ガンさんのブレーキテクニック(^^♪

みなさんこんばんは♪















今日はドラテク話です。
自分のドラテク話しても誰も興味がないので

ガンさんのブレーキテクニック！
べスモ動画でガンさんが旧富士スピードウエイを走る
Ｒ３４ＧＴＲを見てみましょう♪










今回取り上げるのは1コーナブレーキ前に
軽くブレーキペダルを触る行為



(動画の3分2秒くらい）




さらに最終コーナ後の
加速中にも
軽くブレーキペダル触っています。





（動画の4分38秒くらい）




なぜ加速中にブレーキペダルを触っているのでしょう？

ここからは私なりの考察
詳しい人はご存知だと思いますが
これはブレーキの・・・

ノックバック対策だと思われます



ノックバックとは？
曙ブレーキ工業ＨＰにこう書かれています。    
   
 「ノックバック」は、パッドがローターにより叩かれパッドとローターのクリアランスが正常時より大きくなり過ぎた時に起こります。

パッドが戻されると言うことは当然ピストンも押し戻されシリンダー内のブレーキフルードはリザーバーに多く戻っていくため、この戻ったブレーキフルード分を押し出すだけブレーキペダルは通常よりストロークを必要とすることになります。

なので一度ブレーキを踏めば、戻りすぎたフルードがシリンダーに帰るので二度目にはこの現象が発生しません。しかしブレーキを使わず走行している間にまたクリアランスが大きくなり同じようなことが起こります。


   
  

っというように
ノックバックという現象はハブベアリングのトラブルやブレーキロータの
熱変形によるひずみによるトラブル的なものが主です。

ブレーキロータとパッドの隙間が開くことで
ペダルストロークが増えてしまうという現象です。




しかし今回のＲ３４ＧＴＲは新車ですから
トラブルとは考え難い


なのでコースの縁石を使った際にブレーキロータが
振れてノックバックに近い現象が起こったと考えられる。





特にＦＩＡ公認コースは
縁石使ってタイム短縮することを防止するため
縁石を洗濯板形状にボコボコする改修を行っています。


縁石に乗った際は車体に大きな振動が加わり
ブレーキのノックバックも発生しやすい状況というわけです。
それも縁石に乗った左右の片方だけとか・・・



ガンさんの動画ではブレーキロータと
パッドの隙間を極力減らし、フルブレーキに
あらかじめ備えてブレーキストロークを確認していると考えられます。




今の時代ＧＴＲやＦＫ２シビック、ＷＲＸ等本当に240ｋｍ/h
以上の最高速が出るクルマが多いので、高速コースでは
安心してフルブレーキするためのテクニックですね。

今回考察してみたガンさんのテクニックは
直接タイムアップしませんが、安心を得ることで
安全にタイムを短縮するテクニックではないでしょうか。

つ～ことで、ガンさんのブレーキテクニックでした。

デハデハ(^^♪