伝統のモナコGP、モンテカルロの市街地コースに今年もF1マシンの咆哮が帰ってきました♪
何と言っても今年はマクラーレンの速さが際立ってましたね~。
アロンソ・ハミルトンの1-2、圧倒的でした。
マッサが全力で走って離されるぐらいの速さっていったい・・・・
次は6月10日のカナダGPです。
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(リンク切れ対策です)
F1】伝統のモナコ決勝はチームメイト同士の激しいバトルに
27日(現地時間)に行われたF1第5戦モナコGPの決勝は、マクラーレンのフェルナンド・アロンソがポールトゥフィニッシュを決め、今季2勝目を挙げた。なおアロンソは昨年(ルノー時代)に続き、モナコ2連覇を達成した。
2位にはチームメイトのルイス・ハミルトンが入り、マクラーレンがワンツーフィニッシュ。ハルミトンはこれで5戦連続の表彰台を獲得、ルーキーのデビュー連続表彰台記録をさらに伸ばした。3位はフェリペ・マッサ(フェラーリ)。
天気が心配されたモンテカルロの市街地コースだが、スタート時にはどうやら雨の心配はない様子。フォーメーションラップを終え、いよいよレーススタート。
ホールショットを決めたのはアロンソ。2位ハミルトン、3位マッサ、4位ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)と予選順で続く。後方ではニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)が他車と軽く接触しながらも5位にポジションを上げている。
オープニングラップは、1位アロンソ、2位ハミルトン、3位マッサ、4位フィジケラ、5位ハイドフェルド、6位ニコ・ロズベルグ(ウイリアムズ)、7位ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)、8位マーク・ウェーバー(レッドブル)というトップ8。
2周目にビタントニオ・リウッツィ(トロロッソ)がカジノの手前でウォールに接触してクラッシュ。しかし黄旗のみでセーフティカーの導入はなし。レースはそのまま続行され、トップのアロンソが順調に後続車を引き離しにかかる。
ここモナコは抜けないコースなだけに順位はそのまま均衡。上位陣では唯一、スタートでソフトタイヤを選択した5位のハイドフェルドが蓋をする形で、5位以下は10台以上が団子状態に。
ファステストラップを出しながら飛ばすアロンソは、18~19周目に早くもバックマーカー(周回遅れ)に引っかかる。ここで首位アロンソと2位ハミルトンとの差が一気に縮まった。
25周目にまずはアロンソが1回目のピットイン。その隙に猛烈にプッシュするハミルトンだが、そのハミルトンも28周目にピットインし、アロンソの後ろでコースに戻る。
レースはそのままマクラーレンの2台の白熱のバトルに。しかし同じ作戦を取っているチームメイト同士、そして抜けないサーキットということで順位は変わらず、そのままマクラーレン2台がランデブー走行で周回を重ねる。
50周目にアロンソ、52周目にハミルトンが2回目のピットストップを行うが順位はそのまま。その後も安定した走りを見せたアロンソが完璧に78周を走りきりゴールし、見事モナコ2連覇を決めた。ちなみに、どのドライバーも一度は優勝したいと夢見るモナコで連覇を決めたのは、1994年、95年のミハエル・シューマッハ(ベネトン時代)以来となる。
2位は4秒差でハミルトン、3位は1分以上も遅れてフェラーリのマッサが入った。今年で65回目を迎えた伝統のモナコGP。終わってみれば、4位フィジケラ以下を周回遅れとするマクラーレン圧勝のレースとなった。
今季初めての予選Q3進出で、今シーズン初ポイント獲得のチャンスがあったホンダ勢だったが、バリチェロが10位、ジェンソン・バトンが11位でゴール。今回1ストップ作戦を取ったチームが5~8位で入賞していることから、変則的な2ピット作戦を選択したホンダ勢には残念な結果となった。トヨタ勢もヤルノ・トゥルーリが15位、ラルフ・シューマッハが16位と苦戦。
スーパーアグリの2台も予選の失敗が決勝にも影響し、佐藤琢磨が17位、アンソニー・デビッドソンが18位に終わったが、しっかりと2台とも完走を果たした。ちなみに、これまでモナコと相性が悪かった琢磨にとって、今回初めてのモナコGP完走となる。
Posted at 2007/05/28 19:16:36 | |
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F1 | 日記