このまえの日曜日、筑波千で行われたAHA走行イベントで、ちょっくら走ってきました。
あっ、今回は動画なしです。充電忘れです(汗)
デンロクから脚とケージを移植し、リニューアルした青号。
整備をお願いしていたショップサイドの作業日程の都合で、整備が完了したのがイベント1週前のこと。
タイムトライアルにはぶっつけで望むことになりました。
【ややスパルタンになりました♪】
最近のひいきオイルはこちら
ということで、GULFの回し者に
タイムトライアルは15分×3ヒート
3ヒート目の残り10分で出したタイムが有効です。
つまり、勝負はここ。
そこまでに、何とかクルマに慣れたいところです。
今回の目標タイムは
43.5
これまでのベストが
44.0
みん友の某氏から「脚を固めたら、ぽ~んとタイムあがるよ」なんて囁かれて、
「ほ~、ほ~、そうですか~(にんまり)」
さらに、175から185にサイズアップしたZⅡ☆を新調、
とくれば、コンマ5くらいは一気に更新!と意気込んでいたわけです。
昨年のタイムアタック上位陣が、カップ戦にステージを移した今回なら、これでボディウム間違いなし、と目論んでいたアタック前でした。
●1本目
出走11台がほぼ同時にコースイン。
まだまだ団子状態で、各車ウォーミングアップの様子。
しばらくして、車間が空いてくると踏んでみたくなります。
だけど、まだまだ我慢我慢。
ショートケーキでイチゴは残しておく心境とでもいいましょうか、楽しみは後に残しておきたいほうなので、、、
一度、9割の力で走ると
44.487(案外、力を抜いたほうがタイムがよかったりもします、、)
このときのタイムがC4に続いて2位でした。
クルマの印象は、
ケージ効果でペラペラのマッチ箱が、まるで割り箸になったかのように一本筋がはいった印象。
撓みがなくなり、ピッチングが減ったことでホイルベースが長くなったように感じます。
タックインが強く感じるのも剛性が上がったため?
とにかく、以前に比べ、シャキッとして、遊びが少なくなった分、ますます走りが楽しくなりました。
1本目の後、温間F2.65 R2.5だったタイヤ空気圧を、ためしに0.3づつ下げて、F2.35 R2.2に調整します。
ここで、番場プロの無料同乗サービスでお呼び出しがかかります。
おいら 「今日、シェイクダウンなんで、ターゲットタイムお願いしま~す」
プロ 「ほいきた、合点!」
ブロロ~ン♪
プロ 「あれ?この車曲がらないですよ~。」
おいら「そんなことはなかったですけど・・・」
同乗タイムは
45.6でした。
●2本目
空気圧を下げただけなのに、番場プロのご指摘どおり、全然曲がってくれません(涙)
コーナー進入時のブレーキングで、フロントはしっかり荷重を受け止めてくれるのに、その後のターンインでリアがついてこないかんじ。
剛性感があるので、そのままお尻も出るかな~、ってところで変に突っ張ってるかんじでめっちゃ気持ちが悪い。
3週アタックして、
44.977 45.082 44.916
まったくダメダメでピットイン。
このときのリザルトが4位。
どうやら他車は入賞狙いで本番用タイヤに変えてきた様子。
うっ、これはやばいぞ
●3本目
リアが動きやすいように空気圧を元にもどし、ついでにリアにかませていた10mmスペーサーをフロントに移します。
タイヤも前後ローテーションし、本番アタックに臨みます。
5分経過後から計測開始。
1周目
45.826
おっ、バランスがよくなってる!リアがついてくる。いけるかも♪
2周目
44.780
3週目
44.489
この時点で掲示板上位には3位まで43秒台が並びます。
このままでは入賞は無理なので、なんとか43秒台に入れたいところですが、
4週目
44.888
5週目
44.686
6周目
45.041
う~、もはやこれまで、、、
結果は4位でしたが、いろいろ試せたし、楽しく、無事に走ることができたので、満足な1日でした。
●タイム考察
いろいろ仕様変更した結果がどうだったのかは気になるところです。
そこで、ケージやバネレート変更でタイムにどんな影響があったのか、寄与度をみてみます。
基準タイムは4月のTC1000
このとき、
44.397
今回が
44.489
0.1秒のタイムダウンです。
前回と今回ご一緒したみん友さんは、0.2秒ダウンといいます。
ほかのかたのタイムからも、気温等による落込みは0.2~0.3といったところだと思います。
で、タイムへの寄与の内訳ですが、こんな感じかなと。
ケージ重量増(20kgくらい?) +0.2
バネレート変更 -0.2
タイヤ幅アップ -0.1
気温・路面温度 +0.2
脚を変えていきなり、ぽ~んっとタイムが上がる、なんて芸当はぼくにはできませんでした。
ただ、前回比較でタイムダウンの傾向が明らかな一方で、ロガーデータをみると、いくつかのセクターでタイムが上がっているのはバネレート変更の恩恵であるのは間違いなく、走りをアジャストしていけばもっとタイムは伸びてくるかな~と期待が持てます。
7年間続いたAHAイベントが今回をもってしばらくお休みということで、とても残念です。
走行会、タイムトライアル、レース、とステージが分かれているので、スキルに併せた参加が可能ですし、逆に参加をモチベーションにスキルアップしていけるイベントでしたので、再開を切に願うばかりです。