スバル(純正) spec C用アルミボンネット  

スバルから純正部品として通常は販売していない補修部品扱いで注文出来る、GRBスペックC用アルミボンネットです。
通常のGH８やGR、GVのボンネットはスチール製ですが、スペックC用ではフロント軽量化の観点からアルミ製へと変更されていて、今回発注したのはこの商品。
既に部品流用されている方も居られますので既存かもしれませんが、GHとGRの外見上の違いはブリスターフェンダーを搭載する外側が主だった点なので、中心部分の部品は大概流用可能。
即ちボンネットも問題なく取り付け可能です。

軽量化の効果として、スチール製は２０キロの重量がアルミ製では半分の１０キロになります。
カーボンボンネットとは違い純正採用なだけあってボンネットピン等の加工を要さなくても問題なく使用可能なのが利点です。
メイン画像は裏側のものですが、導風部などはGRなどとはインタークーラーの大きさが異なることも有りそのまま再利用となります。
ただし外側の断熱材などは最初から取り付け穴が存在しないので処分になり、騒音の増大が懸念されます。
また油圧ステーもスチール製のままでは開く力が強すぎるのでアルミ製用の力を抑えた専用品が必要となります。
フードグリル部分は品番が同じになっており流用可能ですので、そのまま使うか新品にするかは当人次第です。
価格はボンネット単体（数年前より原材料費値上がり中）になっており、油圧ステーは８８００円×２個、フードグリルは１２９００円です。
補修部品で取り寄せるので塗装が施されていませんから別途塗装代が必要となります。
一例ですが、画像の色はクリスタルブラックシリカへ裏表両方を塗装して４３２００円でした。

交換した感想として走りが軽くなったと感じ、特に出足が今までよりスッと出てくれます。
カーブを曲がっていくときも通常のハンドル操作ではアンダーステア気味に曲がっていくのでかなり余裕を持って進めます。
連続するカーブなどでも小気味良く走っていけるので軽量化して良かったと思いました。

難点は金額が合計でかなり掛かることと、本体が軽いので今までより閉まりにくくなることが挙げられます。
（強めにバシバシ閉める様は心によくない）
またスペックCではインタークーラーウォータースプレイが搭載されているワケですが、GH用は当然ありませんのでその部分だけにネジがあるとか若干の寂しさが残ることも。

以上、長々書きましたが全て含めてこの部品には大変満足しております。