いよいよ2016年も残すところ1ヶ月を切った。
師走のしょっぱなから、
免亭を免れるべく自動車試験場へ講習を受けに趣き、体の疲れは抜けないまま1年分が体に溜まり、そのストレスもなかなかに解消されない私・・・。
まぁ、講習のおかげで点数はリセットされ、久しぶりに目覚めの良かった朝は、お日様の光が溢れる気持ちのイイ朝だった。
となれば、これはストレス解消の為にも奥多摩へイクしかあるまいて(*^_^*)
道中、ちょいと東京の無人駅で鉄分の補給。
【白丸駅】
自動券売機と、ICカードの端末がホームに設置されているのが現代風である。
そして、定番の【奥多摩駅】
コチラはいつ見ても趣きのある駅舎で、心がなごみます♪
奥多摩駅に立ちよれば、日原街道へと我がミニの舵を切り、駅裏手のプラントの姿をパチリ♪
これまた、奥多摩の険しさと、要塞のようにも見えてくるプラントの姿に感動な私。
もうちょいと街道を進めば、今度はかわいらしい無人トコッロの鉄橋を見上げて癒されまし。
日原にくると、このアングルからしか取らなくても、やっぱりパチリとしたくなる姿なのよ。
今回のお目当ては【林道 川乗線】。ほとんど舗装だけど、限界を迎えようとしているスタッドレスの負担にならず、なおかつ奥多摩らしい癒しに溢れている道。
ゲートがあるけど、フレンドリーな道なので開けたら閉めておこうね(^_^;)
ゲートにあったクマサンの目撃情報が新しすぎて、ちょいとビビるけどね・・・。
きっと、もう冬眠してるよね(・・?
林道に入れば、冬場らしい枯れ木立の向こうに伸びる道の線形。
そして、切り通しとなれば、もう私のテンションはアゲアゲである(^^♪
いつもは我がミニのおちりから撮るけど、お顔からのショットはどうかな?
うむ、良い切り通しなれば、前から撮っても我がミニは決まるのである(*^^)v
明るい日差しを浴びて、まだかろうじて紅葉と思えるような姿に萌え~♪
【警笛鳴らせ】の標識に、我がミニのクラクションを鳴らしてみる。誰もいない道に響く音色が、そこはかとなく寂しいのね・・・。
枯れ木立も途切れて、冬晴れらしい真っ青な空が広がる【川乗線】。
眺望のあまりない奥多摩の道では貴重な眺めである。
再び木々の中に入れば、木漏れ日を浴びて緩やかなS字を描く線形が美しい。
コレが奥多摩の癒しなのである♪
そうかと思えば、切りたつ岩肌と切り通しが、向こうの山肌と青空をバックにそびえたつ\(◎o◎)/!
なんかパワーが貰えるような気がするのよね~。
みたび、木々の中で、苔むした駒止めの傍らで佇む我がミニ。
かように【川乗線】は、実に表情の豊かな癒しの道なのである。
ほら、今度は橋を渡って山肌にへばりつくように、急激に曲がってつづら折れへと向かう道。
私的には、なかなかにダイナミックな線形だと思うけど、いかがだろうか?
正面にお日様を見据えてつづら折れへと向かう。
お気に入りのオーバーハングと、ちょいと大きめの駒止めの列。
奥多摩の力強さが垣間見えるポイント。
すぐ後には、枯れ木立にわずかに残った紅葉と、植樹の緑に彩られた道が輝きながら我がミニを出迎えてくれる(*^_^*)
冬の奥多摩は、いつもにも増して癒しが溢れてくるのである!
一貫してお山を登ってくる【川乗線】なれば、だんだんと視界が開けて眺めがよくなってくる。
こういう道の姿って、やっぱりイイ感じだよね~。
そして、やってきました【川乗線】の絶景ポイント!
実に奥多摩らしい、大きく岩肌を見せつけるあの壁。
我がミニを路肩ギリギリに停めてみれば、我が分身がヒュッと音を立てて縮み上がってしまうような絶壁(ーー;)
こ・・・、こえ~よ~(@_@;)
だがしかし、これほどの姿を魅せてくれて、我がミニとのコラボも決まるとなれば、多少、いやかなりビビろうとも、この位置しかないのである。
奥多摩一の絶景なれば、さすがの私もコメントが思い浮かばない・・・。
しばし絶景に見とれた後は、滝と、その上に架かる橋のコラボが癒してくれる。
ココは夏場のほうが滝を流れ落ちる水量が多くてイイ感じだな。
でも、橋ってのは、どこでも林道の雰囲気を盛り上げてくれるよね。
しかし、その橋の名前が【滝上橋】ってのは、ちょいと安直ではなかろうかといつも思う私。
まぁ、自分で考えても【滝上】としか思い浮かばないな・・・(^_^;)
陰になってしまったのが残念ではあるけど、沢筋と道がほぼ平行に走り、なおかつ道の緩やかな曲線が見事なお気に入り♪
ホントは我がミニも置いてみたいけど、黒い美肌の我がミニでは、ドコにいるのか分からなくなっちゃうんだよね・・・。
そして、いよいよやってきました待望のダート\(◎o◎)/!
やっぱり土の道でこそ、我がミニは決まってくるのである(*^^)v
うむ、よしよし(^^♪
おぉ~、だいぶ高さを稼いできたな~。
お山の頂きが、だいぶ目線に近くなってきたのね。
当然、これほどの高さを稼いでくれば、治山用の資材搬入はヘリが頼り。
ほら、看板に【復旧治山工事】って書いてある。ドコなんだろね?
ちょいと荒々しい感じのトコを抜けていくと・・・、
奥多摩ではちょいと珍しい林道の枝別れ。でも日原では、林道で枝分かれする道もよくあるのよ。
本線はまっすぐイクように見えるけど【川乗線】の本線は、左手へとグイッと曲がっていく。
とても本線とは思えないような狭い姿に変わる【川乗線】。
そして、天に向かって一気に坂を駆け上がっていく。
ちょいとした広場の手前で、振り返ってパチリ♪
ココは穏やかで癒されるね~(*^_^*)
コッチはおちりから、枯れ木立越しにお山を見据えてみたりする。
険しさと、癒しとを同時に魅せてくれるのが奥多摩なのである♪
【川乗線】の終点は、小さな転回場の広場。
奥には赤いモノトラックが格納されている。
斜面を一気に下りていくレールの先には、どうやら山葵田であるらしい。
さて【川乗線】を走破したら、今度は分かれ道の先へとイッテみようか。
【林道 日向沢線】
道幅も広く、かなり高規格で作られている道だとわかる。
あんまり使われていないせいか、フラットに見えつつも、結構石コロが転がっていてガタゴト感が強かったりもする。
ただ、高さを稼いできた後に繋がる道なので、あんまり道の表情に変化が少ないのが残念なところ。
でも、高規格だけあって、道を支える擁壁のしっかり感はさすがである。
お? ココは場違いなくらいに、ずいぶんと小奇麗な道になっているな(・・?
ほら、まるで舗装路なみにスッキリしてるでしょ?
とか思っていたら、そうだ、ココッて路面の崩落寸前までイッテたポイントだったんだ\(◎o◎)/!
2年前はこうだったもんな~(@_@;)
20141016
そういえば、ニョーピンさんが【今のやり方で直すと、林道の味わいがなくなる】っていってたな。ホント、綺麗過ぎて癒しがないよ・・・(ーー;)
路肩から下を覗いてみると、崩落の傷跡はしっかりと残っていた。
かなりガッツリとイッテたんだな~(@_@;)
あら、崩落補修の奥に山葵田があるね。
みんな青々として、さぞかし美味い山葵弾だろうな。やっぱり緑って癒されるな~。【日向沢線】って、ほとんど茶色一色のモノトーンだからかな~。
今度はおなじみのプチ崩落だね。
道幅がちょいと狭くなり、道行きのアクセントになっている感じ。
木々が途切れれば、さっき走破した【川乗線】の線形が、向こう側の山肌に見てとれる。
こういうのが、林道を走る楽しみでもある私。
でも、こんな大きな落石はノーサンキューにしたいな・・・。
当ったら、我がミニが一発いで廃車となってまうでないの・・・(ーー;)
ちょいとビビりながら先へと進むと、穏やかな姿で道はゆく。
でも【日向沢線】って、ずっとこんな感じでちょいと飽きてくるんだよね、実は・・・。
それでも、こんな山々が連なる姿を魅せてくれれば、とたんにイイ道に昇格する現金な私でもある(^_^;)
ピークを過ぎて、緩やかな下り坂を進んでくると、大きな広場の奥に【踊平トンネル】が口を開けている。
麗しき【隧道】ではなく、味気ない【トンネル】。だが、こんなに人気のないトコで、トンネルの中に【歩道】が作られているとは、いったいどんな想定のもとにコレを作ったのかな?
そして、実はこのトンネルを抜けると【日向沢線】のクライマックスが待っている!
トンネルを抜けた途端に、見渡す限りの崩落の姿・・・( ̄◇ ̄;)
こんなシングルトラックになってしまっては、もはやクルマではム~リ~。
我が二駆で、この先へと探索開始。
なんだかよくわからない草木に行く手を阻まれるが、ムリヤリ進む私。正直ちょいと気触悪いな((+_+))
もうすっかりススキに覆われてしまった道の向こうに見えるガートレールが、道が確かに続いていることを示している。
ススキの向こうは、ガレキとひしゃげたガードレールが待っていた・・・。
ホント、ずーっと崩落が続いていて、どんな崩れ方をしたらこんな風になるのかな(・・?
今度はドデカイ倒木かい( ̄◇ ̄;)
でも、ここら辺は倒木をどければクルマでもイケそうだな。
そして、平成15年度の起点。
この年は320mも開設されていたらしい。
でもね、320mどころか、30mほどでこのありさまなのよ・・・(ーー゛)
もはや、道がどこにあるのか、ないのか・・・。
上を見てみる。
ガッツリと山肌が崩れているね・・・。
下を見てみる。
あまりのありさまにビビって、思いっきりブレてしまった・・・。
とにかく、これ以上はお一人様で、普段着のまま、なんの装備もナシでは危なくてイケないな・・・。
ホントは尾根ひとつ?越えれば、名栗側、有間峠からの【日向沢線】と繋がるはずなんだけど、この大崩落の為に、ドッチ側も工事が止まったままなのね・・・。
いつかは繋がるのかな? それとも、もうココは廃道のままなのだろうか?
崩落の間を抜けるように道を戻れば、ちゃんと我がミニが私の帰りを待っていてくれた♪
もっとも、もしも我がミニがいなくなっていたら、私はそのまま思考停止してしまって、途方に暮れているだろうね。
【日向沢線】を後にして、【川乗線】を駆け下りてくれば、日原街道の起点まで戻ってきた。
ちょいと逆光になってしまったけど、それでも、光り輝く姿で送り出してくれる【林道 川乗線】。
奥多摩の中でも7kmと比較的長距離で、表情豊かな麗しの道は、疲れた心を十分に癒してくれ、カラダも心なしか軽くしてくれたのでした(*^_^*)