度重なる静音化の努力のかいもあってか、ようやくFIT3も音楽を聴けるような環境になってきた。 それでもロードノイズにおいては何も手を加えていない嫁車のミライースにさえ負けるかもしれず(涙) FIT3はいけてないのである。 ミライースも同じ銘柄のエコタイヤを履いているのだが、なぜなのだろうか・・・
さて、そんなこんなで最近は車内でもハイレゾ音源を聞き始めている。 私の車の音源(というかアンプもすべて)はKENWOODのMDV-R700という1世代前のカーナビなのだが、ハイレゾにも対応しており、FLACの24bit96KフォーマットのファイルをSDカードなりにコピーして再生するだけだ。
大元のハイレゾソースはダウンロード購入が最も簡単だが、SACDから録音するなどの方法もある。ハイブリッドSACDでSACDとCDの音を効き比べてみると、音というよりも、ミキシングのレベルで異なるものが多いことに気が付く。 やたらエコーがかかっていたり、いかにもハイレゾ?みたいな味付けがあって幻滅してしまうものも多い。
また、ミキシングを変えたりマスターテープから再録なんてのはまだマシなほうで、ダウンロード音源には、単にCD音源からアップサンプリングしました! なんていう’エセハイレゾ’と言われかねないものもあふれかえって、トホホ状態になっている。 これって普通にCDを聞いているのと大差ないと思ってしまうのだが、いかがなものだろう。
製造方法はともかく、最後は音がどうなるかが問題だ。 とりあえず手持ちのSACDから録音、変換したデータを聞いているのだが、今までに使われたことのない聴覚に突き刺さるようなものもあれば、別にこれハイレゾでなくてもええんちゃう? みたいなものもあって、車の中では家で聞くより違いが大きく出るようだ。
今回、最も脳天に突き刺さったのは宮本笑里さんの’Dream’で、聞いたことのない音にテンション上がりまくりなので、朝の通勤時にはよいのだが、もう少し慣れないとリラックスはできないかもしれない。 調べてみるとやはり最初からハイレゾデジタル(DSD)録音された音源のようで、さもありなん。
これを聞くとツイーター側のアンプは内蔵では役不足なのがありありと見えて(聞こえて)くるのでそういう意味では、また厄介な代物なのかもしれない。
Posted at 2014/12/06 11:34:24 | |
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