金が無いなら車に乗らなきゃ良いじゃん。
>深夜に説教です。
実は明日から出国なのでその準備をしていると、
私が滅多に使わないが必要であるから借りている駐車場に見知らぬ車が止まっている。
滅多に使わないが我が家の車が勢ぞろいした時は必要となるから借りれおり、
滅多に使わないから自宅からは少し遠い場所に借りている。
頻度は1ヶ月に1回使えば良い方である。
暫らく国外に行ってしまうので、家の前の駐車場を空ける為に車を移動させたのだが、
見知らぬ車が止まっているので私の車が止める事が出来ない。
ハッキリ行ってムカつく。
私の借りている駐車場の構造的に見知らぬ車の前に止めても、
他の車の出し入れには支障が無いので、取り敢えず、その車の前に止めて考えをまとめる。
契約者以外の車が止まっているから要するに不法な駐車である。
さて、どう対処すべきか。
1.ムカつくから取り敢えず見知らぬ車に蹴りを入れてボディーを凹ます。
2.自宅よりペンキを持ってきて車のボディーに不法駐車お断りと塗装する。
3.ジャッキとレンチを持ってきて、タイヤを取り外し動けなくする。
4.後輩に電話してレッカーで強制的に移動。
5.見知らぬ車の前に私の車をべた付けして出せなくする。
6.ナンバーの画像処理をせずにネットの晒し者にする。
7.警察を呼んで持ち主を呼び出す。
まぁ、警察官が来るまでの時間は必要だが自分に実害の少ない№6が妥当である。
№1と№2と№3は気持ち的にはやりたいのだが、
不法駐車をしているからって見知らぬ車を傷つけても良いと云う法律は無い訳であり、
それをやった時には私も同類となってしまうので当然ではあるが不可。
№4はリアルにやりたかったが、後輩に借りを作るのもアレだし、
強制的に移動させたところで、見知らぬ車をどこに持っていくかで悩む。
№5はかなりのナイスアイディアである。
どうせ明日から1ヶ月くらいは海外に行ってしまうのでやったら困るのは見知らぬ車の持ち主。
相手の車に私の連絡先の紙だけ置いて相手の連絡を待ち、
海外で『私、今海外で年末まで不在なので車動かせません。』っとやるのも面白そうと思ったが、
見知らぬ車の持ち主が無理やり車を出して私の車に傷つけられるのは嫌だし、
そんな止め方をして駐車場の大家に目撃された時、私の印象が悪くなるので不可。
№6は、まぁ、店員を土下座させてネットにUPとかは昨今の流行であるが、
やっぱり、大人としての対応では無いかと思うので№7に決定である。
そして、相手に在る意味で私の性質の悪さを知らしめてやる。
物事を論理的に考えて相手の逃げ道を一切無くしてしまう性質の悪さは仲間内では不評です。
取り敢えず、緊急通報ではないので所轄の警察に電話する。
立て込んでいるので少し時間がかかるとの事であったが、30分程度で来てくれた。
警察には自分の味方になって貰わなくてはならないのでその準備はしてあった。
駐車場の契約書と毎月の駐車料金支払いを証明する為の貯金通帳。
コレで、詰まらないご近所同士の揉め事ではなく自分の正当性をアピールする。
そして、明日の朝から海外出張で今から準備をしなくてはならないのにこの事態と話をして、
何とか相手を呼び出してくれと嘆願する。
まぁ、警察の方も私が困っているのを理解してくれて最大限の事をしてくれた事に感謝である。
取り敢えずナンバーより自宅への連絡を署よりしてくれました。
昼間であれば拡声器で呼び出す事も出来るが深夜だからと申し訳無さそうな顔をしていた。
私も深夜と云う時間は理解しているので気にしていないと云うしかなかった。
連絡が取れなかった場合はどうしようかと話していた。
翌日の朝08時過ぎに来て拡声器で呼び出すしか無いのではと云う結論に至る。
当然、云われるかと思いましたが警察は民事不介入ですが相手にはどうしますかと聞かれた。
私としては『そんなの、相手の出方ですよね。』としか考えていない。
数分後、見知らぬ車の持ち主が走ってきた。
私は内心では怒っているが、気持ち的には至って冷静。
こう云う時に感情的に突っ走ったら相手も感情的に逆切れするかもしれないし、
世の中で一番怖いのは、笑いながら怒る事である。
そんな訳で相手には笑顔でありながら私は怒ってますと云う事をアピール。
年齢的には20~30代。
年齢が非常に分かり難い顔付きであった。
相手がする事は『ごめんなさい。』とか『この度はご迷惑かけました。』とか謝るだけ。
謝るだけの相手は反省していないと私は思っている訳であり、
『謝るだけじゃなく、加害者として何が出来るんだ???』っと冷たく言い放つ。
良く云う言葉だと『御免で済んだら警察要らない。』である。
それでも『ごめんなさい。』と云うか黙り込む相手に嫌気が差したので私からの質問攻め。
・ここはお前の駐車場か???
⇒違います。
・どうせ、誰も契約していないと思ってずっと使ってるんだろ???
⇒はい、申し訳ございません。
・私は滅多に使わなくても必要だからお金を毎月支払って契約しているんだぞ???
⇒申し訳ござません。
・こんな事をしなければ警察を呼ぶ必要もなく、無駄な税金を使う必要はなかったんだそ???
⇒申し訳ございません。
・謝るだけじゃなくて自分の意見を云え。
⇒申し訳ございません。
そんなこんなで謝るだけで埒が明かないので、一番、キツイ言葉を云ってやった。
『この落とし前、どうつけるんだ???』
私が云われれば解決方法が一番難しいと思う。
だって、相手がこうすれば許してやると云う訳ではなく、
どうやったら許されるか自分で相手の気持ちを考えて行動しなくてはならないからね。
当然、頭の悪そうな奴だったから黙り込んじゃったけどね。
全く、日本は東京オリンピックで『おもてなし』って言葉が流行っているけど、
こう云う時は『おとしまえ』が当然であると思うのだが…。
コレじゃぁ、人間として失格だね。
運転免許を取得する時に人間としての資質も検査した方が良いんじゃないのかなぁって思う。
そこからは私の誘導尋問。
結論としては金品か態度しかない訳であり、私も振り上げた拳を落とす所が必要な訳である。
出来れば落とし前の方法は私から云う事は避けたかった。
何故ならと云うとそれは自発的でないと云う事は強要になるかもしれないからである。
しかし、明日からの海外出張の準備もあるし、
警察官もこの寒い中、事の行く末を見守ってくれている。
『言葉なんていくらでも云えるから信用は出来ない。何か態度で示せ。』
っと云うが、黙り込む。
本当に頭の中身が無い奴だ。
自分の犯してしまった事に対して責任を取るのは大人としての責務だぞ。
仕方が無いから、
こう云う場合は罰金とか政治家であれば辞職とか高校生だと丸坊主だと云うが話は進展しない。
私なら現金だったら3万円くらい包むと思うし、
態度であれば、流行の土下座や丸坊主くらいが良いんじゃないのかなぁって思うが…。
流石にヤクザみたいに小指を詰めますと云ったら止めるが…。
そこから更に問い詰めて駐車料金をお支払いしますと云う話にまとまった。
さて、話がまとまったから家に帰ろうかと思ったら相手からの質問が…。
『1か月分の駐車料金はいくらですか???』っと。
もう、溜め息しか出なかった。
こいつ、私が1ヶ月の駐車料金が100万円だといったら100万円支払う気か???
『もう、面倒なので、
貴方が千円と思えば千円で結構ですので貴方の考えで払ってください。』
っと云ったのだが、黙り込んで私の方を見て助けを求めている感じであった。
世の中、嫌な奴程、得をする世の中であると思う瞬間である。
先に書いたとおり、私だったら迷惑料込みで3万円くらいが社会通念上の価格かと思っているので、
何も云わずにその金額にするが、
謝罪の言葉を云って反省している様にして、
実は自分自身では何かを考えて行動を出来な大馬鹿者には分からない様である。
今の日本は資本主義社会であり方程式の様にして社会が成り立っている。
物事を論理的に考えれば自ずと答えが導き出されるはずなのに、
答えを人に求めて自分では出そうとしないからダメなんだよね。
見知らぬ人にこれ以上の人としての何かを求めるのは無意味と悟り、
『1ヶ月の駐車料金は7,500円だ。』っと正直な金額を云って終了。
どうやら、相手には7,500円は大金の様で入っていないから振り込みますとの事。
もう、付き合いきれないから好きにしてくれと思いながら自宅に帰宅。
私は滅多に使わない駐車場は無駄であるに違いないが、
路上駐車とか知らない人の土地とかに止めて迷惑をかけたくないから借りている。
ルール違反を犯している時に何かあった時は自分の主張が通らない事も嫌だからである。
当然、それに見合うだけの収入があるからであり、
収入を減らさない為にも文句は云っているが仕事での成果を出している。
滅多には使わないが必要である駐車場を借りる程の収入がなければ、
車は乗らなければと思う。
身の丈と云う事柄をもう少し考えて欲しいと思う今日この頃。
相手には私だった事は在る意味でのラッキーではなかったのでしょうか???
私が悪くならない為にではあるが車に危害を加えず、
私の車で前を封鎖して駐車場から出れなくする案も、
相手の事を考えた訳ではないが結果的にはやらなかった。
ムカつくからと云って相手を殴れば私は傷害の加害者となってしまうので、
手は一切に出さないので身体的には痛みなし。
迷惑料も弱みに付け込み無謀な金額ではなく、しかも相手任せ。
世の中、常識の通じない頭の変な人が多いのでもう少し考えて行動すべきなのでしょうが、
見知らぬ相手がどこでどんなトラブルに巻き込まれて、
極論を云えば殺されても心は痛まないので私には関係の無い話であるかもしれないが、
ただ、私からの説教が良い人生勉強で変わってくれる事を願う。