インタークーラー電動ファン取り付け

夏に思いついた強制冷却を今頃になって実行しました。
PCファンを使われている方が多いようですが、耐候性に不安がありますのでバイク用のラジエーターファンを使うことにしました。スペースに限りがありますので、なるべく薄い物を探しました。
見つかったファンはヤマハのFZR1000というバイクのものです。見た目だけで決めた割には結構ジャストサイズでした。’87年式というビンテージものですが大丈夫かね？
コネクターは相手が見つかりませんでしたのでエーモン製に交換しました。

フェアリングにすき間テープを貼って得意のエーモンステーで抱き合わせ。
この後試着してもう少し位置を下にずらしています。
本当はコアとサイドタンクの段差を解消してから付けたほうが隙間が無くなって効率が上がるのかも？

3/28追記
サイドタンクにフェアリングがギリギリ掛かる状態で取り付けましたが、異音が発生したので見てみると、やはり振動でずれてコア側に落っこちていました。
段差分の10ｍｍの木材を挟んで取り付け直しました。

最初の位置ではインマニのこのセンサーと干渉して付きませんでした。下に移動してもまだ接触していますが、このまま行きます。気が向いたらファンのステーを削ります。
ここでコード直結して動作確認。思ったよりデカイ音がします。試しに逆回転させてみるとグリルの取り入れ口から結構な風が出ますので効果有りか？

動作条件を考えてみたものの、スイッチやらセンサーやらメンドクサイので漢らしくイグニション連動で常時回転とします。
テスターでリレー動作用のイグニション電源を探したところ、このヒューズから取り出せました。
エーモンの2835フリータイプヒューズ電源(ミニ平型)を使用しました。差し替えるヒューズが変わっても使えるので便利です。

リレーはこのアースポイントにステーの切れ端を使って固定します。
仮止めでボルト緩めたままではエンジン掛かりませんでした。重要なアースポイントのようです。

リレー動作用の電源をヒューズBOXから引き出してリレーの青コードへ。

ファンの電源はバッテリー直で。念のため10Aのヒューズ入れました。コードが太すぎてうまくカシメられない＆大電流コワイので端子は半田付けしています。
黄色がリレーからファンへの電源。ファンとリレーのアースは先ほどのアースポイントへ接続しました。
タイラップで配線をまとめて終了です。

心配していた騒音は車外では聞こえますが、車内では気にならないレベルでした。
冬なので効果が分かりにくいとは思いますが、明日改めてドライブしてみます。
あとここがDIY感丸出しなので、何かでカバーする対策を考えたいと思います。
そういえばバッテリー繋いだまま作業してましたが、よい子のみなさんは絶対まねしないでね。電気をイジル時には－端子を外してから作業しましょう。

3/5追記
1ヶ月経ちますがビンテージ物のファンは元気すぎる位回っています。高速道路のサービスエリアでサイドタンク触ってみましたが、出口側はひんやりしていて冷却効果ありと見ています。
肝心のパワーアップや燃費は感じられませんが、エンジンルーム全体の冷却にも役立っているような気がします。空冷エンジン並みに風が当たるので、オイルの劣化が抑えられればいいなと思います。
車外の騒音は早朝なんかに少し気になりますので、OFFスイッチをつけようかなと検討中です。