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いや～　それにしても非現実的な気品と美しさの塊!

現車を見た事も無く、試乗した事も無いけれど、このシェイプだけで究極と言い切れるオーラーを感じちゃう!

50年代から、洗練されたお金持ちにこんな車を生みだして売って来たんだから、良質廉価の標準品を大衆を相手に提供してきたサイドとは違う世界観を持っている訳だ!

ブランドの究極って「自分の中で代替不可能な意味」って思っているけれど、その座を占めるには、提供する魅力が途轍もなく突出していないといけないんだが、これはまさにそれだ!!

それにしてもseductive!

細かい話から大きな話までに囲まれて仕事の方はちっともスッキリしないけれど、460については少しばかりホッ＆スッキリしたことが・・・・

4月の連休付近に乗り始めた460だったけれど、1/3程の代金を保留して貰っていた。凡そ3カ月で少しずつ車にも慣れ、夢のような動きに幸せ一杯に浸っていたけれど、小心者のオヤジは定期的に「あっ～早く支払い済ませなきゃ!」等とチクチクと反芻していた。

最初は、30S2を売ってキャッシュアウトする積りだったけれど、一端、取りやめとしたので自己資金が必要に。そこで、節約＆労働強化運動等を推進したけれど、それで埋まるほど甘くは無い!

そんな訳で、あれこれ自分の財布を調べていたら、かなり前に購入して現在は劇的目減りを達成しているもう見たくもない、触れたくも無い投資信託にエイヤッと男らしく見切りをつけたり、幸せ家族計画の資金を借りたり・・・そんな落ち葉をあれこれかき集めてみたら、どうやら腎臓売らずに済んだ～

ここまで嫌みの一つも言わず待っていてくれたIDINGにも約束を果たせてホッとした。
これで漸く『自分の車』になったかな～

４６０GTでガンガン走ろうと思っているけれど小心者の僕は、果たしてCCBローターが一枚80万円というのが単なる都市伝説なのか気になってた・・・・この時代にそんな馬鹿な事がある訳が無いだろうと思いつつ。

そんな折に・・・・クライアントさんとの夕食を、この写真の店の近くで約束したのを良い事に、ちょっと立ち寄って458等を見ながら軽い感じで、でも時間が無いのでいきなり聞いてみたん。

「所で、このローターって強力なんだけれど、パーツの価格もそれなりなの?」
「はい、良く効きまして、1枚、80万円ほどですっ！」

これにがっかりした僕を見てアテンダントの男性は更に勝ち誇ったように説明してくれたのだ・・・
「通常はフロント２回でリアが１回というサイクルですので、一回の交換で工賃込みで200万円弱かと思います♪」

何と300万円は都市伝説どころじゃなくて、為替も量産効果も無視してそのまま健在でしかも4輪で約400万円という事が判明したのだった(^.^);;　更に凄いのはＦ430の発表時点（€１=150円）から3割近くも円高になっているへかも完全に無視されている!　もう、この段階でオヤジの目は宙をヘタヘタと泳ぐばかり・・・・

「でも大丈夫ですよ!　普通に走ってらっしゃれば10万、２０万は持ちますから！　でもサーキットは行けません!!」等と慌ててフォローしているが時、既に遅し!

しかし、この「普通」ってのはいったいどんな走りなんだろう?　まさかプリウスじゃないんだから、それなりの「普通」なんだろうけれど、僕の走りはそれに該当しているのか…・

それに、「持ちます」と言う１０万～２０万に２倍も開きがあって、余りにアバウトすぎないのか??　そんな訳でＦの素晴らしいブランド商売の一端を垣間見させて貰ったのだ。

僕のお気に入りの一台　R8からGTなんて出てたんだ!　と気付いたらもう売り切れだそうだ＠限定車。
別に発注できるわけじゃないけれど（笑）

それにしてもこの車…・これだけてんこ盛りで2745万円てどうなってんだろう?
■アルミ製ボディをベースにカーボンファイバーパーツや薄いガラスの使用で100kg軽量化＝4WDで1625KG
■ 5,204ccのV10から560PS +540Nm（6,500rpm）のアウトプット!クランクケースにアルミニウムシリコン合金＋ドライサンプでエンジン重量258kg。欧州データでL7.3KMの燃費!
■賢くなったシーケンシャルマニュアルトランスミッション
■クワトロシステムは通常時にフロント15%、リヤ85%のパワー配分で可変する最先端の奴
■足回りはすべてアルミニウム製ダブルウィッシュボーン
■ベンチレーション機能付きのカーボンファイバーセラミックディスク装備

フツーの458が2830万円だから、このアウディの価格戦略というか競争力、恐るべし!!　このR8、日本では取り扱いディラーを限定したり、ワンプライスとか・・・悲惨なマーケティングで全く売れていないが、スーパーカーカテゴリーの価格対パフォーマンス基準を変えちゃうかもしれない!

営業車には無理か?

今週末は車無し生活!
と言うのは、現在、家のメンテナンス週間なのだ…・

引っ越し2年で出てきた不都合、住んでみて気付いた不便さ、それに3月の地震によるちょっとした問題など等の対処を3日間で集中して解決するから「あなたドライブなんかには、行かないんでしょうねっ！」という脅しにも似た声掛けをされているのだ。

そんな訳で、職人さんが来るわ、来るわ…塗装屋さん、下地屋さん、金属屋さん、キッチン屋さん、何でも屋さん、床加工屋さん、現場監督、設計者等などが、総勢10名が入れ替わり立ち替わりでお祭り状態。おまけにコスト合理化のためオヤジが臨時塗装工になったりして、やり直しになったり・・・

でも、家も車と一緒だね。
継続的メンテをしてあげないと緩慢な崩壊の道を辿るし、手をかけてあげないと気持ちの良い家に育てないと愛着も湧かないのだ。日本のプレハブメーカーが過剰なメンテナンスフリーを売りにしているから、買ったままでOKって方向にミスリードしちゃっているんじゃないかな?

それに「メンテナンスフリー」、例えば外壁に使うサンディングなんてその代表だけれど、メンテ不可能なものが殆どで、結果的にディスポになっちゃう凄いパラドクスが満載！
やはり家は伝統的かつサステイナブルな素材が良いのですわ～

そんな訳で、今日一日、少し残った課題を解決してこざっぱりしよう★