浜松城(浜松市中区)
浜松城はかつては、今川の臣飯尾氏の居城で「曳馬城」と呼ばれていました。
永禄11(1568)年徳川家康が攻略し、自らの居城としました。
元亀元(1570)年に家康は本拠地を岡崎城から移し、浜松城と城の名前を改めました。
元亀3(1573)年、武田信玄が浜松城を素通りし、西上しようとしたところ、徳川家康は浜松城から打って出て、三方ヶ原で激突しました。しかし、徳川軍は武田軍に敗北を喫してしまいます。
その後、浜松城は武田軍へ備える必要もあり、拡張・改修を加えました。しかし、武田家滅亡後、駿河、甲斐、信濃へ領土を広げた家康は、天正14(1586)年、浜松城から駿府城に本拠を移しました。
天正18(1590)年の徳川家康の関東移封後は、堀尾吉晴、堀尾忠氏が在城しました。
江戸時代は譜代大名達の居城となり、水野忠邦他幕府閣僚への登竜門となった城で「出世城」と呼ばれました。
明治6(1873)年の廃城令により、建物や土地の払い下げが行われ、三の丸、二の丸は宅地化されていきました。
昭和25(1950)年の浜松城公園が開設されました。
昭和33(1958)年に鉄筋コンクリート製の復興天守が再建され、昭和34(1959)年には浜松市の史跡として指定されました。
平成29(2017)年、続日本100名城(148番)に選定されました。
天守
営業時間
8:30~16:30(但し入場は10分前まで)
休館日
12月29日・30日・31日
入場料
大人200円 中学生、70歳以上無料
H17.05.04
Photo Canon EOS 5D Mark Ⅳ
R5.10.15(写真差し替え)
住所: 静岡県浜松市中区元城町100-2
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