2年間ほったらかしにしてたので当時何を考えてたかを思い出すために過去のブログを読んでいるとどうやらN1エンジンのバルタイについて気にしていたようです。
で、新しいエンジンはN1カムでのコマずらしと同様の効果を狙ってIN15°進めて/EX15°遅らせようと思っているのですが、しかしこれだと上は7000回転も回るかどうか。
ポンカムタイプRでバルタイを探っていたときにEX側のバルタイを遅らせて発生したノッキングですが、当時はこれは本当にノッキングなんだろうか?と疑っていました。しかし粗悪ガソリンを入れノックレベルは変化し、またEXのバルタイを戻すとノッキングの発生回転数は上がるという変化はありましたので何がしかこれまでは起きていなかったことが起きてはいたのだと思います。
これが原因かどうかもハッキリしませんがしっかりエンジンもブローしたことですし、アレが本当にノッキングだったとするのならば、ノッキングの発生した原因は1次排圧の上昇で未燃焼のガスが燃焼室に入りずらくなり燃焼室が混合気で満たされる前にバルブなりスキッシュなりのポイントで点火前に燃焼したのかもしれません。
仮に疑惑のノッキングが僕の車だけに起こるものではない、とすると燃焼室の形状を変更できないN1耐久の場合、対策するにはノッキングしないところまでしか回さない、ってことになるんでしょうか。
N1耐久のRB26は6000回転とか7000回転ぐらいまでしか使わなかったという記述をネットで見かけましたが、どうせ7000回転しか回せないのならIN側もガバっと15°ぐらい進めて重いN1タービンを下から回し、トルクを稼いで7000手前でシフトアップするしか方法がないのか、とも思います。
当時の僕が試してみるべきだったのはまずブースト圧1.2から1ぐらいに下げてノックレベルがどう変化するかを見てみることでしたがまるっきり気づきませんでした。
グループAでも常用8000回転、追い抜き時のみ8400回転だったらしいのでノーマルエンジンに8000回転は荷が重すぎたってふうに飲み込めなくもないですが、しかしポンカムにN1タービンなんてごくありふれた仕様の上にブーストも1.2キロなんかで本当にこんなことが起きるのか。未だ疑問です。
※6/21追記
原因わかりました。っていうか2年前もたぶんノイズって結論は出てたので今更ですが、東名パワードのHPに思いっきり書いてありました。
■以下東名パワード
「純正ノックセンサーは、ノーマルエンジン(エンジンルーム)で発生するノッキング周波数を検出するため、チューニングによって増加するノッキング以外の周波数を拾ってしまう可能性があります。
点火時期を変更する場合は、エンジン(インテーク側ブロック上部付近)にマイクを取り付け、アンプを通し、ヘッドホンスピーカーでノッキング判定をしてください。」
エンジンブローの原因はたぶん6番の熱溜まりの線が濃厚と思われます。
Posted at 2014/05/27 22:11:32 | |
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エンジン復活への道。 | 日記