プラグを変える

スパークプラグである。
あまりお金をかけずにやれることなど限られているNA車である。そんな中スパークプラグは数少ないお手軽メニューの一つである。
で、変えるならNGKのPremium RXと決めていた。先代通勤車オプティでは排気管に穴を開けたプラグである。まぁもちろん錆びていたからであるが、それまでなんとか保っていたものが一発で逝ってしまったのはリアルな事実である。

しかし、メーカーの適応では純正プラグ以外は使えそうにない雰囲気である。雰囲気というのはまだ適応が出ていないので近い車種の姉妹エンジン車などからの類推しかないから。というわけで断念していた。だいいち、現物のプラグを見ようと思ったら、一般的な16mmのプラグレンチが入らない。14mmじゃないですか。という時点で現物確認すら断念していた。
・・・のだが、いろいろと情報を探ってサイズ等を細かくチェックしていくと、ギャップが若干異なるもののその他のサイズの合うものがあることがわかった。というわけで、14mmのプラグソケットとPremium RX×３本を購入。

純正はCHAMPIONの標準タイプのプラグだった。情報通り、六角14mm、12mmネジ、ロングリーチのプラグ。Premium RXは品番LKAR7ARX-11P。並べて見比べると若干ギャップが大きめ。ですが、細径中心電極＆高性能プラグということもあり、この程度ならむしろいいのではないかとの判断でそのままのギャップで下手に調整せずに使用する。

交換してエンジンを始動する。軽くかかる。振動が少なめで静かです。これだけでもフィーリングがいい。問題はなさげです。
エンジンルームに蓋して片付けてからひとっ走り。
音が静か、振動も静か、動きが滑らか、です。広めのギャップは今回は正解のようです。
低回転での力強さというか粘り強さが増しました。Uターン等のきつめのコーナーの立ち上がりでは２速ではもたつき途中で結局１速への変速を余儀なくされて仕方なかったのが、鋭くはないもののそのまま立ち上がれるようになりました。１速と２速が離れていて使いにくいということもあって乗りにくいシチュエーションではありますが、街乗りで１速まで落とすのもねぇ。。と思っていたのでまぁこの性能アップはありがたいです。
変化は確実に体感できますが、今のところメリットは感じますがデメリットは感じません。費用対効果は抜群に良いと思います。というか、比較すると価格が高い以外のデメリットはないと思っています。（とは言っても３本で6000円以下でしたので高いとは感じませんがね）

トゥインゴいじりはこの辺りで打ち止めかな。あとは冬用タイヤとエアフィルターを含めた消耗品交換をマメにやるくらいですかね。