エンジン地獄大会

こんばんわ！



色々あり過ぎた土日のレポを

写真は土曜のまだ平和な、普通のヘッドカバー外し（笑







ではどぞ！


土曜の午前中にホムセンで買い出し。
そこでクランク回すのに丁度良い24ｍｍのガッチャを見つけ購入。


それと秘密作業用の配線やギボシなど購入。


土曜午後1時変態基地着。
誰も居なかったので自分の車を弄り始める。







ヘッドカバー開けてマイクロメーターセットし、バルタイ調整。


ちょっと勘違いしている部分があって、それを修正。


暫くして太郎さんとくう君登場。この日の秘密作業を開始。
それは点火の強化。太郎さんがいっぱい持っている点火系キットを取り付けてみるテスト。


そしてMDIを配線してみるが、火花は飛ぶものの何故か点火せず。
あたりはすっかり暗くなり、この日の調整は諦める。



同時進行でくう君は黄色貨物のエンジン脱着の準備、つまりは補機類など外す。


日の出ている間は、タコ足のバンテージを巻き直していました。


で、自分は片づけを済ませ、くう君のエンジンの手伝いというか邪魔（笑








サ行風景







で、乗っていたエンジンを降ろす









ここでこの日は終了予定でしたが、



どうせなら積んじゃおうという事になり






23：00頃から積み込み開始




日も変わった頃







とりあえず乗りました


ここで終了。途中で二郎君も変な車で（内緒）やってきた。



昼から何も食ってなかった3名と食ったばかりの1名は





焼肉！


で腹を満たし解散（2：00過ぎ





日曜

午前中からまた手伝いに行こうとするが、帰り道、タペット音だかバルブとピストンの打音だか不明の異音が気になり、ひょっとすると圧縮圧力が下がっているかもしれないと思って



コンプレッションゲージを使わせていただくために






未知の汁へ


圧縮圧力はほぼ揃っていました。数値は秘密（笑
バルタイ、ハイカム効果は出ていて、実圧縮は下がる方向。


エンジン用聴診器など使って、異音の元を　IN　の2番と特定する。






シムの厚さは


2番が一番厚い（涙


しかし、4番のクリアランスが一番少なかったので、ひょっとするとシムの入れ間違い？とも思って




会社駐車場に戻って







ヘッドカバー外し（笑


カムホルダーを外し、EXのカムをIN側へ寄せ、INのカムの4番を持ち上げて
4番と2番のタペットを外してシムを取り出します。


ところが、シムの厚さは間違ってなくて2番が厚かったです。と、なるとタペットごと交換したらどうなるか？と思って実行します。



で、測定するとクリアランスはさらに広がってしまって断念。元に戻します。






勿論カムホルダーはその都度外して規定トルクで締めこみます。



この作業だけでも億劫（笑


で、今度はバルブが当てっている仮説も検証するためにINのバルタイを10度遅らせます。



で、エンジン掛けようと組み始めますが・・・・



ここでチェーンがおかしな動きをします。



まずはテンショナーがいくら回しても効いてきません。実はこの時点ではまだ大丈夫だったのですが
テンショナーのオート機構を働かせようとクランクを逆回転させました。ここで下のスプロケからチェーンが外れた模様。


で、テンショナーが掛かると同時にチェーンが滑っている感覚が・・・

またかよ！！と激しく落ち込みます。


しかも今回は上死点手前でバルブとピストンが当たってしまいます。つまり、現状では進ませるべきか遅らせるべきかが目視で判らないのです。


しかしずれていることは確実なのでチェーン掛け直しです。


テンショナーを外し、カムホルダーを外し、カムスプロケに掛かっているチェーンを外して進ませたり遅らせたりを数回実行しますが、いざテンショナーを付けるとカムはあり得ない位置へ行ってしまいます。途中、カムホルダーを取り付けるのがめんどくさくなって乗せただけでチェーンを回してみたらホルダーにテンションが掛かってしまって大惨事になる所でした。


どうするべきか結構途方に暮れてしまいました。


しかしここで気が付きます。火事場の馬鹿力系。


チェーンテンショナーが効いている状態ならば、カムのズレは目視できるわけです。


今はテンショナー掛けていません。なので




得意のお絵かきで（笑


まぁ、このお絵かきの内容が理解できる変態さんも少ないでしょうが一応。



つまり一旦テンショナー掛けて、バルブが当たるまでにテンションを効かせて上死点に限りなく近づけます。

そこでEXのカムだけ外して上死点に対する正しい位置にカムスプロケを掛け直して

10個手前のチェーンのコマにINのスプロケを正しくかけてやれば


イイ訳。

先日チェーンのコマ数数えておいて本当に良かった！！





で、




一旦治ります。


しかし、ここで痛恨の限界が。


EXの2番のカムホルダーを支えているM8のスタッドボルトが度重なる開け閉めに負けてテンションが効かなくなります。それでも一応1.8ｋｇまでは掛けられたので、それで良いかと思っていたところへ



MOTAROさんが冷やかしに見学に来てくれるとのこと。ならばとスタッドボルトを持って来ていただくことに。


で、到着後スタッドボルトを外しますが、ここで力尽きます。舐めてしまいました。

するとすかさずMOTAROさんがお店まで戻ってタップとダイスし直してくれると。

有難くお願いしました。


で、なんだかんだ復元作業をして、エンジン掛けたのが22：30（笑


INのカムは遅らせてもカチャカチャ鳴ることが判明したので


もう一度ヘッドカバー開けて、10度進ませて（元に戻して


ヘッドカバーや補機類取り付けて終了。23：00


で、試運転すると、マァ土曜と変わらずのカチャカチャ音、つまりは元に戻りました。


ラーメン食って解散24：00


その足で風呂へ行ったのでした。



本当に疲れましたが



たのしかったです（笑




おしまい