今日のエボゴンは嫁さんの御供。
今日も良く晴れました。
本日は、夏季一時金の支給日でした(^o^)ノ
最近、エコ関連の事ばかりネタにしていますが、本日もエコ関連です。
さて今日の御題。
米国で最も環境に良いクルマという事で12台が選ばれ、9台が日本車でした。
また、米国で最も環境に悪いクルマという事で12台が選ばれ、日本車はゼロでした。
概して、日本車は環境面では優秀なのでしょうね。
意外だったのは、ホンダがCNGで走るシビックを作っていた事と、環境に悪いクルマにベンツがクリーンディーゼルで売り出しているCDIが3台も含まれている事でした。
CNGのシビックがハイブリッドのプリウスを僅差で抑えたと言う事からも、CNGの素性の良さが伺えます。でも、これのハイブリッド化は無理でしょうね。CNGのタンクに加えてバッテリー迄積まなくちゃなりませんから重くなってしまうのと、シビックにそんなスペースはないと思うからです。
シビックハイブリッドでさえ、バッテリーに後部座席とトランクの間を占有されているらしいですから。
私自身は、日本でもCNGで走るクルマが増えても不思議ではないと思うのですが、税金が取れなくなるのでしょうか?CNGスタンドはありませんし、LPGスタンドも数は少ないです。
これだけエコが叫ばれているのに、ガソリンスタンド偏重のインフラは奇妙で仕方がありません。エコを叫んでおきながら、ガソリンを使わせる様にしている業界重視の構造が浮かび上がって来ます。
以前も同じ事を書きましたが、石油会社は燃料や石油から取れる材料を売ってナンボの会社ですから、売れなければ利益がないのです。
しかし、今は石油会社が儲かる時代であってはならないのです。
タクシーはLPGを満タンにして24時間走り回れるそうです。
とてもうちのエボゴンで出来る芸当ではありません。
矢張り、国の政策に問題有りと考えざるを得ません。
さて、クリーンディーゼルを謳うCDIの方ですが、米国エネルギー効率経済協議会によるとディーゼル車は燃費は良いが、汚染物質を大量に出すとの事で、矢張りブルーテックでなければ無理なのかも知れません。ディーゼルは圧縮比が高いので窒素酸化物が出易いのです。
上の写真は、シビックハイブリッドです。
事務所の人にも時々言うのですが、ハイブリッド車を買ったからと行って、ガソリン代が浮くかというとそうではなく、考えて運転しなければハイブリッド車の能力は引き出せません。
ユーザーレポートにハイブリッド車を買って失敗だったとか書いていらっしゃる方がいますが、それなりに御自身の運転方法も変えなければ結果は出ませんよ。
運転方法を変える気が無いのなら、最初から排気量の小さいコンパクトカーに乗るべきです。
<以下は出典記事>--------------------------------------------------------
「最も環境に良い/悪い」自動車ランキング:米国NPOが発表
2008年2月29日
Chuck Squatriglia
ここで問題を出そう。米国で最も環境に良い車は何だろう? トヨタ自動車の『プリウス』だろうか?
残念、はずれだ! 米国で販売されている中で最も環境に良い車は、本田技研工業の天然ガスで動く『シビックGX』だ。
米国エネルギー効率経済協議会(ACEEE)によると、このシビックGXが強敵プリウスから、わずかの差でタイトルを奪ったという。
シビックGXが年間1000台程度しか売れていないことは問題ではない。しかも、その販売先がほとんどが政府機関や企業で、カリフォルニア州とニューヨーク州でしか売れていないとしてもだ。
ACEEEは、ワシントンDCに本拠をおく非営利組織で、各種財団や他の非営利団体、電力業界、さまざまな政府機関から資金提供を受けている。そのACEEEが、CO2や有害物質の排出量や、燃費、生産過程で発生する汚染物質の量まで、数多くの要素を調査し、米国で販売されている最もクリーンな車12台と、最も環境に悪い車12台を選んだ。その結果は、『2008 Green Book』オンライン版に掲載されている。
大方の予想通り、クリーンな車のリストではトヨタとホンダの車が優勢を占める一方、環境に悪い車のリストではヨーロッパの自動車メーカーが上位に並んだ。最も環境に悪い車の第1位に輝いたのは、ちょっと意外な車だった。
まずは、最も環境に良い車12台を紹介しよう。
1. 本田技研工業『シビックGX』
2. トヨタ自動車『プリウス』
3. 本田技研工業『シビック・ハイブリッド』
4. 独Daimler社『Smart ForTwo』
5. トヨタ自動車『YARIS』[日本名『ヴィッツ』]
6. 日産自動車『Altima Hybrid』
7. トヨタ自動車『カローラ』
8. 独BMW社『MINI Cooper Clubman』
9. 米Ford Motor社『Focus』
10. トヨタ自動車『カムリ・ハイブリッド』
11. 本田技研工業『シビック』
12. 本田技研工業『フィット』
このランキングには、驚くような要素はない。大半が小型車で、12台のうち4台はハイブリッド車だ。また、すべての搭載エンジンは4気筒以下で、排気量も2.5リットル以内に収まっている。1位から12位までの「得点差」もわずか13ポイントしかなく、どれも優劣付けがたい状況になっている。
それに比べ、最も環境に悪い車12台の方では、予想外の車がいくつか見受けられる。
その中でもかなりの驚きなのは、独Volkswagen(VW)社の『Touareg』(トゥアレグ、5.0リットル、V型10気筒、ディーゼルエンジン)が第1位となったことだ。
トゥアレグは、仏Bugatti(ブガッティ)社の『Veyron』(ヴェイロン、8.0リットル、16気筒)や、伊Lamborghini(ランボルギーニ)社の『Murcielago』(ムルシエラゴ、6.5リットル、V型12気筒)のような、ガソリンを大量に消費するスーパーカーを抑えて1位の座についたのだ。こちらの順位は次の通り。
1. VW社『Touraeg』
2. Bugatti社『Veyron』
3. 独Mercedes Benz社『GL320 CDI』
4. 米Chrysler社『Jeep Grand Cherokee』
5. Mercedes Benz社『R320 CDI』
6. Lamborghini社『Murcielago』
7. Mercedes Benz社『ML320 CDI 』
8. Mercedes Benz社『G55 AMG』
9. 米General Motors(GM)社『HUMMER H2』
10. GM社『GMC Yukon 2500』
11. 英Bentley社『Azure』
12. Bentley社『Arnage』
おわかりのように、このリストにはディーゼル車が多く含まれている。ACEEEによると、ディーゼル車は燃費は良いが、汚染物質を大量に出すのだそうだ。だが、実際にはディーゼル車も最近はクリーンになっており、中にはプリウスのようなハイブリッド車より空気を汚さないものもある。
また、米国の燃費基準を2020年までに1リッターあたり約15キロにするという目標達成に向けて、多くの自動車メーカーがディーゼルエンジンの開発を進めている。
もちろん、世の中のすべての人がサブコンパクト車を運転したいと思っているわけではないし、トラックのように強いパワーを持つ車を本当に必要としている人もいる。ACEEEはその点にもぬかりなく、12台の「比較的環境に良い車」リストを用意している。ここには前述のSmart ForTwoなどの他に、GM社の『Chevrolet Tahoe hybrid』といった車が挙げられている。
[米国で売られている自動車に関しての、「性能が最も低い車種」ランキングや「中古車価値」ランキングについて、関連記事の項目でご紹介している。]
[日本語版:ガリレオ-藤原聡美/長谷 睦]
WIRED NEWS 原文(English)
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