丸亀城(丸亀市)
高さ日本一の石垣を誇る丸亀城
2006年04月02日
丸亀城は海抜66mの亀山に築かれ、高さ60mと日本一の石垣を誇ります。細川頼之の重臣の奈良元安が亀山に砦を築いたのが始まりとされています。
慶長2(1597)年生駒親正が讃岐17万石を与えられ高松城を本城とし、亀山に支城を築きました。
寛永17(1640)年生駒高俊はお家騒動により改易され、出羽国矢島に転封となり、翌寛永18(1641)年に山崎家治が肥後国富岡より5万石で入封しました。
寛永20(1643)年、築城の名手といわれた山崎家治により大改修が始まりました。しかしながら、万治元(1658)年に山崎氏、3代で無嗣断絶し改易となったため、播磨国龍野より京極高和が6万石で入封しました。
改修は京極氏の時代も続き、延宝元(1673)年にようやく完成しました。
明治維新まで京極氏が城主でした。明治2(1869)年三の丸の戌亥櫓が火災により焼失し、明治10(1877)年には多くの建物が解体されました。
しかしながら、天守や大手一の門、大手二の門、御殿表門、番所、長屋が現存しています。天守・大手一の門・大手二の門は国の重要文化財に指定されています。
また、「扇の勾配」の高石垣も見どころの一つです。
また、昭和28(1953)年には国の史跡に、平成18(2006)年には日本100名城に指定されています。
入館時間
天守 9:00~16:30(入場は16:00まで)
大手一の門 10:00~16:00
入館料 大人200円 子供100円
天守休館日 12月25日~12月31日
H10.9.29
H18.11.10
Photo SONY NEX-7
H24.5.12(写真差し替え)
住所: 香川県丸亀市一番丁
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