ブローバイガスによるエアクリーナーの汚染を対策するの巻。

サンバーのブローバイホースの接続箇所を画像の場所にしてみた。

サンバーのブローバイガスですが、ブローバイホースの接続位置がエアクリーナーの前なのでエアクリーナーが『湿式だったっけ???』っと思う程に汚れてしまう。何かしらの狙いがあってこの様な位置にブローバイホースを接続しているかとは思うが、前々から対策を考えていた次第である。

そして、エアクリーナーをブリッツのアドバンスパワーエアクリーナーを取付けるにあたって、事前準備としてブローバイホースの接続位置を変更した。

ブローバイホースを接続する為の部品として日東工器の迅速流体継手カプラ『ハイカプラ 30PM 鋼鉄』を用意します。

普通はソケットを差し込みますが、今回はサイズが丁度良かったのでブローバイホースを差し込む事にしました。そして、エアクリーナーからスロットルバルブを繋ぐインテークに穴を開けて中からナットで固定する予定であるが、ねじサイズがR3/8(おねじ)と管用テーパおねじ規格でナットは存在しないと思われるので、ねじ山側は加工して使います。

旋盤で元々のねじ山側を削る。φ14㎜まで径を落とします。そして、M14-P2.0のダイスでねじを立ててプラグの加工は完了。

そして、プラグを取付ける為にドリルでインテークに穴を開けます。

少し小さ目にφ13㎜程度の穴を開けました。

ねじ山を加工したプラグをねじ込みます。

少し小さ目に穴を開けたので、内側からナットで固定しなくても良いと思える程にがっつりと喰い付きましたが、念の為に内側からナットで固定をします。

スーパービバホーム長久手店でM14-P2.0のナットを購入。

パイプなので弧を描いている面に対して平らなナットで締め込むのでインテークが少し変形しますが、弾力性に富む材質なので問題は無いでしょう。

ナットは1個、20円でした。

そして、来週にはアドバンスパワーエアクリーナーに交換するのでお役目ご免となってしまうが、ブローバイの油分と埃で汚れた純正エアクリーナーBOXが見るに堪え難かったので、ついついであるが洗剤で洗浄してしまいました。

油まみれの純正エアクリーナーは社外品に交換予定であり、それまでの我慢なのでそのまま装着。

エアクリーナーBOXを装着して元の姿に戻します。

他の配管への干渉は無さそうなので、カプラーの取付けは良好である。

そしてブローバイホースをカプラーに装着。

取付けたカプラーに対して純正のブローバーホースは少し短めでぱつんぱつんだったので長めのホースに交換するかもしれません。

これで、次回の社外剥き出しタイプのエアクリーナー交換への準備は完了である。

対策時の走行距離は56,080㎞でした。