MacBookキーボードのヒミツ

もうけっこう長く使っている（といっても2年にもならないのですが）、仕事にプライベートにと大活躍している私のパソコン、MacBook（クロ）は、2007年の7月に購入したマシンです。
毎日・・ほんとに毎日仕事で使ってて、それも毎日MacOSとWindowsXPを立ち上げて、それこそパソコンに関わる全ての業務をたったひとつ（Core2Duoだからふたつ、かな？）のCPUでこなし、日々冷却ファンをぶいんぶいん回しながら奮闘している黒いかわいいヤツなのですが・・・。

昨日気がついたんです。。
ふとキーボードの掃除をしていると、なにやら白いゴミが頑固にこびり付いているのでツメで擦ってみると、ゴミは取れるどころか

大きくなりました（核爆）

げげっ！？　これはゴミじゃない！？　これって・・・ありゃりゃ～　キートップの塗装が剥がれてしまったんやわ(>_<)
しかしちょっとビックリしました。使い込まれたキーボードって、表面に書かれている記号のレタリングが擦れて消えてしまう、っていうようなことはよく経験しますよね。たいていは使っているウチに表面がツルツルになってきて、そのうちにキートップのレタリングが擦れて見えなくなる、という経年変化をするモノなのですが・・・2年近くもほとんど毎日、1年のうちに340日ぐらいはキーボードを叩き続けている私のMacBook、それでもキートップはツルツルこそしてきているものの、レタリングの文字が薄くなるようなこともなく、けっこう耐久性あるなぁ～って思ってたんですよね。

急に剥がれちゃったので焦ったわけですけども、よく考えてみるとこの剥がれ方っていったい？？　レタリングが剥げてしまったのなら、白い文字が擦れて読めなくなるはずなのに、ツメで擦って剥がれたキートップ、レタリングの白い文字が消えてしまうのではなく、文字の周囲が白く剥がれたってことは・・・このキートップというのは

元もと白いキートップを黒く塗装してある

ってことですよね？
MacBookのブラックバージョンはもともとキーは白で、文字の形にマスキングをした上から黒く塗装をしてある、というわけなのですよ。
うちの会社には同じMacBookの白バージョンもあるので、キーボードをつぶさに観察してみました。。じぃ～っと目を近づけて見てみると・・・




老眼でピント合いません（ちゅど～んっ！）

・・・って妙なところでトシを感じつつ観察したのですが(^^;)　どうやら白バージョンの機体のキーボードは普通に白いキーボードにグレーでレタリングを印刷してあるようなんですよ。
白いMacBookのキーボードにしても、実に印刷された文字が美しくて、よくある窓ノートのキーボードのように、キートップのレタリングの文字の周囲にシールのような透明皮膜が見えてて実に興ざめ、っていうようなこともなく、白とグレーのクッキリとしたコントラストがいい感じなのですが・・・最上位機種のみにしか存在しないこの黒い筐体のMacBook、キーボードにも拘ってデザインされていたとは！(>_<)

普通に考えたら黒いキーボードに白いレタリング文字を印刷してそうなものですけども、そうしたら白い文字の発色がよくないからでしょうかねぇ？　理由はハッキリと分かりませんけども、なんせこのキーボードは白いキーボードを黒く全面塗装したものだということがひょんなことから判明しました。へぇ～　なんだかコダワリですよね～(*^_^*)　

こういう知られざる部分でコダワリを持って製品を作っている、そんなアップルがボクはだいしゅきです♪　(*^_^*)