今までユーロR(CL1)に起きた
目立ったトラブルと快適に乗るための整備を
まとめてみました。同じ車両の方々も
意外とメンテナンスにお金のかかる年代に
なって来ましたね。うちのは12年式。
以下にあげたものの中でも快適になる実感が
あったお手軽なものはRACVとスロットルボディかな
●ミッショントラブル
2速と5速で及びバックギア
シフトアップ時にギア鳴りが発生するように
なってしまい、ギアが入らないという状況が発生
入ってしまえば問題はない、特に高回転まで回した時の
シフトアップ時にギアが鳴ってしまう。
・CL1のミッションは少し弱いらしく結構よく聞く話。
診断的にギアオイルを交換してみたが、改善されず
シンクロトラブルという事でミッションオーバーホール
同時作業が出来るのでクラッチも交換、工賃が浮きます
以後、スコスコ入るように・。・
●エンジンの息継ぎ ハアハア・・・。
寒い日、暖気直後の交差点などで停まっている時、
断続的に回転数が変化する症状が発生、2000~2500あたりを
行ったり来たり。エンジンが完全にあったまるとおさまる
RACVを交換、以後息継ぎはしなくなった。
ついでに行った作業 → スロットルボディの洗浄、アクセルワイヤーの
遊び調整(遊び無方向)
以後、吸い込み量が増えたのか加速感が増して走りやすくなった。
低速でのガクガクする感じもなくなって乗りやすくなった。
結構安価で出来るメンテナンス。RACVは交換しなくても
洗浄だけでも効果があるとの事でしたが、いっそのこと交換
してもらいました。
●無いTEC化
VTECを制御しているスプールバルブからのオイル漏れ、
結構ダクダク漏れていた。
VTECに切り替わらないので全開走行をしたとき
若干回転数の上がり方が不自然になり加速していかない
パッキン等を丸ごと交換することによって改善
メンバーまでベトベトだったからね、買う前の話だけど
これが今回のブローの大元の原因なのかもしれない、
漏れすぎると結果エンジンオイルを枯らす事になるからね。
前オーナーがこれに気がつかないまま走ってたのか・・・。
●クラッチマスターシリンダーオイル漏れ
室内側、クラッチペダルの根元のシリンダーから
オイルもれ、走りには影響は感じなかったが
気分的に汚かったので交換、気持ちいいです。
●エンジン始動時にセルから異音
エンジンを掛ける時に気持ち力がない感じを受けた
後々、特に寒い日などで。エンジンがすでにかかっているのに
ギーっと引きずるような音・・・。
セルモーターの中にはエンジンがかかると外れるピンが内臓されている
らしく、それが戻らずにセルが引きずるとの事
セルモーターを新品に交換、やはり新しいセルは力もあって
始動が安定
●シフトリンケージ清掃・給油
シフトが渋く、ミッションオイルを交換しても改善されないので
シフトノブの付け根を清掃してグリスアップした、とてもスムーズに
動くようになって気持ちいい。
●エンジンオイルの異常消費
ゲージのアッパーレベルに合わせてオイルを入れたのに
1000キロも走ると、ロアレベルとゲージの先の半分程に
なってしまう。ユーロRのH22Aエンジンによくあるトラブル
ネットサーフしても、異常の領域を超えた消費量とも思える
点検してみても漏れた後は見つからないのでガソリンと一緒に
燃えてしまっているようだ。ただし、オイル上がりや下がりで
良く目にする黒煙や排ガスのにおいも特に顕著な異常はみられなく
オイルが減っているという事実のみ。
お客様センターに問い合わせると、このエンジンではオイル上がりの
事例がいくつもありピストンリングを対策品に交換する事をすすめられた。
症状に気がついた時にはすでにエンジンに対する
メーカー補償期限が切れていたがメーカー側は部品供給をしてくれるとの事で
工賃のみでピストン、ピストンリングを新品に交換
ついでにタイミングベルトを換えてもらう事にした。
その後慣らし運転を経てオイル消費量は若干減ったものの
メーカー推奨交換サイクルまで持たないのは変わらない。
今度はオイル下がりではないだろうか。という事で
バルブシールの交換をすすめられた。こちらに関しては
ディーラー側が作業の補償対応という事で無償で行われた。
バルブ回りは清掃をしたという。
以後、オイル消費は完全では無いにしろ2000キロ以上は
ゲージ内に治まるまでに回復した
●エンジン載せ替え
バルブを換えてからしばらくは、オイル消費もかなり改善されて
これでやっと問題ないだろうと走っていると。エンジンから
カチャカチャをメカノイズが聞こえだした。
6000回転を超えたあたりから、エンジンの振動と音が異常になり
マフラーやエキマニ付近からもビビリ音が聞こえだす。
きっと前兆だったのだろう。
高速道路の合流で、レッドゾーンまで引っ張り。安全速度で巡航
やはり、カチャカチャ聞こえる。降りたらそのままDで見てもらおうと
思っていた所。エンジンからカチャカチャ聞こえる音が、突如ガラガラ音に
変わり、とても通常走行ができる状態ではなさそう。計器類は特に以上は
出ていなく。アイドリングでは問題ない。2000回転を超えると
あきらかに逝ったね。という音・・・。
Dへ緊急入庫。診断の結果、メタル破損。
オーバーホールもしくは載せ替えとの判定。
オーバーホールの見積もりは55万
結局、リビルトエンジンが見つかり。載せ替えとなりました。
載せ替えたエンジンは今のところ快調である。