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ジョーヌのブログ一覧

2015年07月29日 イイね!

FSWついでに富士山トレッキング

FSWついでに富士山トレッキングメガーヌオーナーの方々が富士スピードウェイで走るというので、その勇姿をカメラに納めるべくFSWへ。
でも、交通費も多少かかるので、「1度で2度おいしい感じにしたい」とビンボー症なことを思いつき、御殿場周辺の山に登ってからFSWに行くことにしました。

どこの山にしようか・・・?
愛鷹山、箱根の外輪山などなど・・・

ちょうど今は富士登山シーズンですし、富士山に行ってきました。

水ヶ塚駐車場に車を停めて、



富士山も上までくっきり。巨大な宝永火口がよく見えます。

マイカー規制中のため、駐車場からはシャトルバスで富士宮口五合目へ。

8:35 富士宮口五合目



8:45 六合目



左に行くと富士宮コースで山頂方面ですけど、普通のルートは通りません!!
直進して宝永山方面へ。

8:55 宝永第一火口縁 これが宝永大噴火の跡ですか、デカいです。



9:00 宝永第一火口 火口の底まで下りてきました。



底まで下りたら登らないといけません。右が宝永山山頂です。

靴も杖も砂にめり込んで歩きにくい・・・



登るにつれて斜度は急に・・・ 歩幅を小さくしてもずり下がってなかなか進みません。



森林限界は超えているので、晴れて風がないと暑いです~(>_<)

9:40 宝永山馬の背 地獄の登りが終われば、馬の背の名のとおり平らな道です。



9:50 宝永山山頂 (標高:2693 m)



この日は宝永山山頂の標柱がコレ↓に見えました。



あぁ着いた・・・剣ヶ峰に着いたんだ・・・

10:00 下山開始(爆)
10:05 宝永山馬の背 ここから先は砂走りでダッシュ下山。



10:20 宝永第一火口 登りの半分もかからずに下りてきました。

やっぱり靴に砂が入っちゃいました。



10:50 富士宮口五合目

リポDプレゼントキャンペーン開催中でした。



もちろんコーラも(^^)



今回のルート。



この後、温泉に浸かってからFSWで撮影係です。

Posted at 2015/07/29 22:22:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | 登山 | 旅行/地域
2015年07月29日 イイね!

重役出勤のETCC-GT撮影係

重役出勤のETCC-GT撮影係富士スピードウェイにルノー・スポール軍団が多数集まり、ETCC-GTなる耐久レースを走るということなので撮影係としてお邪魔することにしました。

御殿場まで交通費もかかるし~、レース本番は16時からだし~ってことで、サーキット以外も楽しむためにちょっと寄り道してから、15時ごろにFSW入りする重役っぷり(^^;)
寄り道の様子はコチラ

ピットはメガーヌだらけ。出走のときを待ってらっしゃいます。





ランボいいなぁ。。。



ETCC-GTの撮影はプリウスコーナーとダンロップコーナーで。

撮影機材・撮影条件は、
Canon EOS 5D MarkⅢ + Canon EF 70-200mm F4L IS USM
露出時間:1/30 s, F値:14.0~18.0, ISO:100, 焦点距離:200 mm


前半はプリウスコーナー







後半はダンロップコーナー なぜか後半のほうがピントが合いました。
第1走者の方々、ごめんなさい・・・























お疲れさまでした(^^)






今回撮った流し撮り写真は下記リンクにまとめておきました。

2015.7.26 ETCC-GT

もし、掲載に不都合ありましたらご連絡ください。


メガーヌ流し撮りを600枚ほど撮って、生き残ったのは約1割・・・
これは、池之平師匠の流し撮り教室へ2度目の入学する必要アリですな。次の袖フェスいつだろう?
Posted at 2015/07/29 22:21:20 | コメント(8) | トラックバック(0) | カメラ | クルマ
2015年07月21日 イイね!

北岳山頂であの言葉を思い出した

北岳山頂であの言葉を思い出したこの連休は北ア・奥穂高岳(標高:3190 m)に登る予定でした。でも、登山ルートの涸沢→ザイテングラート取付には残雪があるとのことで行き先を変更しました。

目的地は南アルプスの北岳(標高:3193 m)。

登山口は広河原。ただし、マイカー規制により車で直接乗り入れられません。

芦安もしくは奈良田に駐車してバスで移動します。奈良田から向かいましたがバス待ちの列がすごいことに・・・ これは混雑の予感・・・

7:00 広河原インフォメーションセンター 登山届を出して出発です。



7:25 白根御池分岐

北岳が見えてきました。右側の岸壁が北岳バットレス



9:10 大樺沢二俣
9:20 大樺沢二俣出発

二俣を過ぎると傾斜が急になって、荷物の重さが堪えます・・・ アルプスクラスになると一眼レフをもってきたくなるんですけど、カメラの重さに苦しめられると悩んじゃいます・・・
予定では北岳山頂を通過した先にある北岳山荘まで行くつもりでした。
でも、「これは行けないカモ(>_<)」と気力が折れかけてきました・・・

途中の広場に倒れこみます(>_<)
山頂を見上げてみると、ガスに覆われてしまいました・・・



11:35 草すべり分岐

この辺りから雨が降り始めました・・・
風も強くなってきたので完全に心折れて、「今日は山頂手前で終了だ・・・」

12:10 北岳肩ノ小屋



やっと着いた・・・ すぐに宿泊手続き。
早めに着いたので普通の寝床を確保できました。でも、この日は悪天候により続々と宿泊者が来て大混雑。玄関付近や食堂で寝ることになった人もいたようです。

夜中まで暴風雨が続いたようでした。翌朝には雨も止んだようなので朝食後に北岳山頂に向かいます。山頂からの展望は期待ゼロでしたけど・・・



6:35 北岳肩ノ小屋出発
6:50 両俣分岐
7:10 北岳山頂 (標高:3193 m)



日本第2位の頂です。ここに来ると、あの言葉↓が思い出されました。



北岳は日本で2番目に高い山ですけど、認知度は・・・?というと、あまり高くないような気がします。

1位 富士山 3776 m (これは皆さんご存知)
2位 北岳 3193 m
3位 奥穂高岳 間ノ岳 3190 m
5位 槍ヶ岳 3180 m


山に登る人にはよく知られているでしょうが、登らない人は2位以下をご存知ないかもしれません。
槍ヶ岳は聞いたことあっても、北岳、間ノ岳だけでなく穂高岳もなじみが薄いかも?

やはり1位じゃないと覚えてもらえないのです。

7:40 北岳山頂出発
7:55 両俣分岐
8:15 北岳肩ノ小屋

今回は北岳の隣の間ノ岳(標高:3190 m 日本第3位)にも行くつもりでした。
でも、天気が悪いので今回は間ノ岳はパス。天気のよさそうなときに改めてってことで下りることにしました。

今回のルート↓。地図で見ると間ノ岳までけっこう遠いですね・・・



小屋まで下りてくると、小屋付近は景色がよく見えるようになっていました。



仙丈ヶ岳~甲斐駒ケ岳~鳳凰三山、南アの名峰がズラリ(^^)



鳳凰三山から視線を右に移していくと、富士山も見えております。



8:30 北岳肩ノ小屋出発

前日は雨に濡れて登った稜線は最高の景色。

仙丈ヶ岳、


甲斐駒ケ岳、


鳳凰三山を眺めながらの下山(^^)


北岳は高山植物の宝庫。しかし、前日はお花を見る余裕はありませんでした。



9:10 草すべり分岐
10:00 白根御池小屋

桃ソフトとコーラ!! コーラ飲みながらソフトクリーム。甘党すぎ!?



10:20 白根御池小屋出発
11:40 白根御池分岐
12:00 広河原インフォメーションセンター 標高差約1700 mの激下り。ふとももプルプル(^^;)

標高は2位でも、すばらしい展望が見られる名峰でした。

南アルプスでは現在も隆起が続いており、北岳山頂では1年に7 mmくらい隆起しているという説もあるそうです。

富士山の標高:3776.24 m
北岳の標高:3193.2 m

83292年後に追いつきます。 ガンバレ!北岳!!


これで、今までに登った百名山は22座

第1座  44 筑波山 (877 m)     2012年5月
第2座  24 那須岳 (1917 m)    2012年6月
第3座  72 富士山 (3776 m)    2012年7月
第4座  30 谷川岳 (1977 m)     2012年8月
第5座  41 草津白根山 (2171 m) 2012年9月
第6座  70 大菩薩嶺 (2057 m)   2012年10月

第7座  65 両神山 (1723 m)    2013年5月
第8座  73 天城山 (1405 m)    2013年6月
第9座  40 赤城山 (1828 m)    2013年7月
第10座 36 男体山 (2486 m)    2013年8月 
第11座 58 焼岳  (2455 m)    2013年10月
第12座 69 瑞牆山 (2230 m)    2013年11月

第13座 71 丹沢山 (1567 m)    2014年5月
第14座 89 伊吹山 (1377 m)    2014年6月
第15座 37 日光白根山 (2578 m) 2014年7月
第16座 78 仙丈ヶ岳 (3033 m)   2014年8月
第17座 54 槍ヶ岳 (3180 m)    2014年9月
第18座 90 大台ケ原山 (1695 m) 2014年9月
第19座 29 至仏山 (2228 m)       2014年10月

第20座 66 雲取山 (2017 m)       2015年5月
第21座 64 八ヶ岳 (2899 m)       2015年7月
第22座
 80 北岳  (3193 m)    2015年7月
Posted at 2015/07/21 22:35:38 | コメント(3) | トラックバック(0) | 登山 | 旅行/地域
2015年07月12日 イイね!

屈強クライマーへの道険し@八ヶ岳

屈強クライマーへの道険し@八ヶ岳2年前に1泊で八ヶ岳縦走(赤岳→横岳→硫黄岳)を計画していましたが台風で断念。(代わりに男体山に登ってグロッキー・・・)

今年、日帰りで八ヶ岳登山を予定していましたが、週末は雨続きで2度の延期(>_<)

この週末はようやく晴れたので、「このチャンスは逃すまい!!」と八ヶ岳登山口の美濃戸へ。
中央道からは南アルプスがよく見えて、いい展望が期待できます。

登山口の美濃戸には美濃戸口から車で行けますが、未舗装路なので通行は要注意。メガーヌでは行けません。

6:40 美濃戸

今回は北沢ルートから地蔵尾根を経て八ヶ岳最高峰・赤岳登頂、さらに阿弥陀岳にも縦走予定。

8:20 赤岳鉱泉



八ヶ岳ともなると、大きなザックを担いだ屈強クライマーが多い印象です。

8:45 赤岳鉱泉出発
9:10 中山乗越
9:15 中山尾根展望台

展望台にちょっと寄り道。延期を重ねた甲斐あって、素晴らしい青空(^^)



目的地の主峰・赤岳


赤岳(左)と阿弥陀岳(右)


横岳(左)と赤岳(右)

Canon EOS 5D MarkⅢ + Canon EF 24-70 mm F2.8L USM
焦点距離:24 mm

景色を撮るには広角レンズが欲しいなぁ。。。

展望台からのパノラマ写真


赤岳には地蔵尾根というルートで、赤岳左側の鞍部まで直登します。
ほとんど壁でしょ、これ(泣)



9:30 中山尾根展望台出発

八ヶ岳名物マムート階段。マイグローブでダブルマムート!



9:35 行者小屋 ここでは休憩なしで地蔵尾根に突撃!!

急登にヒーコラ言いながら振り返ると北アルプスまで見えてますよ。
槍穂連峰をズームアップ。



次の週末は奥穂高岳アタックの予定でしたけど、登山ルートは残雪たっぷりの模様・・・
これはダメかも・・・

途中で下を見下ろしてみます。真ん中あたりが行者小屋。けっこう登ってきましたよ。



10:55 地蔵ノ頭

赤岳山頂もあと少し!!



11:05 赤岳天望荘

最後の関門。あと少しに見えて、けっこうキツいんですよね~。



11:45 赤岳山頂 (八ヶ岳最高峰 標高:2899 m)



山頂ではやっぱりコレ!!



山頂から阿弥陀岳方面



横岳方面



12:50 赤岳山頂出発
13:20 文三郎尾根分岐

予定していた阿弥陀岳への縦走は・・・ 今日は勘弁してやるよ(爆)!!



ということで、文三郎尾根から行者小屋に下りることにしました(泣)
まだまだトレーニングが必要です(>_<)

14:10 行者小屋
14:35 行者小屋出発

帰りは南沢ルートから。途中の標識がないので美濃戸までの距離が分かりません。
エガちゃん、方向だけじゃなくて距離も教えてよ!!



16:20 美濃戸

今回、歩いたルート。阿弥陀岳に行けなかったのがちょっと残念だったけど、いい天気に恵まれて赤岳登頂できたのは満足(^^)



これで、今までに登った百名山は21座

第1座  44 筑波山 (877 m)     2012年5月
第2座  24 那須岳 (1917 m)    2012年6月
第3座  72 富士山 (3776 m)    2012年7月
第4座  30 谷川岳 (1977 m)     2012年8月
第5座  41 草津白根山 (2171 m) 2012年9月
第6座  70 大菩薩嶺 (2057 m)   2012年10月

第7座  65 両神山 (1723 m)    2013年5月
第8座  73 天城山 (1405 m)    2013年6月
第9座  40 赤城山 (1828 m)    2013年7月
第10座 36 男体山 (2486 m)    2013年8月 
第11座 58 焼岳  (2455 m)    2013年10月
第12座 69 瑞牆山 (2230 m)    2013年11月

第13座 71 丹沢山 (1567 m)    2014年5月
第14座 89 伊吹山 (1377 m)    2014年6月
第15座 37 日光白根山 (2578 m) 2014年7月
第16座 78 仙丈ヶ岳 (3033 m)   2014年8月
第17座 54 槍ヶ岳 (3180 m)    2014年9月
第18座 90 大台ケ原山 (1695 m) 2014年9月
第19座 29 至仏山 (2228 m)       2014年10月

第20座 66 雲取山 (2017 m)       2015年5月
第21座 64 八ヶ岳 (2899 m)       2015年7月
Posted at 2015/07/13 00:33:07 | コメント(4) | トラックバック(0) | 登山 | 旅行/地域
2015年07月04日 イイね!

EOS 7D MarkⅡって必要?

EOS 7D MarkⅡって必要?2014年9月。
Canon EOS 7D MarkⅡの概要が発表されました。

「10コマ/秒!?」
「すげー!なんかすげー!!」
「欲しー!!!」 
・・・と思ったものでした。


近頃、カメラ選びに悩み悶えているメガーヌオーナーの方もちらほら(^^)
私も次のターゲットEOS 7D MarkⅡをどうするか考えるきっかけになりました。

現在、私の所有一眼レフは、
Canon EOS 5D MarkⅢ    (フルサイズ機)
Canon EOS 60D (APS-C機)



フルサイズとAPS-Cの2台体制です。

コンデジに不満を感じて60Dを購入。画質の向上に感動しつつ写真を撮る面白さを知りました。段々、暗いところでの画質に物足りなさを感じ始めて、フルサイズの5D MarkⅢにステップアップ。

これに加えて、流し撮りマシンとしてCanon EOS 7D MarkⅡを企んでいました。



しかし、
「なんかすげー!!欲しー!!!」で、17諭吉を放出してよいものか!?
ふと、我に返ったのであります。



すでに高性能な5D MarkⅢがあるのに、7D MarkⅡがないといけないのだろうか?

流し撮りにおける7D MarkⅡの機能を5D MarkⅢと比較して考えてみることにしました。
(実際に撮影はしていないので、スペックやプロカメラマンのレポートを参考にしています。また、あくまで当ブログはアマチュアの書いたものとご承知おきくださいませ。)

画質
60Dに5D MarkⅢを買い増した結果、APS-Cとフルサイズの差に驚いたものでした。
夜間の高感度撮影だけでなく、明るい場所での写真も60D(APS-C)との差は歴然。
大きめのディスプレイで見てみると、細かい部分の解像度がまったく違います。

7D MarkⅡも60Dより進歩していますので、画質向上しているはずです。

画像処理エンジン
60D    :DIGIC 4
7D MarkⅡ    :デュアルDIGIC 6
5D MarkⅢ    :DIGIC 5+

最新である7D MarkⅡは最新画像処理エンジンを2つ搭載していますが、APS-Cとフルサイズは撮像素子の大きさの差が大きく、画質は5D MarkⅢには及ばないようです。
ただし、被写体以外はブレさせる流し撮りの場合は、画質(解像度)はあまり気にしなくてもいい気がします。

画質についての考察
流し撮りの場合、7D MarkⅡが5D MarkⅢより大きく劣るということはない。
ただし、風景や人物を撮る場合はフルサイズに軍配が上がる。愛車撮影もフルサイズが○


オートフォーカス
7D MarkⅡは「高速連写・AF性能を追求したAPS-Cフラッグシップ機」と謳われており、色々なジャンルの動体撮影が可能と大々的にアピールしています。

動体撮影の場合、CanonではAIサーボAFと呼ばれる動体追従のAFモードが適していると思います。
さらに、7D MarkⅡは被写体に応じて、AIサーボAFの設定を変えることができます。

被写体にどこまで追従するのか(粘って追従し続けるのか、新たな動体に素早く移るのか)、
速度変化にどれだけ対応するか、などのパラメーターを変えることができます。



これらのパラメーターを被写体によってCase 1~6まで体系化されたガイド機能も付いています。

Case 2は障害物が入って見えなくなることがある被写体に適しています。
たとえば、バタフライを泳ぐスイマーを正面から撮る場合など。



Case 4は急加速・急減速する被写体に適しています。
たとえば、バスケットの選手、サーキットを走る車もCase 4がよさそうです。



このように被写体に合わせて細かい設定が可能です。
しかし、5D MarkⅢにもこの機能は搭載されています。

もう1つの重要な点は、AFポイントについてです。ピントを合わせられる場所であり、多ければ構図の自由度が増します。
7D MarkⅡは、65点とかなり多くのAFポイントがあります。(60Dは9点)



5D MarkⅢもAFポイントは61点あり、数は7D MarkⅡと同等です。



違いはAFポイントがカバーする範囲の広さ
7D MarkⅡのほうがより広い範囲にAFポイントがあります。車をかなり端に寄せた構図ではピントが合いやすくなるんでしょうか。

他にもF2.8クラスの明るいレンズで絞り解放にしたときでも高精度のピント合わせができるAFポイント(水色の×印)の数に違いがあり、これは5D MarkⅢのほうが数が多いです。
ただし、流し撮りでは通常絞って撮るのでここでは割愛します。

オートフォーカスについての考察
7D MarkⅡは65点のAFポイントをもち、動体に対して細かい設定が可能で流し撮りには有利だと考えられるが、5D MarkⅢもけっしてひけは取らない。
被写体を思いっきり端に寄せた構図では7D MarkⅡが有利かもしれない。


望遠効果
APS-Cの最大の特長はこれでしょう。フルサイズより撮像素子が小さいためフルサイズより写る範囲が狭くなり、同じ焦点距離のレンズでも見かけ上ズームアップしたような画像が撮れます。



Canonの場合は、APS-C機だと1.6倍の焦点距離に相当する画像が撮れます。
つまり、7D MarkⅡに200 mmの焦点距離のレンズを付けると、320 mmに相当する画像が撮れます。

一般的にレンズは焦点距離が長くなると、デカく、重く、値段が高くなります。
APS-Cでは小さくて、軽くて、お値段も手ごろなレンズでフルサイズ+望遠Lレンズ(デカい・重い・高い)と同等の画角の画像が撮れるのです。
軽量化とコストダウンできるのがAPS-Cの最大のメリットと言えるでしょう。

では、サーキットで流し撮りをする場合、どのくらいの焦点距離が必要でしょうか。
それは、どこのサーキットのどの場所で撮るか、どのような構図で撮るかで変わってきます。

先日撮った筑波サーキットでの写真です。


Canon EOS 5D MarkⅢ + Canon EF 70-200mm F4L IS USM
焦点距離:150 mm (最終コーナー付近)

小さいサーキットでは、70-200mmのズームレンズがあれば5D MarkⅢで車をこのくらいの大きさで撮れます。

富士スピードウェイのような大きいサーキットでは、


Canon EOS 5D MarkⅢ+ Sigma APO 150-500 mm F5-6.3DG OS HSM
焦点距離:267 mm (プリウスコーナー付近)
200 mmのレンズでは少々足りなくなってきます。

鈴鹿サーキットでも場所によっては、200 mmのレンズでもOK。


Canon EOS 5D MarkⅢ+ Sigma APO 150-500 mm F5-6.3DG OS HSM
焦点距離:150 mm (ヘアピン付近)

ただし、画角いっぱいに車を撮りたい場合は、


Canon EOS 5D MarkⅢ+ Sigma APO 150-500 mm F5-6.3DG OS HSM
焦点距離:500 mm (鈴鹿サーキット・ヘアピン)


Canon EOS 60D + Sigma APO 150-500 mm F5-6.3DG OS HSM
焦点距離:500 mm → 35 mm換算焦点距離:800 mm (FSW・アドバンコーナー)

画角いっぱいに車を収めたい場合以外は、200 mm前後の焦点距離が必要なようです。
場所によっては、5D MarkⅢと70-200mmのレンズでは少し足りないこともありそうです。これに対して、7D MarkⅡは同じレンズでも画角に不満を感じることは少なそうです。
でも、個人的には多少のトリミングはOKだと思っています。

望遠効果についての考察
APS-C機の望遠効果はメリットが大きい。7D MarkⅡと70-200mmのズームレンズはサーキットでの流し撮りにいい組み合わせだと思えるが、5D MarkⅢでもトリミングである程度対応可能。

高速連写
7D MarkⅡの連続撮影は、最高10コマ/秒です。5D MarkⅢは最高6コマ/秒
実際に触れてみると、4コマの差はずいぶん速さの違いを感じます。

この写真は5D MarkⅢで連写して多重露出(比較明合成)したものです。シャッター速度は1/640秒。



7D MarkⅡで同じような撮影をすると、もう少しピッチングフォームを細かく分解できそうです。

では、流し撮りをするときはどうでしょうか。
シャッター速度が遅くなると連写コマ数は減っていきます。資料が見つからないのではっきりと覚えておりませんが、流し撮りのときのようなスローシャッターでは10コマ/秒にはなりません。
たとえば、シャッタースピードが1/30秒の場合、7D MarkⅡが何コマ/秒になって、5D MarkⅢが何コマ/秒になるかは分かりませんけど、流し撮りのときには10コマ/秒の高速連写の恩恵は受けられないかもしれません。

高速連写についての考察
10コマ/秒の高速連写ならではの写真もある。ただし、流し撮りのときは5D MarkⅢとの差は縮まってしまいそう。

重さ
7D MarkⅡ:910 g
5D MarkⅢ:950 g

重さについての考察
なかなかの重さであり、5D MarkⅢと比べて軽量化はできない。

バッテリー
7D MarkⅡは非エコカメラで電費は悪く、予備バッテリーが必須だそうです。
5D MarkⅢと60Dに付属していたバッテリー(LP-E6)とも互換性があるので共用可能。

バッテリーについての考察
高性能AFと引き換えにバッテリー消費は激しい。予備バッテリーは必須だが、5D MarkⅢのバッテリーと共用できる。

フリッカーレス撮影
蛍光灯のような人工光源下では人間では認識できない程度のちらつき(フリッカー)があります。
速いシャッタースピードで高速連写していると、偶然蛍光灯が暗くなった一瞬にシャッターを切るタイミングが合ってしまい暗い写真になってしまうことがあります。
7D MarkⅡは、このフリッカーを検知してシャッターを切るタイミングをカメラがずらしてくれます。ただし、フリッカーレス撮影時は連続撮影速度はやや遅くなるとのこと。

フリッカーレス撮影についての考察
室内競技の選手を撮影するとき、あるいはモーターショーでの尾根遺産撮影に有効。5D MarkⅢではフリッカーレス撮影はできない。でも、アマチュアレベルなら撮りまくってカバーする手もある。サーキットでの流し撮りなら心配なし。

耐久性
7D MarkⅡ:20万ショット
5D MarkⅢ:15万ショット

シャッター耐久回数は7D MarkⅡが上。このシャッター回数を超えるとどうなるのかは知りませんが、私の5D MarkⅢは買ってから2年数か月でシャッター回数2万回弱。中古で買ったのでもうちょっといっているでしょうが、15万回まではしばらく先。
撮影枚数が多くなる流し撮りを7D MarkⅡに任せて役割分担すれば、カメラボディの寿命を延ばせますが、過走行ならぬ過撮影ではないのでそのために買い増しする必要があるかどうかは???

耐久性についての考察
7D MarkⅡの耐久性は優秀。ただし、使用中の5D MarkⅢのシャッター耐久回数もしばらく先なので、それほど心配はいらない。


以上、いくつかの項目で7D MarkⅡの性能を私なりに考えてみました。動きモノをメインの撮影対象と考えているなら、使いこなしにある程度の知識は必要であるものの、撮り手の期待に応えてくれる優秀なカメラだと思います。

撮影を重ねて腕が上がってきても、ボディ買い直しの必要はないんじゃないでしょうか。
ただし、レンズ沼に引き込まれる危険性はおおいにあります(^^;)

これにEF 70-200mm F4L IS USM
重さと値段が気にならないならEF 70-200mm F2.8L IS Ⅱ USMを装着すれば、車の流し撮りには◎(^^)



さらにEF 100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMがあれば、大写しにも対応可能(^^)

ただし、EOS 5D MarkⅢがあれば7D MarkⅡを併用する必要はないような気がしてきました(^^;)

5D MarkⅢも非常にいいカメラなので、7D MarkⅡを併用しただけで流し撮り写真がよくなるとも思えないのです。
せっかくの5D MarkⅢで修行に励めよ、ということデス。

当分の間、流し撮りはCanon EOS 5D MarkⅢ + EF 70-200mm F4L IS USMの組み合わせで頑張ります!!



浮いた17諭吉は広角レンズEF 16-35mm F4L IS USMに回そうかと。
(流し撮りには関係ないけど、フルサイズでの風景撮りには必要なんです。)



ついでにこんな黄色いの↓も愛車に導入しちゃう?(^^)



17諭吉をオーバーしてしまう・・・
Posted at 2015/07/04 21:21:46 | コメント(7) | トラックバック(0) | カメラ | 趣味

プロフィール

「@ひでエリさん 種市初完封でっす!」
何シテル?   07/25 21:07
ジョーヌです。よろしくお願いします。 RX-7 → Fiat バルケッタ → ルノー メガーヌRSと乗り継いで、2019年2月 M4を購入しました。 ...
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