いして、ホテル送迎付きで予約してもらいました。
「エル・ケランディ」というお店に行きましたが、タンゴショー、ディナー、送迎で約1万円。
現地に行って驚きましたが、アルゼンチンは物価の上昇がすごいです。2009年版のガイドブックをもっていきましたが、ガイドブックの値段の2~3倍になっています。
旅のラストは、有名なイグアスの滝へ。
ブエノスアイレスから飛行機で2時間ほどのプエルト・イグアスが最寄りの空港で、ラン航空の飛行機を予約していましたが、2日前にネットで予約を確認したところ、勝手に便が変わっています・・・ このままでは、イグアス滞在時間が大幅に減ってしまいます。空港のカウンターで本来の便に戻してもらいましたが・・・ さすが南米、油断ならないです。
寒かったパタゴニア氷河から一変、イグアスは30 ℃オーバーです。
滝の一番奥にあるのが「悪魔ののどぶえ」。近づいていくと、ゴォォという轟音が聞こえてきます。
Canon EOS 60D + Canon EF-S 10-22 mm F3.5-4.5 USM
露出時間:1/250 s, F値:16.0, ISO:100, 焦点距離:10 mm
ものすごい水しぶきで、滝つぼは見えません。イグアスの滝は、アルゼンチンとブラジルの国境にあり、写真はアルゼンチン側から撮ったもので向こう岸はブラジルです。
翌日はタクシーをチャーターしてブラジル側に行きました。アルゼンチンの出入国はタクシーの窓からパスポートを渡すだけのドライブスルー出入国、ブラジルの出入国はタクシーの運転手が代わりに行ってくれて、車内で待っていればOK。
悪魔ののどぶえ以外にもたくさんの滝があり、ボートに乗って滝に突っ込むこともできます。突っ込むのは悪魔ののどぶえではありません。。。(あらかじめ水着着用をおすすめします)
満月の前後5日間は夜間も入場することができ、月明かりの虹を見られることもあるそうです。私が訪れたときはちょうどこの期間で、エル・カラファテで一緒にパリージャを食べた人がメールで知らせてくれていましたが、見逃してしまいました。イグアスの滝は当初、行くつもりがなかったのですが、出発が近づいてきてから予定に入れたのでリサーチ不足でした・・・
さて、イグアスの滝ですが・・・ あまりにも巨大な氷河を見た後だったので、それほど大きいとは感じなかったのが正直なところ・・・
イグアスの滝とペリト・モレノ氷河を訪れるときは、イグアスの滝(満月の日)→ペリト・モレノ氷河のルートがおすすめです。
南米にはダイナミックな風景を楽しめるところが数多くあり、魅力的な旅先です(遠すぎますが・・・)。
去年はこんな2週間の南米旅行を楽しんでいましたが、今年みたいなグ~タラ正月もよかったりします。。。
他の旅行記はコチラ↓ よかったらご覧ください。
・ボルネオ (ブルネイ・キナバル山)
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