MOTUL J-01 Street 5W-40  

長年の歴史を誇るオイルメーカーMOTUL社のエンジンオイル、J01　STREETです。
レースのスポンサー等や富士重工業との共同開発したオイルなどもありお馴染みの方、名前は知っている方も多いメーカーの一つではないでしょうか。
最近になって量販店に陳列されることも多くなり交換出来る機会が増えたのも有りがたい要素です。
お値段はソコソコ普通？けれども純正オイルから見れば高い部類なので交換はお好みや興味本位が優先されることでしょう。

１００％化学合成油で安定した性能を発揮します。
国際オイル規格のAPI　SNも取得していますので安心感もあります。
使用した感じは前のオイル等の比較になっていくのですが、アクセルを踏んだ時に「ぐぐっ」と力強く加速してくれます。
「すぃ～」と気持ちよく加速していくのとは違った感覚で硬さ重さ共に安心感がありました。
特にその辺りの感覚を気にされる方には良いオイルでしょう。

参考に計測器のデータによれば、油温上昇は７０度までは上昇早めですが、そこから鈍化し８０度からは非常に緩やかな温度変化となります。
走行時の安定油温は約８８度で低めに推移し、渋滞時でも約９８度と１００度までいきません。
高速道路等の走行時でも１００ｋｍ/ｈでずっと走行していても油温は９０度から変化しませんでした。
反面、坂道などの低負荷時でも油温が下がったりしないので安定しているオイルと言うべきかもしれません。
オイル自体に特徴があるのか、温度が安定してくるまでには結構な時間が掛かり、アイドリングも若干不安定になる場合があるようです。

油圧に関してのデータでは、始動時は約７．０ｋPa、上安定時で約６．４ｋPa、下安定時は約２．０ｋPaとなっていました。
油圧も油温と同じく安定してくるまでは時間が掛かり、エンジン回転数等にバラつきが出るようです。
特段な数値ではなく、他のメーカーと同じような数値を示しているようでした。

スバル車に乗っているならば一度は使ってみたいオイルメーカーでしたので交換したということに満足感が得られますし、使用した安心感は良いものです。
劣化具合は次の交換以降になるのでしょうけど、個人的にもう一度使ってみたいオイルリストの仲間入りを果たしています(´・ω・)ゞ

因みに交換店舗での工賃は５００円と言う良心的価格でした。