んな訳で ついにJTCC終焉以来、15年以上ぶりに観戦するツーリングカー選手権、WTCC!
…着いてからのネタもあるのだが、先に肝心のレースのほうを。
観戦場所は以前から馴染みの、ダウンヒルストレート。
やっぱ、それなりに運転を楽しんでる身だからこそ分かる、そこらで見かける車とは異次元の坂を駆け降りながらの減速から、いっきに90度のカーブを曲がってイクのが、魅力的♪
ここで見るにも南駐車場のほうが、分がいい。
コースに近づく頃は、フリー走行なのか既にマシンが走っており、しばし真正面から駆け降りてくるマシンや、いつもと違った角度からもフェンス越しに拝見しながら、観戦地点まで。
ってもカーブに近い下のほうは有料観覧席で、貧乏人用の場所までは蒸し暑い中で、登り坂がツライ (^^;)
このレースは、少ない周回のレースを1日に2回行うのが特徴。
それだけに、タイヤやガソリンやピット戦略やらを気にしながら、遥か先のゴールを考えて走るようなGT選手権に代表される耐久レースより、とにかく我先にと他車を押しのけながら突っ走る、このレースが大好きだった♪
過去は第1レースの結果が、第2レースのグリッドに反映してた気がしたけど、今はそれぞれ2回予選をして、しかも最初のレースは予選結果の悪い順から…とか、イマイチよく分からない仕組みらしい (^^;)
そして世界選手権でもあるので、基本的に日本人は出場しておらず、こう言っちゃ何だが誰を応援って事もなく (^^;)、その点はレース観戦のうえでの大きな楽しみが、欠けた状況なのがネック。
しいて言えば、唯一の日本車であるシビックを応援って感じか。
だが今回は日本戦って事で、かつて観戦してた頃から馴染みだった道上龍が、いわゆるスポット参戦している。
まぁもちろん、トップ争いには加われそうにないだろうから、応援って意味では「1つでも良い結果を」ってくらいしか思えないけどね。
ずっと観戦から離れてたので今回初めて知ったけど、彼ももう通常のレースでは引退して、監督をしてるとか?
んな訳で、この第1レースはシビックがポールポジション。
そして腰を落ち着けて程なくから、時間的にもドンピシャで程なくレーススタート!
おっ、観戦場所にはシビックがトップで、やってきた♪
以降、まぁ定点観測だとね…画面みたいに、そう期待してるような乱闘バトルは見られなかったものの (^^;)、でも超接近戦は随所で見られて血が騒ぐ♪
道上は10番手以降ながら、延々と後続車とバトルを繰り広げてる。
そして場内アナウンスを聞くと…相手のシボレーは、トム・コロネル!?
彼も過去に観戦してた頃、フォーミュラ・ニッポンなどで活躍してた選手。
そんな過去のバトル再来こそ結果的に、思わず見入ってしまう。
そして結果は、なんとシビックの1・2・3フィニッシュ♪
道上はスポット参戦ながら、あと1つ順位を上げればポイントを得られるトコだったらしい。
だが…前日記で書いたように、この日は雨天が心配されてたが、いざ着いてみればピーカンの好天。
でも午前中は雨に見舞われてたのもあるのか、じつに蒸し暑い (;´д`)
今回は雨に備えて、両手が空くようにカッパを準備してきてたが、むしろそれが仇に。
現に載せてる写真でも、「雨傘」で日射しを遮ってる方も多数で、傘にしとけば良かったと後悔 (^^;)
ここまで歩ってきての消耗もあって、とくに連れが腰を落ち着けても日射しでグロッキー寸前。
やむなく途中で席を離れ、トイレの日陰で休み休みの観戦だった。
そしてインターバルを挟んだ第2レースも日陰と、正面の柵越しに立ちながら観戦の往復に (^^;)
どうやら今は第1レースがオープニング、そして第2レースがメインレースって扱いのようで、メイン開始前のセレモニーでは栃木出身という、女流書道家のパフォーマンスが。
この場所、近くに大型モニターが設置されてて、その模様がよく見えたり、向こう側のコースも より見えるのは嬉しい誤算 (*≧∀≦*)
そしてコースの向かいではテレビカメラが撮影してたが、カメラに「すだれ」が撒きつけてあったのも、暑さを物語る風物詩か(笑)
んな訳で第2レースは、まっとうな予選順でシトロエンが1~3グリッドを独占しての、スタートのよう。
大型モニターにはレースの模様や、時には車内カメラも映されて、これも場所を移って結果オーライ♪
前日記の通り、時間的にギリギリアウトな感じなので、ゴール前から戻り道とするが、道中でも違った角度から堪能。
でまぁシトロエンが優勝したようだが…アナウンスと後々の情報を精査すると、どうやらずっと2番手を走ってた選手がチャンピオンに王手を掛けてて…
優勝すればチャンピオン決定って状況のところで、トップのチームメイトが最終週で2番手にトップを譲り、チャンピオンが決定したみたい。
アナウンスは、「チームオーダーは出さないって言ってたじゃないか~!」とか、国旗を掲げてウィニングランする様子に、「本当は○△(チームメイト)の国旗だろ~!」と絶叫してた (^^;)
ん~、このへんは各種レースでも嫌な部分を、今回に限って見ちゃったって感じかな。
またWTCCも、以前はもっと多メーカーが参戦してたらしいが、今回は上述3車の他にボルボやロシアのメーカー程度に減ってるらしい。
実際にメーカーが少ないと楽しみも半減だし、これも かつてのJTCCが衰退していく状況に似てる感じもする。
こう言っちゃ何だが世界選手権の割には、観客も閑散としてたし…
ま、念願が叶って大満足ではあったけど、来季もこんな状況なら、無理して見るまでは…って感じたのも、正直なところか (^^;)
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そんなレースの画像】
次回…前後の小ネタに続く (^^;)