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生まれて始めて知る事実。



>電池が入っているんだね。





そこそこの長さの人生を歩んできたが、

生まれて初めてソーラータイプの電卓に電池が入っている事を知りましたよ。

全く持って、驚愕の事実だね。

今までソーラー発電だから半永久的とは云わないが、

数十年は使えるかと思っていたのだが、それはどうやら誤りであった。

最近、仕事で使っている電卓であるが、

液晶に数字が表示されない事が多くなってきた。

そんな時は携帯やPCの電卓機能で代用しておりましたが、

流石に不便を感じ始めたので、重い腰を上げる事にした。

根本的にはソーラー発電だから、

電源供給部のソーラーパネル、

若しくはその近辺の配線が壊れたのかなぁって考えた。

電卓の値段的に買い替えても良かったのですが、

日本人的発想では全ての物に八百万の神が宿るとなるので、

分解して調査する事にしました。



自分が愛用している電卓はCanonのLS-10TSと云う電卓だ。

新入社員の頃、出先で電卓が必要であったが、

会社から持ち出すのを忘れてしまい、

コンビニで慌てて買った記憶がある思い出の一品。

裏側の小ねじを1個外すだけで簡単に分解できます。



電卓の内部を良く観察するまでも無く、

電卓内にボタン電池が設置されている事を発見。

ん???

ボタン電池???

ソーラーパネルの電源で駆動しているんじゃないのかと思っていたが、

ネットを調べると、

『TWO　WAY　POWER』とか『ツイン電源搭載』とか『ツインパワー』、

要するに電池とソーラーの2系統電源の商品ばかりであった。

どうやら、電池でメイン駆動させてソーラーを補助として、

電池の消費量を押さえる仕組みの様だ。

今回はボタン電池がダメになったので起動しなくなったと云う結論。



そんな訳でエディオンでボタン電池を買ってきて電池交換。

古いボタン電池は若干であるが液漏れしていたので、

基盤掃除後に新しい電池の挿入である。

う～ん、ばっちり。

元通り完璧に使える様になりました♪

購入した電池はパナソニックのLR1130Pで162円。

電卓は500円程度で買えるから交換する手間を考えたら新品の電卓を買っても良いのだが、

使える物を買い換えるのも冒頭にも記載したが八百万の神的な考え方に反しますし、

この様な修理は決して嫌いではないので、修理して使えるだけ使いたいと思います。

コレでまだ10年は使えるかなぁ～。